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第19回目その2 宿題の踊り

2009.06.29 03:18  レッスン日記

さて、そのつぎは次の課題、「妖精の踊りのテーマ」(パガニーニ)です。

 これ、弾き方が良くわかりません。とてもパガニーニとは思えないような簡単な楽譜になっていますが、そのまま機械的に弾いたら面白くもなんともないでしょう。でも、だからといって変な弾き方をするとしかられてしまいそうです。

 パガニーニの元の曲はジュスマイヤー(モーツアルトの弟子でレクイエムを補筆完成させた人)作曲のバレエ、「ベネヴェントのくるみの木」の主題による変奏曲、となっていてずっと長く、鈴木教本に出てくる編曲は本当にごく一部のテーマの部分だけをつなげて作ってあります。何しろそこだけ取り出した曲なので、雰囲気もなにもありません。ひたすら、ギーコギーコギ、という繰り返しをしっかり弾き、あとは三連符による分散和音をきちんと響かせる、ということくらいです。
Witchesdance1.jpg
 が、これが難しい。最初のたーり、らーり、りのところはシューマンで出てきた付点八分音符と十六分音符の組み合わせX2の構造ですから、多分師匠はそういう風にやれ、とおっしゃるに違いない、とは思うものの、これは最初のたーりと降りてくるところはファ ミレとダウンにつづいて ダウンアップですが、次のところのドレはアップダウンなので意外と難しいのです。

 しかもシューマンのときはこの組合せが一回づつだったため、思いっきりやっても何とか大丈夫だったのですが、今回は2回続きますのでその分を考えて弾かなければなりません。一回でもやっかいなのにこれは大変です。

 それから、三連符での分散和音によるアルペジオ。まずきちんと音程をとるのが結構面倒です。時々臨時記号までついていますから、油断はできません。

 たーり、らーり、りのところを少し粘っこく弾いていたら、つづく三連符が上手くいきません。特に曲の最後のところでソラシであがってから、ファラソ、ファミレ、ドシラと下ってくるところ。指がばたばたしないようにきちんと抑えること。
Witchesdance2.jpg
 それから、2と3の指、とくに2の指の音程は臨時記号をよくみて確認すること、が師匠からの指摘です。「このあたりの音程、最初にきちんと押さえてあとは指を離していくだけにしないとダメです。これから先もずっとでてきますから、ここいらでキチンと弾けるようになってください。ようやくこのあたりからクラシックらしくなってきましたね。」とのこと。また前途は多難そうです。

 この指がバタバタする、というのはかつてピアノを弾いていた名残です。ピアノはいちいち鍵盤をたたかないと音が出ないため、音が変るたびに指を動かす癖が付いているのです。もうピアノをやめてから30年以上たちますが、幼い頃についた癖とは恐ろしいものです。

 ひとしきり弾くときの注意を受けてから、もう一度さっと(というか、こけつまろびつしながら)通し終わったと頃で今日のレッスンもようやく終了です。幸い、譜読みで間違っていたところはありませんでした。

 うーん、という顔をしていたら「一週間に1曲ではなくって、2週間で1曲でもいいですよ。」と師匠。

 「でも、いずれ近いうちに絶対一週間でできない曲に突入しますので、それまではできるだけやってきます。」というと師匠は笑って何もおっしゃりませんでした。

レッスンの記録:
第19回目(5/23) 第7番 ふたりのてき弾兵(シューマン)
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タグ : 鈴木第2巻 妖精の踊り

テーマ : バイオリン - ジャンル : 音楽

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第19回目 二人のてき弾兵 2009.05.23

2009.06.26 23:48  レッスン日記

急に夏のように気温が上がりました。本日は懸案のシューマンです。レッスンに通う前に何度か練習したのですが、どうも前回指摘されたようなところが今ひとつきれいに決まりません。

 いつもミュートをつけて練習をしているので仕方がないのですが、どうも音の響きがよくなく、レッスンに出かける直前に30分ほど久しぶりにミュートなしで練習してみると音が汚いことおびただしく、また、何箇所かで指が上手く回っていないことが判明しました。しかし、もう時間切れなのでどうしようもありません。夏のような日差しの中、とぼとぼとレッスンに向かいました。

 今日は前の方がお休みだったようで、師匠はご自分の勉強をされていたようです。譜面台にはサラサーテが。「ああ、この曲きれいですね。難しそうですけど。」というと師匠が照れ笑いされていました。

 早速のシューマンですが・・・やはり恐れていたとおり、家で弾いたのよりぐっと出来が悪く、ガタガタです。第一、非常に貧相な、なんだか針金を弾いているような音がしてしまい、がっかりです。

 師匠もちょっと渋い顔。「えっと、この間言った付点八分音符と十六分音符のつながりは予想より良くできてますねぇ。」あの、「予想より」というのは多分そのとおりですけどね、師匠。と、こちらも苦笑せざるを得ません。

 音符はきちんと最後まで弾ききるように、とのご指摘もいただきました。きちんと拍子をとって音の長さを確認しながら弾くように、とのこと。これ、自分でもわかってはいるのですが、特にレッスンの最初に師匠の前で弾くときはどうしても緊張するのか弓が上ずったり、指が走ったりしてしまうため、このように聞こえるのです。少し気をつけて弾くとこの部分はOKとなりました。

 途中で出てくるA線でCをとってD線のGに八分音符でつなげるスラーがなぜか上手くいきません。というか、これ、次のD線でとるAの音が不安で弓が上手く運べないのです。
grenadier2.jpg
 それから、ダウン、ダウンで同じ音が続くところはきちんと円を描くように弓をかえし、弓元から弾くように、とのこと。「せっかくいい音がでる部分を使わずに弓先ばかりで弾いていますよ。」とのご指摘です。

 何度かやり直しているうちに前半はまあまあ、ということになりました。が、ラ・マルセイエーズのメロディが出てくる後半部分は今ひとつです。ここを集中的に指導していただきます。フォルテで弾くとどうしても右手に力が入ってしまい、弓が上手く動きません。

 また、E線でAをとってからラーファレ、ラーファレと繰り返し降りてくるところでは、E線のラとA線のレを3の指で同時に押さえて弾くように言われますが、これがなかなかできず、10分ぐらいああでもない、こうでもない、と繰り返しました。
grenadier3.jpg
 いえ、押さえるのはいいのですが、ラ→レの間にファが入るので3の指を離してまた同じところに下ろすのができないのです。うーん。「女性だと指が細くてできない人も居るのですが、これできると随分弾きやすくなりますよ。」と師匠。今のところかえって弾きにくいんですけど、「まあ、将来できるように練習してください。」というところで一応パス。

 最後に最初から通して弾きますが、これがなかなか難しく3回ほどやりなおしてようやくOKとなりました。いつも師匠は「オッケー」と軽く言ってくださるのですが、今回はいつにも増してちょっとためらいがちの様でした・・・

 長くなったので次の課題は別記事で・・・(つづく)

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ヴァイオリンのケース

2009.06.25 07:20  マイ・ヴァイオリン

マイ・ヴァイオリンは以前書いたとおり、ネットで購入したルーマニア製のグリガです。が、アメリカから送られてくる際につけてもらったヴァイオリンケース、これがかさばる割りにどうも今ひとつなのです。

 まあ、ケースなんだからどうだっていいや、と思っていたのですが、あるレッスンの日、ケースをぶら下げて地下鉄の駅に向かって歩いているとどうも持っている手に違和感を感じました。みるとケースについている取っ手がとれかかっています。このケース、中国製の安物のようで取っ手のちょうつがい部分がずれ、力がかかって取っ手をボディに止めているネジごとはずれてしまっていたのでした。とりあえず背中に背負うためのストラップをもって当日はしのぎ、その後曲がっていた金具を直し、ネジをつけ木工用ボンドで修理して使っていました。

 しかし、さすがに雨漏りはしないものの、これから梅雨にかけてまたケースが壊れてしまっても困ります。いったん気になり出すと気になりますので、街を歩いていてヴァイオリンケースを肩にかけた方を見かけるとどうしてもそちらを見てしまいます。

 またしてもネットでいろいろ調べたところ、ヴァイオリンのケースにもピンキリがあり、高価なものは10万円以上もしますし、他方でグリガについてきたのと同じように安いケースもあるようです。一応そこそこしっかりしたものとしては、大手メーカー品で大体定価が4万円強が相場のようでした。

 なお、ケースは楽器の形、いわゆるひょうたん型や某TVドラマで一気に有名になったグラスファイバー製のものではなく、楽譜やその他付属品も持ち運べるような角型ケースに絞りました。何しろ格好も大事ですけど、多少大きく重くともいろんなものが入るのが一番だからです。
 
 で、この角型ケースにもいろいろあって、「おお、いいなぁ」と思うものはイタリア製のムサフィアだったりしますが、しっかり作ってある反面、3キロ以上と重く、何より価格が半端ではありません。

 ン百万円の楽器なら20万くらいのケースに入れてもおかしくありませんが、10数万円の楽器と10万円を超えるケースでは一体ヴァイオリンを持ち歩いているのかケースを運んでいるのかどちらか判らなくなります。ま、ムサフィアは将来、宝くじが当たっていいヴァイオリンに買い換えるときに取っておくとして、もう少し現実的な方向で探すことにしました。

 いろいろ見ていると、安いケースでもそこそこ大丈夫そうなのですが何となく「格好から入る大人のヴァイオリン初心者」が持つには、やはり名前が通ったメーカーのケースが安心できそうです。(いえ、単なるミーハーです)

 あちこちの楽器屋さんで実物を眺めたり、ネットで検索した結果判ったのは、最近は発泡樹脂をつかった軽いケースが人気があること、大きく分けて軽い(2キロ以下)のケースを作っているのは3社ほどあること、等々です。

 価格的には大体4万円前後とそれほど大きな差はありません。で、検討の対象に残ったのは日本製(東洋ケース)、韓国製(その名もスーパーライト)、ドイツ製(Gewa)の3つです。

 楽器屋さんの話ではこの3者に大きな違いはなく、好みの問題だということ。いろいろ検索してみると東洋ケースはキャンペーン中でかなり安く手に入りそうでしたが、ケースを横にしてショルダーバッグのように肩からぶら下げたいので、この点でストラップの構造が唯一違うこのケースは対象外となりました。

 で、残る二つ。韓国製のケースの方が小物入れや湿度計などついていて便利そうなのは確かです。でも未だに戦前のライカで写真を撮り、ペリカンとモンブランの万年筆の愛用者としてはどうしてもこの「ドイツ製」というのに弱いのです。実際、結構しっかりした作りですし、しおりに書いてある「...handmade in Germany」の文字が泣かせます(←単なるアホです)。

 というわけで、「駒が高いので替えてほしい」だの「松脂落として割ってしまった」だのちょくちょく駆け込み寺的にお世話になっている弦楽器屋さんで購入しました。Gewaのストラト・オブロングというモデルで重さは2キロを少し切るくらいです。


Gewa Strato Violin Case
 
 まあネットで検索して買えばさらにお安い訳なのですが、今後ともお世話になることも多いだろう楽器屋さんから購入しました。

 色はちょうど在庫があったブラウンで内側も落ち着いたベージュでなかなか高級感があります。
 
なんだかケースを変えただけで急にヴァイオリンが弾けるような気がしてくるのは不思議です。ケースに負けないようにしっかり練習しないとマズイです。












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第18回目 ブーレ 2009.05.16

2009.06.24 23:06  レッスン日記

毎年この時期に、職場で健康診断があるのですが、これ、どういう訳か受ける度に体調が崩れてしまいます。まあ、大抵一週間ぐらいぐだぐだしているだけなのですが、今年はガッツリ風邪を引いてしまいました。

 健康診断があったのが木曜日。その日の夜からダウンして金曜日一日寝ていたらようやく起き出せるようになりました。

 さすがにその間はヴァイオリンの練習もできず、ようやく土曜日のレッスンの直前に少しさらっただけでレッスンに突入です。うーん、本当は休んだ方がよかったのかもしれませんが、一応熱も下がって大丈夫なので練習不足はさておき出かけた次第です。
 
 師匠にお目にかかって開口一番「あのー、風邪を引いてしまったのであんまり近づくとうつってしまうかもしれません。」、というと師匠はにっこり笑っています。まあ、その恐れなし、といったところでしょう。
 
 早速宿題のブーレを弾きますが、やはり練習不足かあまり上手く行きません。それでも「いやぁ、随分よくなりましたね。いえ、上手く弾けてなくても、最初に弾くときの音が随分よくなりましたよ。指が回っていない中にもやっぱり進歩していますねぇ。」と、喜んで良いのやらどう反応すればいいのかよくわからないコメントをいただきました。

 主な指摘事項は、いつもとほとんど変わりませんが、ネックの根本に手のひらをつけない、スラーに注意。それから、暗譜するのは良いけれど、弓のアップ・ダウンもきちんと暗記すること。時々逆になっていたりする等々です。今日はどうも疲れているせいかダウンでおろしてくる4の指で弾く音がひっくり返ってしまいがちです。何度やってもこれは同じなので、師匠も根負けしてお情けでOKとなりました。
 
 次にニ短調の音階と分散和音。やっぱりE線の1で取るB♭が下がりきっていないのを修正される。そして同じく上のB♭は今度は下がりきっていない。「男の人は指が太いので3と4の指はツメを重ねるくらいに近づけて。今はまだ良いけど、ハイポジションになるとさらにくっつきますから。ちょっと痛いかもしれないけど・・・」と師匠自ら指を摘んでくっつけてくれました・・・のは、良いけれどどうやったって小指の方が薬指よりみじかいので重ねるのはちょっとやそっとでは出来そうもありません。まあ、これは今後の研究課題ということになりました。

 このあたりまででレッスン時間のちょうど半分くらい。残りは次の課題曲、シューマンの「二人の擲弾兵」です。この曲は古くはシャリアピンあたりの名録音がありますが、これをヴァイオリンで弾くのはちょっと無理があるのではないか、とは以前にも書いたとおりです。
 
 ともあれ、ギコギコと弾き始めますがすぐにストップがかかります。付点八分音符と十六分音符のスタッカートが上手くきまりません。

 練習方法として師匠から、後ろの十六分音符を次の音符と続けて弾くこと、として実際に弾いていただきました。Beiden Grenadier 大抵アップのスラーでつながっているので、弓を弦の上にのせて一気に引き上げ、すぐにダウンで返して次の音を弾く、というのを繰り返し練習し、それから最初の付点八分音符をつなげます。つまり右の譜例でいくと、レ、とやっておいてミファーを続けて弾く練習をする。それから両方をつなげる、といった具合です。

 書いているとややこしそうですが、やってみると単純ながらなかなか弓がきちんと止まりません。それからかなりアクセントが後ろにつくので力もいります。
 
 「似たような音型はよく出てくるので、しっかりと練習してくださいね。次の「妖精の踊り」も同じですから。」とさらっと次のパガニーニの出だしを弾く師匠。さすがに音の立ち上がりが違いますが、なぜかちょっといつもの師匠のヴァイオリンの音とは違っていたのが気になりました。あ、そんなことはもちろん師匠には言いませんでしたが。

 何度か繰り返して、全体を一度通したところで次の生徒さんがやってきたのでお開きとなりました。
 
 やはり調子が悪いとどうも上手く行かないものです。次のレッスンまでにはもう少しきっちり練習をしておかないと、ちとまずそうです。ま、これは毎度のことですけど(笑)

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第17回目 二本立て 2009.05.09

2009.06.23 00:11  レッスン日記

さて2週間ぶりのゴールデンウィーク明けのレッスン。結局この間に一泊二日で北京に出かけたりちょっとどたばたしましたが、比較的ゆっくり過ごせたGWでした。

 その間、時間的余裕があったのでゆっくり練習を続けました。課題は2曲。「ロング・ロング・アゴー」とブラームスの「ワルツ」です。

 まず、ロング・ロング・アゴー。最初のゆっくりしたパートは思いきり弓を使って響かせるように弾き、後半の変奏曲もスタッカートをできるだけ止めるように弾きました。

 「今日は随分いい音が出てますね。今までで一番いい音かもしれない。」などと師匠にほめられました。続く変奏曲の部分もそこそこ弾けていたようで、二回ほど弾いて合格となりました。

たいへんよくできました  と思ったら、師匠がピアノの上にあるペン立てをごそごそやっています。?という顔をしていたら、像のイラストと「たいへんよくできました」と書かれた小さなスタンプを楽譜に押していただきました。小学校以来ですね、こういうのをいただくのは(笑)

 さて、次のブラームス。これもゆっくりと弾くのですが、どうもスラーを意識しすぎて弓が細かく震えてしまいます。二回ほど弾いてなんとか落ち着いて弾けるようになりましたが、どうしてもA線の4でとるミの音がふらついてしまいます。師匠に言うと「それは弓の圧力とスピードがバランスとれていないから。元弓からフルスピードで弾いてみてください。」と言うことで何度か練習をしてOKをいただきました。

 それから、「これはちょっと高度なんですが・・・」とスラー付きのテヌート・スタッカートとスタッカートなしのスラー付きテヌートの違いについて説明していただきました。

 「スタッカートがついている方ははっきり音を短く切る。テヌート・スタッカートの方は音を軽く切る感じ。いずれの場合も2つの音符の中間で音がきっちり切れるように。両者の違いは切り方の違いです。」と言うことで何度か弾いてくださる。
BrahmsWaltz.jpg
 確かに音のつながり方が随分違う。自分でも何度か弾いてみて何となく感じが判ったところでもう一度全体を通して弾くが・・・やっぱりなんだか訳が判らなくなってしまう。うーん、さらに2度ほどゆっくり弾いたところ、「まあ、今のところはこんなところでいいでしょう。また出てきますから、気をつけておいてくださいね。」と言うことで合格となりました。

 さて、次の課題ですがヘンデルのブーレです。ブラームスのワルツがゆったりした弓使いできれいに移弦を響かせるのがテーマだったのに対し、こちらはすこしスピード感をもって軽やかに弾くことが要求されるようです。

 以前はひととおり師匠が弾いて見せてくださったのですが、最近は「予習してきてますよね?じゃあ、とりあえず弾いてみて。」というパターンが多くなっています。まあ、譜読み程度はもう少し先までやっているので、いつもの通り、おずおずと弾き始めます。

 この曲の課題としては強弱。譜面にはメゾフォルテだのメゾピアノだのの記号が書いてありますが、師匠に言わせると「最初のうちはピアノとフォルテの間でダイナミックに音量を変えたほうが練習になります。気にしないでピアノからフォルテまできちんとクレッシェンドをかけて弾いて。」とのこと。

 後はアウフタクト。実は途中で弓使いがどうしても逆になるので尋ねたら、「このパッセージはそれほど切る必要はないけれど、一応アウフタクトの曲なのでここまでがひとかたまり。だから最初はアップではじめてください。」とのこと。なるほど。というわけで2,3回ゆっくり弾いて見てそのほか音程が不安定なところなどを指摘される。いつものように「ゆっくりでいいですから、きれいな音が出るように練習してきてくださいね。」とのご指摘。
Hendelbourre.jpg
 いつものことですが、テクニック云々より「いかにヴァイオリンをきれいな音で響かせるか」に師匠の指導の中心があるようです。これは、CDなどで聴く美しいヴァイオリンの響きと自分の響きがあまりにもかけ離れていることに気がつくたびに落ち込む初心者にとってはとてもありがたいことです。

 常に美しい響きを意識しながら弾いているのと、とりあえず音を出しているのでは、そのうち実際に出せる音が変わってくる様な気がします。まだまだCDに聴く名演奏家、たとえばググリュミオーなどの演奏を聴くと同じ楽器を弾いているとはとても思えないのですが、少なくともそう信じたいところです。

 さて、これでおしまいかと思っていたら、師匠がうれしそうに「いつも予習してきますよね?だから次のところもちょっとコツだけ教えておきますね。」ということで新しい音階(ニ短調)の指の位置を教えていただく。

 要は、A線で弾く♭シ、E線でとるFナチュラルの押さえ方。「1の指をずっと倒してとってください。テープ貼ってもいいけど、なるべく増やしたくない(ちなみに私のヴァイオリンは第1ポジションの1と3の指の位置の2本のみ貼ってあります。2の指位置のテープは一度剥がれた後は省略)ので、耳で覚えてください。」

 うーん、一生懸命1の指を倒して低い音をとるのですが、「もう一寸低く。そして手の平全体は動かさないように。」と師匠が実演してくれるのですが、それでなくても最近腱鞘炎気味の人差し指が上手く動きません。

 何度か口を曲げながらやっていると師匠も苦笑いです。ああだ、こうだ、とやっているうちにちょうど時間となりました。

レッスンの記録
 第17回目(5/9)  第4番 ロング・ロング・アゴー(ベイリー)
             第5番 ワルツ(ブラームス)

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第16回目「狩人の合唱」 2009.04.25

2009.06.22 07:15  レッスン日記

さて、第2巻も順調な(?)滑り出しだったのですが、3曲目の「狩人の合唱」、これ、やっぱりなんか編曲が変な感じです。そこそこ練習はしたのですが、インテンポで弾くとどうしても最初の移弦が何度やってもしっくりきません。仕方が無いのでぐっとテンポを落として弾くことになりました。

 後は先週注意を受けたレドラレドラと下がってくるところ。どうしても2の指のドの音程がうわずってしまうので、きっちりと中指を薬指にくっつけて音程を低く確保するように弾くこと、と注意されました。

 あとは、うーん、スタッカートの切れ味が悪い。これ、前から何度も注意されていて判ってはいるのですが、スタッカートをきちんと止めようとすると弓がバウンドしてしまいあまり上手くありません。それでも部分的に何度か弾き直し、音程に注意しながらガシガシとフォルテで弾いたら何とか合格をいただきました。

 で、次回への課題です。「やっぱり連休なので2日はお休みにしましょう!」と師匠が力強くおっしゃるので、まあ、そうなってしまいました。やっぱり師匠には逆らえません(笑)。「で、2週間あるので次回までに『ロング・ロング・アゴー』とその次の『ワルツ』をやってきてくださいね。」とのこと。

 早速2曲の譜読みです。『ロング・ロング・アゴー』は1巻でもでてきましたが、あれはニ長調だったのに、今度はト長調とわざわざ一音ずらせてあります。また、後半の変奏曲がついていますので、前半をきれいに弾いた上で、後半もきちんと響かせなければなりません。これ、またしてもスタッカートが難しく、どうしても2音目のあとに響きが残ってしまいます。

 開放弦で何度か練習した後、ようやく感じがつかめてきましたがこれもイン・テンポだとズルズルと弓を引きずってしまいがちになりました。うーむ、結構難しいではないですか。

 その上、主旋律と変奏部分の音量バランスがうまくいかず、聞いていると何を弾いているのかよくわからなくなってしまいます。また例によって移弦する際には隣近所の弦が盛大に鳴っています。2週間あるとはいえ、なかなか課題は多そうです。

 次の曲、ブラームスの『ワルツ』。これはゆっくりとした曲ですが、それだけに移弦が難しく、スムーズに弾くのは結構やっかいそうでうす。さっと弾いてみた感じでは、特にA線の4でとるEの音から始まる部分ではどんなにゆっくりやっても弓が震えてしまい貧相な音がします。「ここは、ダウンでやるよりもアップにした方が音が安定するのですが」と言うと師匠は「でもここはダウンでしょう。きれいな音が出るよう努力してください。」とのこと。うーん、これも難しそうです。

 この曲、いつも聴いているのはティボーの演奏で、たいていはCDの復刻盤ですがたまにSPレコードを蓄音機で聴いています。蓄音機で聴くティボーの演奏は、柔らかく優雅で、何とも典雅な響きです。もちろん鈴木の教本にあるような簡単なバージョンではなく、装飾譜がついたりきちんとビブラートがかかったりしてはいますが、シンプルな楽譜のままできちんと響かせるだけでもそれらしく響かせる様になるにはとても時間がかかりそうです。

  2週間あると言っても、出張が入ったりする可能性もあるので実際どれだけ練習の時間がとれるか判りません。かくしてゴールデンウィークは『ロング・ロング・アゴー』とブラームスの『ワルツ』で過ごすことになりました。

  
ジャック・ティボー
   ジャック・ティボー小品集

 (ティボーの弾くブラームスの「ワルツ」は上のCDに入っています。が、私の持っているのは別のCDです。)
レッスンの記録
第16回目(4/25) 第3番 「狩人の合唱」

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調弦とスランプ? 第15回目 2009.04.19

2009.06.20 01:48  レッスン日記

前回のレッスン直後にちょっと仕事の関係でどたばたあり、結局週末はつぶれてしまいました。

 で、翌週は金曜日から出張。行き先はタイのリゾート地ですが、会議です。日曜日の夜中に帰ってくる予定が変更になり日曜日の朝戻ってきました。これならレッスン振り替えてもらえばよかった・・・とはいえ夜行便でへとへとに疲れたのでまったくヴァイオリンなど弾く気にもなりません。

 そして、次の週は結婚式が入ってしまい、またもやレッスンにいけませんでした。
 
 さすがに2週続けてお休みだとダメだ、ということで師匠に無理を言って振り替えレッスンをお願いしました。夕方だったのですがなぜか眠い。
 
 いつものように早速レッスンに突入ですが、ぜんぜん調子がでません。弓はガタガタ震えるし、音程もぼろぼろ。家で弾いていたときには考えられないような間違いの連続です。

 そもそも今日はヴァイオリンからして調子が最悪で、なかなか調弦が思うようにいきません。何しろペグが硬くてまわらず、正しい音程が取れないのです。

 以前だと師匠が「ちょっと貸して。」とすぐに調弦してくれたのですが、最近は「そろそろ自分でやりましょう。」ということで、ピアノでAの音をポーンと鳴らしてから、まずA線をあわせてから、重音で他の弦を合わせていきます。

 「もうちょっと上げて。」だの、「行き過ぎた。」だの最初にピアノでAの音をとってからは私が適当に調弦するのを聴いておられます。これが、最初のA線があってるかどうかが一番むずかしいのですが、他の弦をギイギイ引きながらペグをいい加減にまわしていると、だんだん師匠、面倒くさくなるのか指で上とか下とか指したりしています(笑)。

 ここ数日暑い日が続いたり、湿気が高かったりしたせいでしょうか、なかなかぴたりと決まりません。実はレッスンのある日(あるいは前日)には一応調弦してからレッスンに臨んでいるわけなのでして、これほど合わせにくいのは初めてでした。

 15分ぐらい、ギーギーやって「まあこんなところかな。」とようやくOKになりました。

 考えてみれば、このあたりから調子が狂ったのかもしれませんが。前々からE線だけでなく他の3弦にもアジャスターをつけたら?とか言われていたのですが、そうすると何時までたってもペグで調弦できないかもしれないので、ああだ、こうだ、と言いながら、有体に言って無視してきたのですが、今日はさすがに「A線だけでもアジャスターつけたら?」と師匠に言われてしまいました。うーむ。

 で、今日の課題は2.バッハの『ミュゼット』です。この曲、短いし、結構簡単そうに見えるのですが、やってみるとこれが大変。何が大変かというと、弓使いです。なにもこうしなくてもいいのに、と思えるほど厄介なボウイングを強いられます。

 何度やっても楽譜の指示どおりに行かないので、家でゆっくり練習した際にほとんど各小節毎にアップ、ダウンの記号を書き込んでいったのですが、それでも緊張するのか時々おかしくなります。だいたいなんで出だしがアップなんでしょう?これ、陰謀だとおもいます。

 もうひとつの点は、共鳴です。「共鳴する音のところはきちんと音程をとるように。」、と言われていたのですが、これ、自宅でミュートをつけて練習していると一体どこが共鳴しているのか良くわかりません。

 「ミュートつけてるとどうしても聞きにくいんですけど」と師匠に尋ねると、「ミュート付けると響きが殺されますからねぇ。はずしているときにちゃんと練習してきてくださいね。」とつれないお返事でした。うーん、これは駒にセンサーでもつけて正しい周波数とのずれを示すような装置でも作るしかないか。

 それでもなるべく響かせるように練習してきたのですが、音程に気をとられていると今度はボウイングがガタガタになってしまうというおまけつきです。最後はもう、チューナーをオンにしたままなるべく針が中央から動かないように弾く練習をしたのですが、そんなに簡単にいくわけはありません。ただでさえ不安定なピッチが余計に狂ってしまいました。

 「この曲はAndante pastoraleなので、ええとなんだっけ?パ・・・」と師匠が言いよどんでごにょごにょおっしゃっています。「あの、パストラーレ、田舎風に、と言うことですね。」と言うと、照れ隠しに「へへへ。」と笑っておられます。

 あの、師匠がですね、キラキラぼしを初めて弾いておられた頃には、こちらはもう、ラ・ドンナ・エ・モビレッ!などとあやしいイタリア語で歌っていたわけですから・・・何とかより年の功、と言うやつです。あの頃は音程もまだ確かでしたし。あ、もちろん師匠には言いませんでしたが(笑)

 何回か弾きなおしてようやくOKをいただきました。弓使いが最後まで結構ガタガタだったので、それとなく尋ねると「この弓使いは練習用にちょっと無理があるように作っているので、そのとおり弾けなくてもあまり気にしない。スラーも無理にかけなくてもいいです。それよりも一音一音きれいな音で響かせる方が大事です。」とのこと。そういやお手本に弾いてくださる時もいつも結構元気良く弾いていらっしゃいます。

バッハ ミュゼット(← 弓記号だらけの楽譜)

 今回も移弦のところと弓を使う部分の配分に注意すること。さらに毎度ながらどうしても4の指が低く、他の指の音程が上ずること、また、弓が滑って音がかすれる点に注意するように言われました。「左手の指はしっかり回っているので、もう少し音程に注意してほしい。それと、右手のほうがずっと難しいので良く練習してくるように。」とのことでした。安物の弓を使っていると下手な上にますます弓のコントロールが利きにくくなる気がするのですが・・・。
 
 ついでに最後のスラー、なかなかうまく行きませんでした。どうも私の弓はちょっと短めの様です(笑)。

 ともあれ、無事OKをいただいたので次の「狩人の合唱」の譜読みです。一応ひととおり予習しているのでギコギコ弾くと、「この曲はフォルテとフォルテシモしかないので、もうちょっと元気良く。」ということで思いっきり弾くと、もちろんきちんと弓が回りません(笑)。

 最初の16分音符でD線のソからA線に移弦するところがどうもいまひとつしっくりきません。あとは、レドラ、レドラと下がってくるところ。2の指でとるドの音がきちんと下がりきらず、フラフラするのと、どうも音がかすれてしまいます。何度も何度も繰り返して一応ひととおりさらっておしまい。さすがにその場でOKというわけには行かず、来週に持ち越しとなりました。

 はっきり言ってこの「狩人の合唱」、他の教本よりわざと一音下げて書いてあるので移弦が多く発生して弾きにくくなっています。中学生の頃、合唱でこの曲をやりましたがそのときは楽しかったのになぁ、と思いながら本日のレッスンも終了です。

 「5月は5週あるから1回お休みですね。ゴールデンウィークもあるので2日はお休みにしましょう。」「えっと、たぶん23日あたりはまたダメになりそうなのですが・・・」「まあ、そのときはまた振り替えましょう。2日はお休み。」ということになりました。

 どうもゴールデンウィーク中も出張が入りそうなので本当はその前にレッスンしていただきたいところですが、師匠に逆らうわけにもいかないので、5月のレッスン日は結局継続審議となりました。(笑)

レッスンの記録:
   第15回目(4/19) 第2番 ミュゼット(バッハ)

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いっかんの終わり

2009.06.19 07:31  レッスン日記

さて、前回のレッスンでは見事にうまく弾けなかったゴセックのガヴォット。最初に全体を通して弾きます。連日の猛練習(?)のかいあってか、比較的うまくいきました。アップでのスタッカートが弱い、ということで何回か弾き直してようやく調子が出てきました。

 また、例のトリオの部分、もう少しゆっくり弾くことにして「大体こんな感じかなぁ、これ以上やっているとボロが出るのでそろそろOK出してほしいなぁ」、などと思っていると、おもむろに師匠が「松脂持っている?」と訊かれるので、「あれ、今日は結構塗っているのになぁ」と思って手渡すと、ピアノの上にあった弓に塗り、手渡してくれました。

 持ってみると随分軽く、弦の上を滑らすと何とも弾きやすい弓です。「これ、別の生徒さんが検討中のちょっといい弓。せっかくなので仕上げにこれで弾いてみましょう。」と言うわけです。

 おお、これは弾きやすい、ということでもう一度先ほど躓きかけたところをおさらいしていると、「じゃあ、下手だけどピアノで伴奏するから合わせてみましょう」ということで師匠のピアノと初合わせ、になりました。

 が、うーん。お互いにちゃんと相手の演奏を聴きながら合わせているのはいいのですが、二人ともボロボロ。というのは相手に合わせて弾いているのでだんだんテンポも落ちてくる上に、どちらかが少しでも間違うと、あれよ、あれよという間に被害が広がって、なんだか転がり落ちそうな感じです。

 失礼ながら笑いをこらえながらようやく弾き終えたところ、師匠が「これじゃあ、どちらが練習しないといけないかわかんないね。」ということでこの曲はOKになりました。

 そんなんでいいんかい、と思ったのですが、ここでもう一週間これやるのも面倒なので「あ、ありがとうございます。それにしても弾きやすい弓ですね。」と話題をそらしたのでした(笑)。

 古いものではないそうですがフランス製の弓だそうで、失礼ながらお値段をお聞きしたら、なんと23万円!私のヴァイオリンよりも高価です。

 「これくらいの弓なら一生使えますよ。」とのお話でした。うーん、ほしいけれど一寸手が出ないなぁ。でもいい弓がほしくなってしまい、後日師匠にメールで連絡を取った際に「弓購入に向けて貯金はじめました!。」宣言をしました。

 お金が貯まるのはいつになることやらわかりませんが、何せ今使っているのは1万5千円の弓なので、師匠も「毛替えをするくらいならいっそ弓をアップグレードした方がよいかもしれない。」などとおっしゃっています。

 ちなみに結構最近までフロッグの下側に値段が書いたシールが貼ったままでしたが、さすがにごらんになる度に師匠が苦笑するので剥がしました(笑)

 その後、鈴木の2巻に突入。最初の「合唱」は簡単にすませておしまい。「この曲、ビブラートの練習のときにまたやりますからね。もう一寸(=か~なり)先になるけど。」と言うことであっさりOK。

 次のバッハの譜読みに入り、あれこれ注意するところを教わって盛りだくさんだった今回のレッスンはおしまい。

 特に
○A線の3でとるレの音が高くなっている。D線と共鳴するようにきちんととること。ほかに、E線のソ、ラもきちんと共鳴が出るように音程を正確に。
○アップとダウンをきちんと。時々逆になっている。
○A線の2でとるドがきちんととれていない。♯がついているのを忘れない様に。

等でした。考えてみれば、ずーっと言われ続けていることばかりですね。はい。師匠申し訳ない。

レッスンの記録

 第14回目(4/4)  第17番 ガヴォット(ゴセック)
         
    鈴木第2巻 第1番  合唱「ユダスマカベウス」より(ヘンデル)

テーマ : バイオリン - ジャンル : 音楽

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こまこま・・・駒の交換

2009.06.18 23:30  マイ・ヴァイオリン

ところでレッスン(5回目)が終わって師匠が「ちょっと貸してみて。」とおっしゃるのでヴァイオリンをお渡しすると、さっとごらんになって「駒がちょっと高いですね。このままだと弾きにくいのではないですか?今はいいかもしれないけれど、ハイポジションになってくるととても押さえにくくなるので、最初から駒を低くしておいた方がいいと思うんだけど・・・。」とのこと。

 確かに、サイレントやこれまでレッスンでお借りしていたヴァイオリンに比べると弦を指板にかなりしっかり押さえつける必要がありそうです。ちょっと弾いてみると指をかなりばたばたさせないときちんと音がとれません。

 ちなみに「ハイポジション云々」は、まあ、その、すぐに必要になるわけはないけれど、やはり師匠にこのように言われてしまうと、早いうちに交換しておいた方が後々楽になるに違いない、と思ってしまうのは素人の悲しさです。

 というわけで、いきなり駒を交換することになり、師匠が昔からお世話になっているという楽器屋さんを紹介していただきました。

 早速レッスンの帰りに立ち寄って、かくかくしかじかで、とお願いすると、楽器をさっとごらんになり「確かにちょっと高いかな。初めての方ならもうちょっと低くてもいいですね。」ということで早速その場で職人さんと連絡を取り、やっていただくことになりました。

 工房ではないので、その場ですぐに、というわけには行かず2、3日お預けすることとなりました。

 で、数日後戻ってきたヴァイオリンはちゃんと駒が交換され、随分と弾きやすくなっていました。

Gligaの駒  残念なのは新しく付け替えていただいた駒。オリジナルのものがちょっと優雅な形だったのに比べ、すっきりした形になってしまいました。もちろん元から付いていた駒はもったいないので大切に取ってあります。

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ヴァイオリン探し その2

2009.06.18 07:08  マイ・ヴァイオリン

とはいえ、もともとヨーロッパ生まれの楽器ですから、できれば正真正銘ヨーロッパ製のものが欲しくなってしまうのも人情です。まあ、このあたりは耳で聞いてどうのこうの、という本来の楽器選びからはかけ離れているわけですが、そうなんだから仕方ありません(笑)

 もちろんイタリアは別格としても、ドイツ、フランスなど昔からヴァイオリン作りで有名な国の楽器はたいがい高価ですし、上に書いたとおり、安いものは結局中国製だったりするわけです。

 で、いろいろ探っているうちに東欧諸国で作られているヴァイオリンが比較的お買い得だということがわかってきました。ただ、それほど多くの楽器が輸入されているわけでもなく、これとてもいい楽器にめぐり合うのは大変そうです。

 その中で、ルーマニアのグリガというメーカーの楽器はそれなりに出回っているらしいということもわかりました。とくにこの工房の職人本人が作っているヴァイオリンは悪くなさそうです。このメーカーの楽器は日本でも大手楽器店が輸入しているようですが、そこでは職人本人が作ったものは40万円強と結構な価格がついています。

 ところが、この会社のアメリカ支社のHPをみると同社の最高級品でも日本で買う半分以下の価格で手に入ることがわかりました。

 なぜルーマニアなのか。

 それはこの工房があるルーマニアのこの地域(トランシルヴァニア)のスプルースや楓の木の質が極めて高く、かつてクレモナのヴァイオリン制作者の多くもわざわざヴァイオリン製作のための木を求めてこの地域をおとずれたため、スプルースや楓の茂る森は今でも「イタリアの谷」と呼ばれているそうです。この工房はこの地域にあり、そこの木を使っていることから、きっとその楽器の響きはイタリアの楽器とさほど違いは無かろう、という素人判断に基づいています(笑)。

 グリガ工房のヴァイオリンは年間4万本も出荷されているそうですが、グリガの名前が付けられるのはその2割。その中でもグリガ職人本人が手がけている、マエストロ・クラスものはごく限られているようです。どうせネットで買うのですから、一番ランクの高いモデルを買っておくに超したことはありません。何しろ工房として一番の売りな訳ですから、それほど変なものは出していないはずだからです。

 ちなみにグリガ工房の生い立ちやその商売が繁盛している様子は少し前ですがTIME誌の記事でもわかります。

 さらにネットで調べてみると、いくつかこのメーカーの楽器の音が聴けるHPも見つかり、大体の音の傾向もわかりました。安物のヴァイオリンは時にキーキーと高い方ばかりが響いてうるさいものですが、この楽器は深い豊かな響きが特徴のようで私の好みとも合っていましたし、実際、某輸入代理店で同じクラスのヴァイオリンの音を聞かせてもらいましたが悪くない音でした。

 というわけで、グリガ・アメリカのサイトからポチッと購入したのがこのグリガ・マエストロです。一応ストラディヴァリウスのコピーということですが、詳しいことはわかりません。

 HPにはアマティのコピーモデルもあったのですが、やはり特殊なものはちょっと・・・何よりアマティのコピーは価格が4000ドルほどと結構しており、これだと日本で普通のモデルを買うのと大差ありません。2008年製ですからできたてのほやほやです。色はHPで見るとかなり明るかったのですが、実際は深い褐色がかった茶色で、安っぽい感じもありません。

 弦は楽器の深い響きとあわせるためでしょうか、派手な音がするといわれる結構高級なエヴァ・ピラッツィが標準です。オプションでドミナントに交換もできるようで、その場合は幾分か価格が安くなります。(とはいえ、素人には何もわかりませんので、なんとなく高いほうがいいのだろうとそのまま注文しました。)

 そのまま肩当てだの弓だのをつけて、円高の御利益もあって結局送料込みで18万円程でした。

 あれこれやり取りの後、最終的に注文したのがクリスマス直前。あちらがクリスマス休暇に入ったためか随分手続きに時間がかかりました。そして実際にヴァイオリンが届いたのは1月も下旬になってからでした。

 しっかりと梱包された棺おけのような大きなダンボールで届きました。ケースを開けるときちんと駒も立ててあり、輸送のショックで動いたりはしていないようです。 Gliga Maestro 01

 早速、弾いてみると・・・あれれ、なんとなくヴィオラのような音がします。深い音が特徴といってもこれはちょっと・・・とおもっていると、どうやら弦が緩めてあるようです。チューナーで測ってみるとなんとそれぞれきちんと一音づつ下がっていました。輸送中に弦がのびたのか、それとも輸送用にテンションを下げたのかはわかりませんが、全弦きちんと一音づつずれていたので一瞬戸惑ってしまいました。

 ともあれ、きちんと調弦してそれまでに習った曲(えっと、「ちょうちょう」とか「むすんでひらいて」です(笑))などをゆっくり弾いてみるとさすがによく響きます。キーキーするところも少なく、柔らかい、暖かい音。しかもかなり大きな音が響き渡りました。

 なお、HPで見たときにはずいぶん明るい感じの仕上げなのですが、実際の色は随分落ち着いた深いブラウンです。まあ、どちらでもいいのですが落ち着いた感じが気に入っています。

 グリガがやってきたのが1月18日、ちょうど4回目のレッスンの翌日でした。次回のレッスンまでギコギコと弾いてみましたが、なかなかいい感じです。なにより音の出方がサイレントとは全然違います。

 で、一週間がたち、レッスンの日が巡ってきました。早速師匠にお見せすると「いいですねぇ。いい音してますし、雰囲気もぴったり。」とまずまずのお褒め(?)の言葉。「雰囲気云々」のところはちょっとつっこんでおいた方がよかったかも(笑)。

 というわけで、早速例のシールを貼っていただきます。当初は1の指から3の指までの3本だったシールが2の位置を飛ばした、2本になりました。をを、早速進歩が見られるでは無いですか(笑)

Gliga A8979


 ←参考までにグリガのHPにあった、このヴァイオリンの写真です。上の写真の方が実際の色に近いのですが、HPではこのように明るく写っています。(クリックで拡大します)

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