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レッスン#25 その1 ベートーヴェンのメヌエット ト長調

2009.08.01 00:29  レッスン日記

第25回 ベートーヴェンのメヌエット ト長調 (2009.07.04)

 さて、前回のレッスンから、瞬く間に一週間がたち、ベートーヴェンのレッスンが巡ってきました。先週の譜読みの具合から見ても、どうも今週合格することは無理そうです。ということで今週のレッスンははなから合格はあきらめているので余裕綽綽です(笑)。
 
 それにちょっと言い訳めくかもしれませんが、この曲は鈴木教本のままでもほぼ原曲どおりです。というわけで将来のレパートリー(?)としてきちんと弾けるようになっておきたいので、いつもより完成度(??)をあげておきために、じっくり取り組みたいところなのです。
 
 師匠にご挨拶して楽譜を譜面台におくと師匠が「2巻もそろそろ終わりですねぇ。3巻に入ったら、ネックに張っているテープ、透明なものに変えましょう。」といきなりおっしゃってちょっとびっくりです。

 「?」という顔をしていたら、「もうほとんどテープ見ていないでしょう?音程もまあまあなので、次からは一応の目安として透明なテープに変えましょう。私が忘れていたら言ってくださいね。」とのこと。
 
 「まあ、そろそろ終わりといってもあとこの2曲ですからねぇ。」と笑ってお答えすると「まあ、夏の終わりには終わるでしょう・・・」と師匠も笑っています。「夏の終わり」っていつでしたっけ?10月末???
 
 ついでに白状すると、最近暑くって汗ばかりかいているためか、このテープがすぐにはがれそうになってしまいます。

 これまで、はがれるたびに師匠がレッスンの際に丁寧に張り替えて下さるのですが、毎週そうしてもらうわけにも行かないので、はがれないようにネックの裏側で透明なセロテープで止めてあるのです(笑)。これ、ときどきネタネタしているのでばれると怒られるかも(笑)。
 
 とりあえず、通して弾くとちょっと走ってしまったせいか、「音程があまいですねぇ。3と4が低くって、1が高いので、なんだか音程が団子になっています。」とのこと。最初のしーど、れーどれーどれーどれ のところで半音がきちんととりにくいので指を思い切り寄せて弾いているのですが、その影響がずっと出ているようです。
Bvn01.jpg
 で、その懸案の最初の部分。「リズムがきちんと出ていませんね」と何度か弾いてくださいます。これ、自分でもやっているつもりなのですが、どうもうまくいかず、ほとんど八分音符が並んでいるように聞こえてしまいます。繰り返し最初のレにアクセントをつけても上手くいきません。
 
 次。弓の使い方がまずく、足りなくなっている。これは全曲を通して言えることですが、たとえばシードと2音で全弓使うところでは一拍目が弓が短く、2拍目で残りの弓を一気に使う傾向があるのでどうしても2拍目がうわずりがちです。最初の拍からきちんと弓を使っていれば残りの配分もきちんとできるはず、ということでゆっくり何度も練習です。

 特にトリオの部分。2音スラーでダウンいっぱいに全弓を使ってからアップでスタッカートで刻む部分は、スラーの一拍目からきちんと半弓をつかうこと。これでスタッカートの前に弓を大きく戻せるので、スタッカートの切れ味が断然違ってきました。これまでは弓の戻し方も中途半端で、弓の残りを気にしながら刻んでいたり、挙句の果ては、フロッグで弓を鳴らしそうになったりと、どうしても弓の動きが小さくぎこちなくなっていました。
 
 2分音符が時々短くなっているところ。細かく音符があるところは自然と拍数は数えられるのですが、どうしても二分音符になると次の音を出すための準備に急いでしまって十分音の長さが確保出来ていません。これは気をつけないと・・・

 「三拍子の曲って意外と難しいでしょう。音の長さに気をつけないときれいにいきませんから注意してください。でもとても上手に弾けていますよ。」と師匠にしてはめずらしくお世辞(?)ぽい御発言です。
 
(つづく)

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#24 その1 ベートーヴェンのメヌエット
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タグ : 鈴木第2巻ベートーヴェンのメヌエット

テーマ : バイオリン - ジャンル : 音楽

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