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#41-1 はじめてのカイザー

2009.11.30 00:04  レッスン日記

レッスン日記 第41回 その1
2009.11.21

 さて発表会も終わって三週間。先週お休みをいただいたのでようやく本格的にレッスン再開、という感じです。

 が、毎年11月の第3木曜日はボージョレー・ヌーボーの解禁日。ということでもちろん木、金と二日続けてしこたま「試飲」したので殆ど練習できてません。

 ともあれレッスンのスタートは今日から始まるカイザーの1番です。

 ゆっくり弾きはじめます。ずーっと一通り通して弾き終わったときの師匠のコメント。
「宿題になっていた指をきちんとおくことはまあまあ出来ていますね。音程もまあまあ大丈夫です。でもA線とE線はなかなかいいけど、D線G線の方は指が届かないためかちょっと不安定ですね。」

 あの、2週間ギコギコこれをやってましたからね。そこそこ出来ないとさすがにまずいです。ちなみにE線、A線のほうは4の指でとるドとミの音、はずさないようにしっかり伸ばしていたのですが、その下の方はちょっと手を抜きがちだったのでした。というわけで、比較的師匠のご機嫌も麗しくスタートしたレッスンですが・・・

 2の指の音程がいまいち。というか「ちゃんと楽譜見てないでしょう」、とのご指摘。要は、♯なのかナチュラルなのかいい加減に真中おさえているのでは?との指摘です。ついでに時々1の指、とくにファの音がどっちなのか迷っていたりして。

 何回か書いてますけど、家で弾いているときには譜面台をごく近く(時々弓のスクリューが譜面台にあたったりします)に置いているのですが、師匠のところだとちょっと離れていて、要はなにか臨時記号が付いているのは判るのですが、それがシャープだかフラットだか区別が付かないのです。暗譜していればともかく、カイザーの一番を暗譜しても仕方がない(?)ので譜面とにらめっこして弾いていたのがその理由です。あはは。

 まあ、師匠に言い訳はしませんでしたけど、これはちゃんと見れば判りますし、指摘があればすぐ直せます。
 
 師:「でもなんだか音がスカスカですね。ずっと指板の方を弾いていますけど、ひょっとしてわざとやってる?」ーそんなわけないです、とあわてて言い訳します。

 なぜだか随分指板よりを弾いていました。すぐに直して弾きなおすと随分音もきれいになりました。

 ついでに音程のお話。「鈴木の教本って最初はシャープが3つ、次に2つ、そして1つの調をやってそれから♭の曲になるので、何にも付かないハ長調の音程がまだしっかり身についていないですね。」と師匠。

 ゆっくり「どれみふぁそらしど」をG線からE線まで弾きます。師匠の指使いをじっくり見ていると、E線のシからドを4の指でとるときにすっと伸びるのがうらやましい。これ、よっこらしょ、と伸ばさないと全然音程あたらないのですけど。

 もう何度か弾いて、OKとなりました・・・って他の弾き方やらないんですかね。とりあえずこれで先に進んで後から戻ってくるのでしょうか?

 実はスタッカートやら16分音符、三連符、4音スラーくらいまでは練習してきたのですがとりあえず次に行くことになりました。まあ、後は適当に練習しておきなさい、ということかも知れませんが。

 ついでに次。2番・・・はあっさりパス。え、これもちょっとやってきたのですけど、とても難しくってガタガタなのでよかったのですが、どうやらこれはビブラートの練習用にとっておく様です。そういえば、鈴木2巻のユダス・マカベウスもそうでしたね・・・うーん、飛ばすなら飛ばすと先に言って欲しいですけど・・・

 で次は3番をゆっくりでいいから見てくること、になりました。「長ければ2回に分けて途中適当なところまででいいですよ。」とのこと。

 3番は途中で変な臨時記号が出てくるあたりでおかしくなるので、その手前までだとあんまり練習にならないのでちゃんと全部見てきますけど・・・

 というわけでカイザーの使い方は、全部の奏法を一気にやっていくのではなく、適当にはしょって指を安定させることに使う、というのがいまのところ師匠の方針のようです。

 一つづついろんな奏法をやっていると永遠に1番、2番から抜け出せそうもないので、これは一つの方法かも知れませんが、結構一生懸命練習したのでやや拍子抜け、という感じです。

 まあ、遠からず戻ってくるような雰囲気ではありますが・・・。

 というところでここまでで何回もカイザー弾きなおしたので30分くらい経っていました。

(つづく)
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タグ : カイザー1巻

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アクセサリ その3

2009.11.28 00:02  マイ・ヴァイオリン

肩当てを替えたので、これでもう、発表会前に本当にいじるところは無くなった・・・はずだったのですが、最後に残ったのはアジャスターです。(もっとも、ペグとかあご当てとかエンドピースとか他にもあるにはあるのですが、特にエンドピースやペグを替えるとなると工房にしばらくお預けせざるを得ないので、今回はパスです。)

 実は、工房でのやりとりで「ちょっと雑音がするときあるのですけど」と言って、あれこれ調べてもらったのですがそのときはこれと言った原因がわからずそのままでした。(で、魂柱を替えると何とかなるかと思ったわけです。)

 で、「疑わしきは交換する」の鉄則(笑)にしたがってアジャスターを交換してみることにしました。

 最初から楽器についていたのは、L字型のもの。はずしてみるとちゃんとウィットナー製です。Made in Germany.これに弱いのは前にちらりと書いたとおりですが、確かにしっかり作ってありますし、E線の調整もスムーズでガタもありません。

 とはいえ、このアジャスターをつけると構造上どうしてもE線だけ他の弦と長さが違ってしまうこと、また、大きな金属片を弦の先にくっつけているので、共振してもおかしくないこと、などと音が悪くなる原因(らしい)ものをでっち上げるのに事欠きません。
hill.jpg

 そういえば、師匠の楽器についているのはいわゆるヒル型とよばれる、小さなものです。それではこの際、同じものに替えてしまおう!(単純)ということで、今度は昼休みにちょっと職場を抜け出して(いいのか)某超大手楽器店に駆け込みます。

 アジャスターの入っている引き出しを開けてあれこれ物色していると、ありました。探しているヒル型アジャスター。

 でも良く見ると2種類ありまして、なぜか値段が結構違います。一つはウィットナー製。でもう一つはゲッツ(Goetz)製です。小さな部品の癖に後者は結構高いです。(比較の問題ですが)
getz 1

 大きな違いは、ウィットナー製の方が弦の先のループを引っ掛けるところが鎌のようになっているのに対して、ゲッツ製の方はフックが小さく殆どくぼみだけになっているところです。

 えー、師匠のヴァイオリンについているのはこの後者の方です。でも、値段も値段だしウィットナーでもいいかな、とちょっと悩んでいると店員さんから、「あ、ゲッツの方をお探しですか?」と尋ねられました。

 (珍しく)正直に「ちょっとアジャスターを替えて見たいと思うのですが、どちらがいいのでしょう?ループエンドは切れやすいと聞くのですが」と尋ねたら、

「ゲッツほうがオリジナルのヒル型に近いといわれています。こちらの方が弦が切れやすいような気がするのですけど、実は鎌になっているウィットナー型のほうが調弦するたびに弦とアジャスターのあたる位置が変わりやすいのですれて弦が切れやすいということです。逆にゲッツの方ではあまり弦を切ったという話は聞きません。」と教えていただきました。うーん、これはなかなかのセールストークです。

 うーん、価格差は結構ありますがこういわれては仕方ありません。素直に・・・両方買って比べることにしました(笑)。単なるアホです。

 実際につけて見ると、ウィットナーの方が弦がフックにあたる位置がすこし高くなり横から弦を見るとちょっとアンバランスなので、結局弦が低く並びがきれいにみえるゲッツの方を予定通りを使うことにしました。

 ちなみに、何回かとっかえひっかえ交換しましたが、いずれも弦は切れませんでした。(笑)

 ですが、判っていたことですが、L字型アジャスターに比べると音程の調整範囲が狭いです。これは構造上フックの可動範囲が小さいので当たり前ですが、ペグでかなりのところまで調弦しないといけない、ということになります。

 同様に、ねじを回すのにかなり力がいること。これも仕方ありません。ただ、ヴァイオリンを構えて調弦するときにネジがきつくて左手の指で回すのが大変になってしまうと、本末転倒です。
adjuster.jpg

 対応策としては、少しねじにグリスを塗ることです。本当はねじにかなり力がかかっているのでモリブデン・グリスなどがいいのですが、道具箱をかき回しましたが昔使っていたのが見つからないので、カメラ修理につかうヘリコイドグリスにグラファイトを混ぜてうっすら塗りました。あ、グラファイトって鉛筆の芯の粉です(笑)。

 これで、今のところ快調です。

 あ、そうそう。これまでボールエンドの弦を買っていたので、むりやりボールをはずしてループエンドにして使っています。なにせ、ゴールドブラカットならともかく、発表会用にエヴァ・ピラッツィに戻しましたので、無駄にするほど余裕はないのです。

 ところで肝心の音は・・・あんまり変わらないような気がします(笑)

タグ : アクセサリ アジャスター ヒル ウィットナー ゲッツ

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作曲家の意図はどこまで再現できるのか

2009.11.23 20:04  credenzaの本棚

この間読んだ本(内藤彰著 『クラシック音楽:未来のための演奏論』)の中で、「20世紀に入ってビブラート奏法が一般的になり、オーケストラの響きが悪くなった、云々」とありました。この本、基本的に「超原典主義」をとる指揮者が著者なので、それはいいのですが、ことこのくだりについてはちょっと変な感じがしました。

クラシック音楽 未来のための演奏論
クラシック音楽 未来のための演奏論
(2009/01) 内藤 彰




 ビブラートのところは、「ビブラートは音程を上下に細かく揺らす。だから弦楽器の音も互いに共鳴することがなくなってしまい、豊かな響きが失われてしまう」と言った感じの論旨ですから、オケの指揮者にしてはナイーブな議論といえるでしょう。

 一言で言ってしまうと、ビブラートがかかると響きがにごると言うなら、自分のオケなんだし、弓をそろえるのと同じようにビブラートもそろえればいいだけです。この際、それが出来ないのならプロ失格、と言い切ってしまいましょう(笑)。

 だって、ビブラートで音がにごるからビブラートをやめるというのは、極端な言い方をすれば、「マッチを売ると火事が増えるから、マッチを使うのをやめましょう。」、と言っているのと同じです。正しい方向はマッチを使っても火事が増えないように何とかしましょう、であるべきです。

 確かに、19世紀に活躍したヴァイオリニストの古いレコードを聴くと、昔の演奏家はほとんどビブラートを使っておらず、かけられたとしてもごくごくわずかなです。今のようにほとんどの音にビブラートをかける様になったのは、クライスラーあたりが最初です。そのあたりから演奏方法が大きく変わってきて、現在ではノンビブラート奏法の方が珍しくなっています。

 この背景にはいろいろ理由があるようですが、この本の筆者は先ほど書いた通り、ビブラートをかけると音程が一定でなくなるので、弦楽器本来の共鳴の美しさが損なわれるとして、「十把一絡げ奏法」として現在のオーケストラの響きはかつて作曲家が想定していた音とは違う、したがって駄目だ、と主張します。

 もともとこの著者の主張は「音楽は作曲されたときの演奏法で演奏すべき。」というもの。その観点からプッチーニの蝶々夫人にでてくる鐘の音や第九のテンポについてあれこれ考証し、それはそこそこおもしろいのですけど、何が何でもピリオド奏法による演奏が本来の姿であって、それ以外は邪道である、というかなりストイックなスタンスは行き過ぎのような気がします。

 先ほどのビブラートの話も、当然この奏法が一般的になっている現代の作曲家の作品ではどうするのでしょうか?端的にいえば、彼のオケではベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲は絶対クライスラー作のカデンツァは弾けなくなってしまいますし、エルガーの愛の挨拶だってノンビブラートです。つまんないの(笑)。

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#40-2 カイザーの秘密

2009.11.19 00:00  レッスン日記

前回の続きです。「次のレッスンまで曲はなし!カイザーの基礎練習だけ」となったのですが・・・

 「退屈するかもしれないけど1週間がんばって癖を直しましょう。そのほうがだらだらやって先延ばしにするよりもずっといいと思います。」と師匠。

 あの、来週お休みなんですけど、と言いそびれる私(笑)。

 というところで一度通します。まあ、以前からちょこちょこ弾いていたりしたので、ゆっくりやると問題ありません。

 「あ、そこシャープ!」と横で聞きながら楽譜も見ずに師匠が指摘されます。が、そこがシャープになるのは実は次の段なんですね。なぜか弾いたことが無いはずなのに知っている私(笑)。へへへ、と師匠と苦笑いをかわして、ともあれ2度ほど通して弾きました。

 ちなみに「直すべき癖」とは・・・とくに音が下がってくるところで指一本で弦を押さえる癖です。これ、押さえる指をつねに変えるため、ばたばたするんですね。見ているとちょっとみっともないですし、結構忙しいです。

 師匠曰く、「発表会の前からちょっと気になっていたけど、一応指一本でも音程安定していたのと、混乱しても困るので言いませんでした。でも、指がばたばたしているのは、今のうちはまだ間に合うけど、だんだん追いつかなくなって弾けなくなってきます。そうなってからでは遅いので今のうちにしっかり直しましょう。」

 うーん、ご指摘ごもっともです。バッハのブーレ、結構忙しい曲だったのですが、とにかく正確に音程を取ることに気をとられ、たとえばD線でラソファミレと降りてくるときなど最初に4本全部で弦を押さえて一本づつ離していけばいいところを、一本づつ押さえなおして弾いていたのでした。

 これ、ピアノだとこうなるんですよね。いちいちキーを抑えなおさないと音が出ないのです。いまだに何十年前に弾いていたピアノの癖が抜けないとは恐ろしいものです。

 そして、師匠から極めつけの脅しの一言。

 「あの、ビブラートって先生によってどのタイミングで教えるか結構ばらばらですよね。だけど、私は曲がいくら進んでも基礎がちゃんと出来てないと教えないようにしています。
 というのは、ビブラートは指一本で弦を押さえてかけるけれど、ビブラートをかける場合とそれ以外のときの指のおき方がきちんと区別できてないと音程が壊滅するので、絶対ダメなんです。
 ビブラート、一月や二月でなんとかなるものではないけど、来年の発表会にはちゃんとかけられるようにがんばりましょう。そのためには絶対指の形がとれるようになっていないとダメですよ。」

 なんと理路整然としているではありませんか。うーむ。確かにおっしゃることはよくわかります。

 鈴木の3巻には最初の方に「そろそろビブラートの練習をしましょう。」というページがあって、以前のポジション移動と同じでどうするのかなぁと思っていたのですが、要は「ちゃんと指が置けるようになるまで3巻は卒業させませんからね!」というのが師匠の方針のようです。

 実は、先日の発表会の録音を聞きなおして、教本の進度が同じぐらいなのにビブラートをかけている(かけようとしている)生徒さんとそうではない生徒さんがいて、一体師匠の指導方針はどうなっているのだろうか、と思っていたのでした。

 しかしここまではっきりと師匠に言われると納得するほかありません。

 一事が万事、ちゃんと教え方の方針がしっかり決まっているところが安心できます。

 そもそもこの教室を選んだのも、以前書いたとおり教室の方針(師匠の考え方)が明確に提示されており、それがとても納得いくものだったからです。そういう師匠なので、こちらもずっと信頼してなんとかついてきているわけですけど。

 カイザー、実はそろそろエチュードもちゃんとやらないといけないなぁと、これまでたまーに見ていた「やさしいカイザー」に変えて本物(笑)を買ってちょこちょこ見始めていた(とっ言っても3番目くらいまで)ところでした。

 あ、「やさしいカイザー」って本当は小さな子供でも覚えやすいように繰り返しを省略した短縮版ですが、実は五線譜が大きく印刷してあって「目にもやさしいカイザー」なのです。老眼が進んでくるとこっちの方がいいなぁ、というのは師匠には内緒です(笑)。

 というわけでエチュードの件、もしもずーっとこの話が出ていなければ発表会も終わったことだし、近々こちらから相談しようかとも思っていたので、ちょうどぴったりのタイミングです。あと音階はどうするのかな、と思うのですがこちらもちょこちょこ適当に練習しておくことにします。

 というわけでこれからしばらくはカイザーの1番です。

 とはいえ、そこはやっぱりやさしい(?)師匠なので、「カイザー、出来るようなら3つ目くらいまでやってもらってもいいですよ。でもあまりやると曲を覚える方に神経いっちゃうのでほどほどに。それから、退屈ならユーモレスク弾いてみてください。いい曲ですし。」ということになりました。

 でもよーく考えたら、これ、「カイザー、指直すだけでなくちゃんと先まで見ときなさい。ついでにユーモレスクの譜読みも忘れずに!」ということですね。はい。忙しいとはいえ2週間ありますし・・・

レッスンの記録
第40回 2009.11.07
・鈴木3巻 3.バッハ(?) ガヴォット
・カイザー1番 (譜読み)

タグ : カイザー1巻

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#40-1 レッスン日記:新たな始まり

2009.11.17 23:30  レッスン日記

レッスン日記 第40回
2009.11.07

 えっと、レッスンの記録はこれまでどおり遅らせてアップしていくつもりですが、発表会後、少し変化がありましたので以前よりも早めのアップです。師匠にばれないといいのですけど・・・

 さて、発表会後の最初のレッスン。ピアノリハーサルと発表会本番をレッスン一回づとと数えると、早くも40回目のレッスンになります。本当は発表会に振り替えでお休みのだったのですが、その次の週は仕事の都合でどうも通えなさそうなので無理言って振り替えていただきました。

 ご挨拶もそこそこに発表会の感想など。

 師匠からは「上手く弾けていましたね。自信が付いたのでは?音もここ数ヶ月でとてもよくなっていますね」などと一応褒められますが、やはりですね、あの演奏ではちょっと自信がつく、というところまではとても行かないわけで・・・

私:「いやあんなに緊張するとは思いませんでした。」
師:「でも、まだ緊張してなかった方ですよ。一応レッスンでやったことは大体出来ていたみたいだし。」

 確かに録音聴いて見ると皆さんそれぞれ程度の差こそあれ、とっても緊張しているのが良くわかります。あ、子供さんはほとんどが明るく伸びやかに弾いていました。手に取るように判るのが面白いですね。ともあれ、発表会が大盛況だったので師匠、今日はご機嫌です。

 「今日は次になにやるか決めましょうか。」とおっしゃるので、「一応続きでバッハのガボット見てきていますけど。」と申し上げて、見ていただきます。先手必勝であります。

 まあ発表会で弾いたブーレに較べると随分簡単ですし、ポジション移動もないのでさらっと弾くと「大体いいですけど、やっぱり4の指が低いですね。で、ついでに1が高い。ト短調なのでB♭、ちゃんと下げてください。2と3の指の音程は安定しているので、音程が全般的にずれているよりは全然いいですけどいまのうちに直しましょう。特に4。」ということでしばし れみれみれみ・・・とトリルの練習です。

 「これ、しっかりやってください。1のB♭は時々出てくるくらいだけど、4はしょっちゅう出てきますから。テープ貼りませんけど、ちゃんと耳で音程きちんと聴いてください。」となんだかいきなりスパルタモードに入っています。楽譜に赤鉛筆で書き込まれる上向きのやじるしが増えていきます。

 次。あちこちについているモルデントをなぜか適当にトリルで弾いていたので、「これは一回ですよー」ということで直されます。そういえばそうです。なんだか変だなと思っていたのですけど、つい調子に乗ってトリルかけていました。まあいいや。

 あとは特段の指摘もなく、もう一度弾いて終了。宿題は「れみれみ・・・のトリル」です。

 どうも今日、師匠は別のことを考えていたようで、ようやく本題に入ります。

 「あの、これまで教本中心にやってきたけどそろそろエチュードやったほうがいいと思うんですね。曲の方は順調に進んだけどその中だけではやはり癖とか直しにくいので、ちょっと退屈かもしれないけど、このあたりでちゃんとやっておきましょう。」ということでカイザーをはじめることになりました。

 「カイザー、ちょっとみると楽譜が黒くって難しそうだけど、パターンおんなじだしそれほど難しくないです。指定のテンポは気にせず、とにかくゆっくり弾いて確実に癖を直しましょう。」

 ということで次のレッスンまでは曲はなし!カイザーの1番での基礎練習だけになりました。

 おおこわ。


カイザー ヴァイオリン練習曲(1)カイザー ヴァイオリン練習曲(1)
(2005/05/21)


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(つづく)

タグ : 鈴木第3巻 バッハ ガヴォット カイザー

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ヴァイオリンの音は遠い・・・

2009.11.15 23:18  レッスンの周辺

習い始めて11ヶ月。よくここまで続いたものだ、と思う一方で、ヴァイオリンの音そのものは始めた頃と比べても大して進歩していないような気がしています。

 まあ、時々録音していたのを聞き直してみると、さすがにはじめたばかりの頃とはちがってギーギーガーガーとは(あまり)いわなくなりましたけど。

 とはいえ、ヴァイオリンって自分で弾いていると楽器が耳元にある上に、振動が顎などから直接伝わってきますので、意外といい音で鳴っているような気がしますが、録音してみるとなんともまあ、貧弱な音です。正直なところ、弦楽器というよりもむしろピアニカとか笛とかに近い感じがすることすらあります。

 そうは言いながらも11ヶ月もギコギコ練習していると、あるときから少し音が変わったような気がします。それは開放弦の音。

 最初は開放弦だろうと何だろうと同じようにギシギシやヒューという音でしたが、ゆっくり開放弦を弾くとだんだんそれらしい音が出るようになりました。残念ながら、指で弦を押さえ始めると元の音に戻ってしまうので、そのように感じるのは開放弦だけなのですけど。

 とすれば、やはり「開放弦を弾くときのように他の音も弾けるようになれば、多少は音が綺麗になるのではないか」、という仮説が成立します。

 では、開放弦を弾いているときと、指で弦を押さえているときの違いは何か。

開放弦では、
1.弦の振動が指で邪魔されない(当たり前)
2.左手は遊んでいるので右手に集中できる(=右手の形、弓の角度がいい)
3.(左手がないので)精神的に余裕がある(ゆったり弾ける)
4.左手を動かさないので楽器が揺れず体に力がはいらない。

 他にもあるかもしれませんが、パッと思いつくのはこんなところでしょうか。一言で言って、「開放弦の方が他の音を弾くときよりも(弾いている本人も弦も)ずっとリラックスしている。」ということでしょう。

 少なくとも、ヴァイオリンが音を出す構造、弓で弦を振動させる、という部分がなるべくそのまま出来るように、つまり「弓が弦をこするのをなるべく邪魔しない。」ということにつながるのではないかと思うのですが、どうでしょうか。

 弓が弦を振動させる、ところまではいいのですが、問題は振動している弦を弓で止めない、という面。

 これは弓に力を入れて弾くとわかりますね。力を入れすぎると音がつぶれてしまいます。かといって弓を軽く滑らすだけだとかすったような音しか出ません。美しい音を出す鍵の一つはまずこの力加減にありそうです。

 もう一つ。指で押さえた場合と開放弦の違いは、弦の端を押さえているのがナットか指かということ。これもまったく同じ様にすれば少なくと同じような音でなりそうです。たとえば指板にフレットをつけてそこを押さえると、物理的には開放弦とほぼ同じ状態で音が鳴らせるはずです。

 しかしナットが木製で弦を下から支えているのに対し、指で弦を押さえるのは上から指板に押さえつけて長さを調整するので、全く同じとは行きません。でも、必要以上に強く押さえる必要も逆になさそうです。実際、フラジオレットを弾くときには指は弦に軽く触れるだけですが、きちんと弦の長さが短くなって音程が確保されています。

 ある本を読んでいると、ミッシャ・エルマンは「弦を押さえる指の強さは、弓で弦にかける圧力と等しい。」と言っていたそうです。そこまで極端でなくても、指の押さえ方は普通考えているよりもずっと少なくてよい感じがします。

 これ、指板にセンサーでも埋め込んで師匠に弾いてもらって実際に測定してみればわかるかもしれませんが、やってくれないでしょうね(笑)

 でも、以上の簡単な考察からいえることは、いつも師匠に言われているとおり、「出来る限り左手の力を抜いて(弦を押さえつけすぎずに)弾くこと。弓をおしつけるのではなく、摩擦を増やすために腕の重さをかけること。」につきることになります。

 でもこれが難しくって、きれいな音が出ないわけですから、結局は地道に少しづつ練習するしかないのでしょうか。あるいは別にもっと大事な、隠された「コツ」があるのでしょうか。

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クライスラーのメヌエット

2009.11.14 22:52  レコード棚から

ヴァイオリンを始めて、遅かれ早かれ弾くことになる曲にバッハのメヌエットがあります。例の「れーそらしど れーそ、そ」です。いえ、バッハのいろいろあるメヌエットの中でもこの曲ほどいろんな楽器の入門時に弾かれることの多い曲はないでしょう。

 鈴木の教本で行くと、第1巻の15番目、3曲あるメヌエットの中の最後として登場しますし、もう一度3巻で今度は後半部分も合わさった完全な形で登場します。

 きれいな可愛らしい曲ですが、この曲、実は結構難しくってきれいに弾くだけでも結構大変です。3巻の方は夏休みの半分くらいずーとやっていましたが、納得いくようには弾けませんでした。

 さて、この間骨董市でまとめて買ってきたSPレコードのなかに、クライスラーが弾くこのメヌエットがありました。あのクライスラーですから、こういうヴァイオリン初心者が弾く小曲でも大変聴き応えあります。

 以前、エルマンが弾くベートーヴェンのメヌエットをアップしたときに、「このように弾くと師匠に殺される」と書きましたが、クライスラーの演奏の方はそのようなことはなさそうです。何よりたとえようもなく音がきれいです。他の曲のようにビブラートやポルタメントを多用しているわけでなくってもクライスラー節は健在です。
BBB02.jpg
 よーく聴いてみると、例のDCのところのモルデント、きちんと楽譜どおりかかっていますね。


 ちなみに、大抵の曲は何度も再録音しているクライスラーですが、このメヌエットは唯一の録音です。1925年録音。ピアノはカール・ラムソンです。



 ついでにクライスラーの弾くウィーン奇想曲。クライスラーの真骨頂がここにあります。こちらは1926年録音。ピアノはカール・ラムソン。

 それにしてもこの2つの録音、音の響きが全然違うのは、蓄音器を鳴らしている部屋が違うからです。広さもさることながら、天井の高い空間で鳴らすと本当にいい音です。

 いつもどおり、HMV163による再生音をステレオ録音。



タグ : SPレコード バッハ メヌエット クライスラー 蓄音器 HMV163

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アクセサリ その2

2009.11.12 00:01  マイ・ヴァイオリン

以前もちょっと書いたように発表会前にはヴァイオリンのことであれこれ悩んでいましたが、魂柱・駒いじりはちょっと延期。その代わり他の部品ということで思いついたのは・・・肩当て(笑)。

 今使っている肩当てはアメリカからヴァイオリンを購入した際につけてもらったKUNです。値段もそんなに変わらなかったのでコンパクトに収納できるように足が折れるKUN Collapsibleにしました。

 これで特段問題は無いのですが、前にもちょっと書きましたが、肩当てが肩にあたる部分のスポンジが大分へたってきており、プラスチックの角が当たると、ちょっと痛くなってきました。まあ、大体普段はTシャツ姿のままヴァイオリン弾いたりしている方が悪いといえば悪いのですが。

 で、いろいろ調べてみると、プラスチック製の肩当てよりも木製の肩当てを使った方が音の響き、伸びがよくなるということです。

 確かに肩当てをつけるとやや響きが止められてしまい、籠もった音になりがちです。できる限りヴァイオリンの胴の振動を止めないようなものの方が音がよくなるのは理解できます。まあ、とどのつまり肩当てなんて無いに超したことが無いのは事実ですが、これ無いとちゃんとヴァイオリンが構えられません。

 ということで、先日ヴァイオリンの調子を見てもらった楽器店でついでに相談してみると、結局KUNのBravoしか無いことがわかりました。

 いえ、他にも優雅な形の木製の肩当てもあるのですが、足が折りたためるのはこれしかありません。折りたたみする部分は真鍮製で、ちょっと重いかと思いましたがそれほどの重さでもなく木製の肩に当たる部分も普通のKUNと同じくフィット感もまあまあでした。

 ちょっとお値段が張るのですが、まあ、そこはその、自分にごにょごにょ言い訳して買ってしまいました。

 で、付け替えてみると確かに音の響きがよくなった様な気がします。これまでの肩当てはなにか少し音が籠もったような感じを受けるときもありましたが、その部分の響きが自然になり、音が伸びるようになったように思いました。

 また、気になっていた重さもさほどではなかったのでそのまま常用肩当てにすることになりました。

 ちなみになぜか理由は不明ですが、この肩当、今のところ日本でしか手に入らないようで英文のヴァイオリン関係の掲示板などでは、「KUNのBravoはいいけど、足が折れないのが不便だ。collapsibleは日本ではあるけどめちゃくちゃ高い!」などと書き込みがあります。

 確かに普通のBravoなどは日本の定価の半額ぐらいですから、例によって郵便代を入れても輸入した方が安上がりです。もうちょっと待てばこのcollapsibleも外国から取り寄せできるかも知れないので、その分ちょっとお金を無駄にしましたが、まあ、たまにはいいでしょう。工房の職人さんにあれこれ色々教えてもらったお礼に、ちょっと高い(とはいえ定価の2割引くらい)のは我慢して某大手楽器店で買ったのでした。

 でその成果は・・・師匠に「音も綺麗になっているし・・・」とレッスンでコメント戴いたのですが、実はこのときが新しい肩当てのデビューだったのです。

 師匠、気づいていたのかどうか、不明ですが・・・でも、ヴァイオリンの上達をほめられたのか、肩当ての出来をほめられたのか、微妙なところで、ちょっと複雑な気分ではありました(笑)kunbravoIMG_4660.jpg





タグ : ヴァイオリン アクセサリ 肩当

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サラサーテのA音

2009.11.09 00:54  レコード棚から

以前からレコードを聴くのが趣味の一つでしたが、ヴァイオリンを始めてから、ヴァイオリンのCDを聴くことが多くなりました。

 その上、どこでどう間違ったか古い録音が好きで、数年前にはとうとう蓄音機まで(しかも2台!)買ってしまったので、蓄音機でかけるレコードも勢いヴァイオリンが多くなってきました。

 もともと、蓄音器で聴く昔のSPレコードはどうやっても大編成ものはよくありません。まあ、曲自体が長いと何枚ものレコードをとっかえひっかえ聴くのが面倒というのもありますが、やはり蓄音器で聴いて気持ちいいのは、まずは声楽、そして弦楽器、中でも小品なのです。

 これは、弦楽器の周波数帯域が人間の声にちかく、また、この比較的狭い周波数帯は昔のプリミティブな録音機材でも比較的そこそこ聞ける程度に録音、再生できたので、ふるーい録音でもそれほど違和感なく聴くことができます。(もっとも、SPレコード特有の雑音はどうしようもありませんが・・・。)

 ところでレコードが発明されたのは19世紀末で、ブラームスのピアノやチャイコフスキーの声などの録音は結構古くから残っているのですが、名前の通ったヴァイオリニストの録音は20世紀にならないと殆どありません。

 一番古いところで、あの「G線上のアリア」をヴァイオリン用に編曲した、アウグスト・ウィルヘルミのものといわれる録音が大英図書館に保存されているようです。これ、1890年頃ですから、今から120年ほど前の録音ですね。(一時、音声ファイルが公開されていたようですが、ダウンロードするのを忘れていました。)

 これは蝋管(シリンダー)への録音ですから、今の(?)レコードのような平円盤では、その発明者であるエミール・ベルリナーが売り出した一連の「ベルリナー・レコード」の中にあるヴァイオリンの録音が一番古い部類になります。

 ベルリナー・レコードの中で名前の残っているヴァイオリニストとしては、ブロニスラフ・フーベルマンのものがあります。1899年録音ですからちょうど110年まえということになります。この録音はCD(廃盤)に復刻されていて、聴いてみると結構聴ける音です。

 現在、普通(?)に聞くことのできるヴァイオリンの録音としては、サラサーテ、ヨアヒム、イザイなどの大作曲家が今世紀初頭、1905年くらいまでに残したものが最初でしょう。このあたりからは、CDでの復刻盤もそこそこ出ていますので、普段聴くヴァイオリンのレコードで一番古いのはこの頃のものです。
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 残念ながらヨアヒムの録音はもう最晩年のものであり、技術的に相当衰えているので往時をしのぶにもやや厳しいものがありますが、サラサーテとイザイの録音はまだまだ達者な弾きぶりを伺うのに十分な水準です。サラサーテは60才台とはいえ、達者に自作やバッハを弾いているのを聴くことができます。


 マニアの間では有名なこれらのレコード、実は録音当時、録音機の回転数が一定で無かったため演奏の入った溝の内側にもう一つ溝が切ってあり、そこにはAの音が録音されています。(右の写真の赤い部分)
xxxIMG_4649.jpg

 これ、一説にはサラサーテ本人が開放弦でAを弾いていると言われているのですが、要はレコードをかけるまえにこの溝を再生してそれがちゃんとAの音になるように蓄音機の回転数を調整するためのものなのです。

 さて、問題はこのA音。サラサーテのヴァイオリンのチューニングはどこに合わせているのでしょうか?最近はA=442hzでチューニングするのが普通ですが、当時はもうちょっと低く、440Hzだったとも言われています。

 そこで、いつも愛用のチューナーを使って正確に440Hzにチューニングしたサラサーテの開放弦です(笑)(とはいえ、実際にやってみるとどうしてもピッチがずれるので、そのずれの中心が440Hzになるように調整しました。)



・・・それにしても、これ、本当にサラサーテが弾いているんでしょうか?なんだか、私が弾いても変らないような音です・・・

 いくらなんでもこの記事、A音だけだと石礫が飛んできかねないので、続きをどうぞ。









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タグ : 蓄音器 SPレコード サラサーテ

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発表会への準備

2009.11.07 00:15  発表会

発表会の準備を進める過程で随分得ることも多かったと思います。

 まず、
●曲目の決定まで。
 これについては別途記事を書きましたので、一部重複しますがもう一度思い出すと、

 師匠より言われ、鈴木3巻より選ぶことになりましたが、その過程で一通り3巻の内容を確認できたました。まあ、一通り弾けそうかどうか実際に2週間くらいかけて弾いてみたので何となく3巻の感じがつかめました。これ、実は結構な予習になっている・・・はず、です。

 そのなかでいろいろ考えてバッハのブーレにしました。

 一つにはやはり発表会なのでそこそこ立派な曲が弾きたかったこと。またある程度長い曲でないともったいない、というのもありましたので、結局3巻の最後の方から選ぶことにしました。結局、6番のガヴォットと7番のブーレ、のどちらかにしようと思いました。

 もう一つ重視したのは出来る限り新しい技術なしでも弾けること。

 これはレッスン始めてから発表会までの時間を考えると新しい技術が絶対に必要になる曲ではひょっとして間に合わなくなるのではないか、と考えたからです。

 が、ここで大きな誤算が。曲を決めてから、最初は1ポジだけでも弾けるので安心していたのですが、師匠から指使いの変更、それも3ポジ、2ポジ入り交じったややこしい譜面になりました。これで難易度が一気に上がってしまったのは言うまでもありません。つとめて平静を装いましたが、これ、結構きつかったです。

 結局本番では必ずしも上手く弾けなかったのですが、練習する過程でポジション移動のいい練習になったことは間違いありません。もし、これをやっていなかったら短時間でここまでポジション移動に真剣に取り組まなかったかもしれません。

 実は師匠から「ユーモレスクどうですか?」とも言われていたのですが、譜面を見てみるとやたらとポジション移動が入っていることと、やはりビブラートがかからないとちょっと聴き応えがしないような感じがして躊躇していたのでした。(この間ちょっと弾いてみたらそんな感じはあまりないのですが...夏初めて弾いた時には原曲から移調されていることも含め、ちょっと??だったのです。)

 師匠は意外とそのあたりを見抜いていらっしゃったのかもしれません(笑)。ともかく、指使いの変更によって随分苦労もしましたが、逆にとてもいい練習になりました。(おかげでリハで落っこちまくる遠因にもなりましたが・・・)

 しかしやっぱり最後は曲の好みです。7曲ある鈴木3巻の中では一番気に入った曲だったからです。もともとチェロの曲ですが、バッハの無伴奏はチェロもヴァイオリンも折に触れては繰り返し聴いていたので、折角自分で弾くチャンスがあるのならその機会に是非弾きたいと感じたのでした。

 「ブーレでいきたい」と申し上げたときの師匠の最初の感じはちょっと心配そうではありましたが、生徒の意見を尊重してくれての選曲結果となりました。その分、レッスンでは随分しごかれましたが(笑)。

●発表会に至るレッスン

 これまで合計6回のレッスンでこの曲に取り組みました。

 5分弱と初心者が弾くには少し長めの曲で、繰り返しがあるとはいえやはり長丁場には代わりありません。レッスンの最初に師匠曰く、「ちゃんとしっかりやりますから」のとおり、なかなか上達しない中、かなり丁寧にレッスンしていただけました。

 最後の方のレッスンはかなりハードで、レッスン中に何度も通して弾くことになり、終わると汗だくになっていましたが、今後、より難しい曲に取り組んだ場合のレッスンに近いものが経験出来たのではと思っています。

 これまで記事にしているとおり、師匠の指導は普段はとても優しいのですが、ここぞというときになると随分スパルタです。時にはちょっと手加減していただきたくもなるのですが、今回のブーレも何回目かのレッスンでスイッチが入ってしまったようで、後半のレッスンはとても厳しく感じました。

 ひょっとしてレッスンが進む中で「これは大丈夫かもしれない。」と思って戴いたのならうれしいのですが。その意味で、本番大きくしくじって「破門」にならなくて本当に良かったです(笑)。

 今後のレッスンがどのように変わるのか、そしてどこまでちゃんとついて行けるのか、楽しみでもあり、少々恐ろしくもあります。

● ピアノリハーサル
 師匠とのレッスンではこれまでピアノ伴奏で曲を仕上げたことはありませんでした。(いえ、ゴセックのガヴォット・・・はありましたが(笑))

 初めてステージで自分で楽器を弾いてピアノと合わせるという貴重な経験でした。もっとも、選んだ曲は本来無伴奏のものですので、ピアノとの掛け合いという意味では今後に課題が残ったことになります。

 そしてピアノリハから本番まで・・・についてはこの間書いたとおりです。

 こうやって書き出して見ると、結構いろいろ考え、また経験できた2ヶ月間だったなぁと改めて思いました。





タグ : 発表会

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