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#48 ザイツ祭りの始まり・・・第2番 3rd.mov

2010.01.29 00:13  レッスン日記

レッスン日記 第48回 2010.01.16

 先週に引き続き、今回のレッスンはカイザー6番とザイツの協奏曲第2番3楽章です。

 が、これが結構大変でカイザーの方はなかなか「和音が聞こえる」ようにはならず、なんとなく不安な音が響き渡る状況にはあまり大きな変化はありません。

○カイザー6番
 弾き始め、ミ♭の音が下がりきれていない、との指摘。その他、音程がまだ不安なところも多々あったのですが、「和音の響きもそこそこ聞こえてきてますね。」ということで約2回弾いて終了です。

 最後の重音を響かせるところ、なかなか音程が一発で取れず、師匠からは「長い音を引っ張るときは音程がずれているのが判れば出来るだけ修正すること。」といわれました。これ、「なんかおかしい」というのは判るのですがどちらにどれぐらいずれているのか、は判りにくいので耳をとんがらがせて弾くことになります。2回目はちょっと高かったのを微妙に修正してOKとなりました。

 一般的な特徴として、指の型が12-34となるときに3、4があいてしまう傾向があるとのこと。

 懸案の「指のバタバタ」は「大分よくなりましたが、3の指を置くときに2の指も全部置くようにしましょう。今は3をおいて2をおいて3を上げる、となっていますがもう一歩踏み込んで32を同時において3を上げるだけにしましょう。」と半分だけ出来てるとの指摘でした。これ、大抵のところではOKなはずなのですが、高い音、今回で行くとシラ♯シの組み合わせのときに特におかしくなってしまいます。

 ということで先週の課題、○和音を聞くこと、○指をばたつかせない、のうちまあ、一つ半はOKという感じでした。

○ザイツ 協奏曲第2番 第3楽章

 先週の譜読みの際に、スラーを間違えていて結構変な音を響かせていたのを注意して練習してきました。そして、先の記事で書いたA線とD線を同時に押さえるところもなんとなく6割ぐらいの出来にはなっています。

 が、弾き始めると、(1)音程が低い、というか全体的にピッチが下がっている点を注意されます。また(2)スラー、一回逆にやってしまい注意です。

2Seitz2theme.jpg

 その他、出だしの部分については、「この曲ころころ表情が変わるので、最初の部分も軽く、ピアノで」ということで強弱を注意されます。

 出だしのレーソッ、のところ。スタッカート意識するあまり最初のレーまで短くなっているので伸ばすこと。

 また、連続スタッカート(ふぁーミッレッ、第22小節)のところは弓を大きく使いすぎ、ということで短く切る練習です。続きを弾こうとするとつながってしまうので、きちんときること。

 ついでに主題提示部のポジション移動をする箇所、どうしても音程が不安定なのでじっくり練習すること。

 そのほか、3の指でとる音(レ、ソ)についてはかならず共鳴の関係にあるので、特に音程に注意すること。特に長い音についてはきちんと共鳴させるように弾くこと。

 さて、この曲に何箇所か出てくる三重音の弾き方について。

 まず曲の最後の方で出てくる三重音(レーレッの重音のあと。94小節目)。ここは長さが短いので一瞬で重音を弾くためにDAE線は同時に鳴らすこと。具体的にはA線を引く角度で3本同時にジャンとやること。これ、結構力が要りますし、逆に思い切りやて響きがなくなるようでは上手くないので、加減が難しいです。つい、1+2本と分けて弾いてしまいそうになりますが、師匠のお手本は3本が同時になりながらもきれいな響きが残ります。これは練習が必要です。

1Seitz 3stop1


 同様に、重音の連続が出てくるところ(第20小節)。これも三重音は短いのでジャン、と同時に鳴らすのですが、入り口から出口まで考えると、弓の角度を4つ変えないといけないので大変です。重音自体を響かせるのも難しい上に師匠は「4つの角度、一発で決めてください」とのこと。
1seitz 2stop2

 曲の一番最後の重音のところはジャーンと2弦+1弦で鳴らします。

 もう一度弾きなおしたところ、「やっぱりポジション移動のところ音程が不安定ですね。でもアルペジオのところ(68-83小節)の音程とブリランテのところ(84-93小節)は大丈夫だし、全体的に良くできています。でももう少し強弱と表情をつけて弾けるように練習してください。」とのコメントをいただきました。

 が、最後に。弓の持ち方を指摘されます。「最近言っていなかったのですが、弓をダウンからアップに返すときに指が突っ張ったままで力が入っています。弓は親指、人差し指小指の3本でコントロールするのでこれらが突っ張らないように力を抜いてください。力をかけるのは二の腕なのに肩から弾いているような感じなので疲れてしまっているのでは」と師匠。

 そういえば最近弓をつまんでいるようになってしまうことも良くあるので、ここは開放弦での練習をやるしかありません。弓を返すときに指に力が入らないように、というのは永遠の課題かもしれません。


レッスンの記録 第48回目
2010.01.16

・カイザー 6番
・(ザイツ2番 第3楽章)
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タグ : 鈴木第4巻 ザイツ協奏曲第2番 第3楽章 カイザー 6番

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スタンダードとはなにか

2010.01.23 00:49  レコード棚から

 狭い部屋の中に積み上げたCDの山。これ、人生も後半戦にずっぽりさしかかってくるとこれからどれだけ聴けるのだろう、と思うとちょっと寂しい感じもしますが、だからといって思い切って処分するにもなかなか踏ん切りが付きません。

 初めてCDを買ったときには1枚4000円くらいしていたのに比べると随分安くなっていますし、さらに悪いことには中古CDに手を出すようになってからは、あまり買わないようにしていてもついつい1枚、また1枚と増え続けています。

 ときどき、そうは言っても同曲違演などあまり聴かないCDをえいやっとまとまった数を整理したりするのですけど、気がつくとやっぱり増え続けているわけです。

 とはいうものの、ちょうど畳の交換をするときにその下に敷いてある古新聞を読みふけってしまうのと同じように、CDを整理しながらも時々聞き直したりしているので遅々として整理が進まないのですが、そういった日々の生活の中で気がつくことがあります。

 それは、その曲を初めて聴いたレコードなりCDなりの演奏が自分の中でその曲の「標準=スタンダード」になって他の演奏を判断していること、です。

 つまり、まだ自分で好きなだけCDなどが買えなかった頃、親父のレコード棚から一枚、一枚聞き込んで行った演奏のテンポ、表情などが何十年たっても耳に残っており、その面影をもとめてあれこれCDを集めているような気すらするのです。

 たとえば、バッハの無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ。ヴァイオリンを弾く方には、特にパルティータ第2番の中のシャコンヌがおなじみの6曲セットですが、初めてこの曲集を全部きちんと聴いたのは、フェリックス・アーヨの演奏でした。

 イ・ムジチのリーダーをながらくつとめ、あの大ヒットした1959年の「四季」のソロを弾いているアーヨの演奏ですから、何か問題があるわけでは決してありません。しかし、このアーヨの演奏を求めたのは、別にアーヨが好きだったからとかではなく、ただ単にアーヨのレコードが当時一番安かったからに過ぎません。

ヴィヴァルディ/協奏曲集「四季」ヴィヴァルディ/協奏曲集「四季」
(1991/06/25)
アーヨ(フェリックス)

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 乏しい小遣いを割いてなるべく多くのレコードを購うにあたって、コストを優先したからと言って責められる筋合いは無いはずです。この曲集、当時は大抵のセットがLP三枚組であったのに対して、アーヨ盤は2枚に全6曲を詰め込んであり、しかも廉価盤だったのです。

 それがアーヨ盤を選んだ最大かつ唯一の理由でした。もちろん当時から耳年増だったので、ミルシュテインが最高、とか、シェリングを超えるものはない、とか、クレーメルの最新盤がすごい、ということは知っていましたし、出来ればすべて手元において聞き比べてみたい、と思わない訳は無いのですが、悲しいかな、そのような贅沢は許されませんでした。(今、CDの山があるのはその頃の反動かもしれません。)

 で、アーヨの弾くバッハ。明るい、しなやかな演奏です。クレーメルの様な激しい演奏と比べると平板に聞こえるかもしれませんが、このレコードを聴くたびにひたすらこの曲に没入した、あの頃のことを思い出します。

 そういうわけで、バッハの無伴奏、その後、ミルシュテインも、シェリングも、クレーメルも、エネスコも、マルツィも、天満敦子も、前橋汀子も、その他両手で数えられないぐらいの演奏を聴きましたが、ふと思い出すのはアーヨのあのしなやかなバッハです。

 もし、たった一組この曲集の録音を選ぶならば、ヨハンナ・マルツィの神々しいばかりの演奏になるかもしれません。それほどマルツィの演奏はすばらしいものだと思います。

 でも、たとえばマルツィだけ残して他の録音を手放せば、きっとマルツィには感動しながらも、心の中ではアーヨのしなやかな演奏が鳴り続けていくのだろうと思います。

 だからバッハの無伴奏、私のスタンダードはアーヨなのです。現在パルティータのみが現役盤として残っているようですが、また復活するといいですね。もちろん中古で買ってあって全曲盤が手元にあるわけですけど。

バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ集バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ集
(2007/10/17)
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タグ : バッハ 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ シャコンヌ

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#47-2  そして4巻へ

2010.01.18 00:01  レッスン日記

レッスン日記 第47回 つづき

○ガヴォット ニ長調 (バッハ)

 さて、前回散々だったバッハ。果たしてリベンジはなるのか。

 その前に、弓の毛が随分緩んでいたので張りなおします。ついでにまだやっぱりスティックで弦をこする音がするので、弓を立てて弾くようにとの指摘です。

 で、バッハのガヴォット。ゆっくりはっきり弾きはじめます。

 さすがにザイツの譜読みを封印して2週間やっただけあって、自分で弾いていても前回のレッスンのときとは音が違います。師匠もそれはお分かりのようで、!という顔をされています。

 問題のトリルは・・・上手くいきました。とりあえず最初の繰り返し前まででストップ。師匠からの指摘は最後の3の指でとるD線のソ♯。ちょっと低いので、D線、G線を引くときは指を伸ばすだけでなく、きちんと土台(=左手全体)をD線、G線が弾けるよう、右ひじを入れること、そうすればA線と同じ感覚で弾けるようになります、との注意です。

 そのまま続き。2番目のトリルも無事きれいに決まって、師匠がにっこりされていました。ずっと弾きとおしてDCまでたどり着いたところで、師匠のコメント。

「トリル、さすがによくなっていますね。言うことありません。あとこの曲はニ長調なので2の指の位置をもう少し気をつけてください。ちょうど1巻の後半で出てきたのと同じ調なので、そのときの感じで2の指を思い切り高くとってください。前回より良くなっていますが、もうちょっと高めに。あとスタッカート、いつものことだけど。」ということでもう一度注意しながら後半からDCで最初にもどって最後まで弾いて、「この曲、っもう大丈夫ですね。」とOKになりました。やれやれ。

○鈴木第4巻 ザイツ 協奏曲第2番第3楽章

 ということで残り時間10分少々です。「4巻持ってきてますか。」と師匠。いえ、前回からちゃんと持ってきてますし、少しばかりザイツの譜読みもしてありました(最近弾いていませんでしたけど。)。

 「譜読みしていたのドレでしたっけ?1曲目?じゃあ、そこからやりましょうか。」ということになりました。

 師匠は「別の教本ではこの曲、2巻めの最後にでてきて、鈴木の2巻でやったベートーヴェンのメヌエットの方が後に来てるんですよ」などと繰り返しおっしゃいます。はい、もちろん「あたらしいバイオリン教本」では2巻の最後にこのザイツのコンチェルト2番、全楽章載っていますね。ベートーヴェンもボッケリーニもついでに発表会で弾いたバッハのブーレもぜーんぶその後の3巻ですね。もちろん知っています。ちなみに「新しい」3巻の最初はザイツの5番全楽章、というのももちろん知っております。

 でも師匠になんて答えたらいいのかわからないので、「ふーん」と感心したふりしてうやむやになりました。こういう時って、師匠、大抵別のことを考えているんですけど、今回、何を考えていらっしゃったのかよく判りませんでした。

 ともあれ、おずおずと弾きはじめます。出だしのところ、いきなり3ポジで始まり、1ポジ、2ポジ、1ポジとポジションがぐるましく変わります。いえ、全部1ポジで弾ける楽譜ですが、せっかくなので出来る限りポジション移動を入れて弾くのがお約束です。2Seitz2theme.jpg


 が、2ポジのところでちょっと混乱してごちゃごちゃやっていると「あ、そこのところポジ移動するならちゃんとやりましょう。ついでに2ポジやめましょうか。・・・でもまあ出来ますよね。2ポジ、大丈夫でしょう。」ということで???なのですが、そのまま続行することになりました。

 というかですね、師匠、あの発表会のときのブーレで2ポジ入れたの師匠でしょう。3ポジも随分はいって結構大変だったのです。本番ではあまり上手くいきませんでしたが、ポジション移動はなし崩し的に随分やったことになります。ほんと、大変でした・・・

 問題は次の2ポジから1ポジに降りてくるところ。どこで降りてくるのか、ファラ ドとなっている間に降りてくるのですが、ここはラがA線の開放弦指定なので、その間にきちんとおりてきてドをとること。指を伸ばして1ポジだか2ポジだかあいまいなまま弾いてしまうとその後めちゃくちゃになります、との指摘です。これ、ブーレの時と同じですね。きちんとポジション移動しましょう。

 ついでに、スラー、一ヶ所間違えていました。レソ シレ の次のレドと下がってくるところ。ずっとダウンで弾いていましたが、シレで弓を返しているのでアップです。ダウンで弾くとどうしてもドのスタッカートが重くなってしまうのでアップの方がいいのですが、次の前打音付きのドミもアップなので連続アップですね。うーん、難しいです。

 ここ、弓使いがまちがっていたのでしばらく弓がガタガタになってしまいます。

 ついでにラーソとおりてくるところ、ちゃんと指を離して音程をきちんとすること。ラソがくっついてしまっていました。

 淡々と弾きつづけます。重音のところとかもちろん滅茶苦茶なのですが、今日は譜読みなので音が合っている限り何も言われずずんずん進みます。

 ちなみに、途中で何回か出てくる付点4分音符+8分音符が短い。合計4拍分をきちんととる様に。

 49小節目の3ポジにあがってミレドシとおりてくることろ。今度は3と4の指をちゃんとつけて音程をきちんと取ること。とっさに3と4が離れているとの指摘。

 最後に、「この曲、来週からしっかりやりますけど、スタッカートがすごく大事なので、いろんなパターンのスタッカートを弾き分けるように。可愛らしい、軽い感じの曲なので、スタッカートをしっかりつけてやってきてください。」ということで、さっとお手本で一部弾いていただきました。

 というわけで無事鈴木3巻は終了し、4巻に突入しました。ザイツについて師匠は「この曲弾いていて楽しい曲ですよ。」とおっしゃっていますが、なかなか大変そうです。

 確かにこの曲、とりあえず初心者がやってみたいと思うようなことがてんこ盛りの曲で、面白いです。「浪花節の曲ですね~。」と申し上げると、師匠は笑っていました。この曲、ロマン派の作曲ということもあり、本当はビブラートがかけられるともっと気持ちいいでしょうね。

 ザイツの面白さについてはまた別途書くかもしれません。

レッスンの記録
第47回 2010.01.09

・カイザー6番(再)
・ガヴォットニ長調(バッハ)
鈴木4巻
・1.ザイツ 協奏曲2番第3楽章(譜読み開始)

タグ : 鈴木第3巻 バッハ ガヴォット 鈴木第4巻 ザイツ 2番第3楽章

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#47-1 年明けのレッスン

2010.01.17 01:23  レッスン日記

レッスン日記 第47回 2010.01.09

 年が明けて最初のレッスンです。まずは新年のご挨拶。去年はいきなり出張が入る予定だったので、ちょっと無理を言って4日からお願いしましたが、今年はとりあえず大丈夫そうだったので結果的に一週間お休みになりました。

 で、最初のレッスンの課題はまあ、バッハのガヴォットなんですけど、一応いつもどおりカイザーから始まります。

○カイザー 第6番

 前回終わった5番が比較的きれいなメロディだったのに対し、こちらはなんとなく不安定な音が続く曲です。練習していると、弾くたびに違う曲のように聞こえてしまうのはまずなんといっても音程が不安定だから。出だしのところはともかく、中間部分で臨時記号の嵐になるところは、もう音が合っているのかどうか定かではありません。

 師匠の指摘。その1.指をばたばたさせない。この曲、3連符で真中が半音下がるパターンプラス四分音符の組み合わせが多いのですが、その中でも3連符を弾くときに指が3-2-3となるところ、わざわざ2の指を置きなおさない、ということです。これ、毎度の指摘なのですがなかなかこの癖抜けません。

 その2.音程が不安定なのは和音を聞いていないから。一小節毎にどのような和音構成になっているか、4つの音をブロックとしてきちんと聞きながら弾くこと。一応、臨時記号については指を伸ばしたり引っ込めたりときちんと出来ているが、正しい音がでないのは、いったいどういう音が正しいのか意識できていないから。ただ単に指の位置だけで弾こうとしている、という厳しい指摘です。

 とくに中間部分の臨時記号の嵐の部分は一音一音確認すること。というわけで師匠が時々ピアノをたたいて音の確認です。あの、ピアノがあると自分の音がどれくらい(どちらに)違っているのか一目(聴)瞭然です。でもヴァイオリン弾いているとなかなか認識できないものです。で、なんとなく違っているのがわかる、というたちの悪い結果になっています。

「ヴァイオリンは単旋律の楽器なので、音階を作っていく必要があります。そのため和音を常に意識して弾かないとこういう曲の音程はとりにくいです。でも現代曲ではないので、かならず和音になっているので、そうでない場合、どれか音が間違っています。きちんと音程を作ることが大事です。」と師匠。

 え、あの、間違っているのは弾いた瞬間にわかるのですがどの音がどう間違っているかが、わからないのです。ピアノがあるとすぐわかるのですが・・・」などと言うと、師匠は苦笑いです。

 あと、スラーで4音つなげて弾いていると弓が足りなくなったりと、気が散るので3連プスラー+4分音符で弾くように、ということで何度かやり直しました。

 とはいえ、急には音程は改善しないので、もちろんもう一週間やることに決定です。
「まず、音程をきちんと。和音を聞くように弾いてください。それから余裕があったら、指のバタバタもなおしましょう。」ということになりました。

(つづく)

タグ : カイザー 6番

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指の置けないザイツ

2010.01.13 01:11  レッスンの周辺

 また後日アップしますが、寒いモスクワでトリルを考えたお陰で、今年最初のレッスンでは無事バッハのガヴォットニ長調も卒業となり、晴れて(?)鈴木4巻に突入しました。

 というか、前回のレッスンではカイザーが大変でみっちり絞られたので、あんまり感慨は無いのですが。

 で、一応ザイツの協奏曲第2番の第3楽章の譜読みに入ったわけですけど、ここのところがどうも良くわかりません。

 出だしのソロのところ。スタッカートとスラーのつき方が面白く、可愛らしいイメージですが、最初はそんなことや、ぐらじおーそ なんて考えている余裕なんて全くありません。ひたすら音を追って弾くしかありません(笑)。

 新しく改訂になった鈴木の4巻ではいきなりサードポジションでのスタートです。いえ、それはかまいません。その後ポジションは3→1→2→1とめぐるましく変ります。全部1ポジで弾いたって良いのですけど、そこはせっかくポジション移動習ってるのですから、意地でもポジ移動します。音程狂って、はた迷惑なのは判ってはいますけど。

2Seitz2theme.jpg


 というわけで指使いは黄色に塗った、楽譜の指定どおりです。

 ここで問題が。

 前打音とスタッカートで どみっ と上がってから らーそ とダウンで返すのですが、その指使い。

 ミはA線の3、その次のラはD線の3なので、これ、指置き換えているとバタバタしてしまいます。
 
 かといって、3の指一本でこの部分A線、D線両方押さえるのは難しく、どちらかの音がかすれたり上ずったりします。(赤の下線の部分です)

 指一本(3の指)でこの2音を同時に押さえるためには、なにかコツがあるのでしょうか。(今見たら、ファーストポジションでも4の指で両方の弦、一度におさえるとの指定になっていますね)何度やってもうまく行きませんし、今のところ上手い手を思いつかず、悩んでいるところです・・・次のレッスンまでに妙手を思いつきそうにもありません。

うーん。

タグ : 鈴木第4巻 ザイツ協奏曲2番 第3楽章

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モスクワでトリルを考える

2010.01.09 22:18  レッスンの周辺

 さて、昨年最後のレッスンで引っかかってしまったトリル。これまでも何回か出てきており、その都度上手くは弾けないものの、何となく弾いていたのですが、前回のレッスンではまったくといっていいほど出来ませんでした。

 その理由をいろいろ考えてみると、まず挙げられるのはレッスンで師匠に弓使いを直されたこと。

 バッハのニ長調のガヴォット、最初に出てくるトリルはD線のファにかけます。バッハの頃のトリルは上からかけるので、ファの音にかけるとするとソファソファ・・・とかけることになります。
Gavotte trill1

 で、このパッセージ、トリルの直前の音がソなのです。ですからそのソの音をアップで弾いて弓を返してソファソファと弾くことになるのわけです。こういったパターンのトリル、実は初めてです。

 ということでトリルの直前の音で3の指でソを押さえているわけですから、師匠の指摘通り、次のトリルをかける時にはそのまま指を上げずに弓を返してトリルの最初の音であるソを弾けばよい、ということになります。

 が、これができません。いえ、頭でわかっていても弾けないのです。別の記事で書いたとおり、レッスン時間のほぼ1/3をこのトリルの練習にかけましたが上手くスムーズにかかりません。やることが単純なだけに出来ないと余計に落ち込みます。

 ではなぜ出来ないのか。この理由をレッスンの翌日から出張で出かけたモスクワ行きのアエロフロートのなかで考えました。もちろん、10時間近く何もすることがないので指(3の指)を動かす練習も時々やっていましたが。

 そもそもトリルをかけるときに、指に力が入ってしまいます。これ、高速で指を動かすために指が緊張するわけです。ですから、このパッセージを弾く際にもトリルを意識した段階でファをとる2とソの3の指に力が入ってしまいます。

 もともとやっていたように、トリル直前のソを弾いてから改めて2の指をファに置きなおし、そしてソの音をトリルで引き始めることにすれば、多少指に力が入っていても、何とかなるものです。まあ、とはいっても力が入りすぎて、きれいにかからず弦から指がはなれないままぶるぶる震えるような感じになることも多いのですが。

 ところが師匠の指摘にしたがってトリルのかけ方を変更しようにも、3の指には力が入ってしまっていますので、指が即座に上がらないのです。つまりトリルの始まる最初の音、ソは前の音と同じなので3の指は押さえたままです。その状態で指に力だけ加わるわけですから次のファで指を上げるのはいつも以上に困難になります。これがレッスンでトリルがかからなかった最大の理由です。

 当たり前といえば当たり前ですが、レッスンで緊張と上手くいかないことからくる焦りから、こういうことにもなかなか気が付かないものです。

 では、これが原因だとすれば、どのようにすればいいのか。

 早い話、「トリルをかけよう」と思うと指に力が入るのであれば、「トリルをかけるのをやめる」というのが答えです。具体的には、「トリルをかけない」のですから、この最初のソの音は普通に弓を返して弾き、次のファからトリルとみなして弾く、ということになります。

 つまり、ラシソー ソ と弾いてから、ファソファと間髪をいれず続けて弾く。ファソファソの部分も最初のうちは16分音符で刻んでいき、だんだんトリルのように弾いていくき、最終的には全体としてソファソファとトリルがかかることになります。

 これで実態的には楽譜と同じになりますが、要は気持ちの問題なのです。「ソからトリルを弾かなきゃ」と思うと指に力が入ります。でも「トリルはファからでいいや」と思うと最初のソの音を弾くのは簡単です。

 実際にまず、ラシソー ソ、と何回か弾き、次にラシソー ソ ファ、さらにラシソー ソ ファソ・・・と一音づつ増やしてやっていくと以前に較べてずっとスムーズに弾けるようになりました。何より指にさほど力が入りませんから指を動かすのもぐっと楽です。
gavotte trill2

 あとは徐々にスピードを上げて、全体としてまとまって響くようになるまで練習です。レッスンで費やした20分ほどやってみるとかなり改善したことが判ります。

 この曲、同じようなパターンのトリルがもう一ヶ所出てくる上に、普通のトリルも3の指、4の指と何回か出てきます。最初のトリルでこけてしまうと、その次もだんだんダメになってしまいます。それを回避するためにはなるべくこけないように弾きやすいように解釈して弾くことにつきると思います。
gavotte trill3

 大人になってからはじめたヴァイオリン。体が硬いとかいろんな理由で指が動かないことも多く、そのたびに壁にぶつかります。でも多分に気持ちの問題であることも多く、今回のトリルでは散々苦労しましたが、出来るところまで分解して弾くこと、出来るスピードでゆっくり弾くこと、がどれだけ大事かよく判りました。

 あまりにも出来なかったのでレッスン終了後師匠に泣きを入れた際に、しばらくして返ってきたメール。少し変えてこっそり引用します。

・・・『指が硬い』、というのはそうかもしれませんが、これまでもっと難しいことも弾けるようになっているので、体の硬さは関係ないと思います。・・・また、『速く弾けない』、というのなら体が硬いせいかも知れません。でも、このトリル、ゆっくりやっても弾けないということは、別に原因があるはずです。・・・あえて言えば硬いのは指ではなくって頭ではないでしょうか。大人の人は先入観が強いので、いろいろ指摘されてもまったく弾けなくなることがままあります。あまり気にせず、正しい練習方法を繰り返していけば必ず弾けるようになります。・・・

 メールをいただいたときには上の解決法を考え付いていたのですが、「いい師匠についたな」、としみじみ思いました。

 あ、でもこのブログ、ばれたら困りますけど(笑)。

タグ : 鈴木第3巻 ガヴォットニ長調 トリル

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バイオリニストは目が赤い?

2010.01.07 00:04  credenzaの本棚

鶴我裕子著 『バイオリニストは目が赤い』

 ヴァイオリンに限った話ではありませんが、年間そこそこの数のCD(やSPレコード)を性懲りもなく買い込む身にとっては、ある程度の目安があった方が助かることは言うまでもありません。

 まあ、世に「名盤」とされるものなかでもつまらないものもありますし、隠れた「名盤」というのはそれ以上にありますから、結局自分の耳だけが頼りな訳ですが、闇雲に聴いていってもろくな演奏に当たらず何連敗更新中、みたいなことになると目も当てられません。

 ということで、ヴァイオリンのCDについても何かガイドブックがないかと探してみるもののあまり適当なものが無いのですね。随分前に出た本ですが『200CDヴァイオリン』という200CDシリーズがまあそこそこいいかな、というのでこの本は前から手元にありました。
200CD ヴァイオリン―弦楽器の名曲・名盤を聴く (200音楽書シリーズ)200CD ヴァイオリン―弦楽器の名曲・名盤を聴く (200音楽書シリーズ)
(1999/05)
200CDヴァイオリン編纂委員会

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 ところでこの本はある曲について「200CDヴァイオリン編纂委員会」のメンバー一人が推薦CDを並べる、という趣向になっているのですが、そのなかで鶴我裕子さんによる解説が飛び抜けておもしろいのです。長年N響のヴァイオリニストを努めていたこともあり、他の評論家とは視点が違う上、天真爛漫とでもいえる解説が笑いを誘います。

 例えばベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲の解説はこうです。

「ベートーヴェンの唯一のヴァイオリン協奏曲」と必ず強調されるが、いやあ、ひとつでたくさんです。交響曲なんて、9つも書かれちゃって、ホント苦労しているんですから。

 そんな鶴我さんのファンは多いようで、彼女が書いたものを集めたエッセー集が出ています。タイトルは『バイオリニストは肩が凝る』。
バイオリニストは肩が凝る―鶴我裕子のN響日記バイオリニストは肩が凝る―鶴我裕子のN響日記
(2005/07)
鶴我 裕子

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中身はオケの裏話から始まってヴァイオリン弾きには興味深いことが多く並びます。なによりこの本、たとえオーケストラのことを何も知らなくても結構笑えます。

 この『バイオリニストは肩が凝る』が最近改題されて文庫になりました。で、タイトルは『バイオリニストは目が赤い』(笑)。
バイオリニストは目が赤い (新潮文庫)バイオリニストは目が赤い (新潮文庫)
(2009/11/28)
鶴我 裕子

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『肩が凝る』を読んだのはもう随分前ですから、「あ、続編が出た!」と思って中身も確かめずに購入したら・・・同じでした(笑)

 でもまた軽妙洒脱なエッセーが読めることとなり、にやにやしながらこの正月休み、再読しました。

 そうそう、上に掲げた『200CDヴァイオリン』の名解説のなかからもいくつか再録されています。
 
 でも、『200CD』を買う理由は他にもあります。それはコラムです。鶴我さんのコラム、「ヴァイオリニストになる方法-難易度別練習曲」は大人になってからヴァイオリンを始める方にも必読かも。

 それはこんな感じで始まり、

「ヴァイオリンを手に入れたら、先生のところへ行って、まず分解・組みたてを習おう。恐れることはない。どうせストラトじゃないんだしこれができないと、練習を始められないのだ。・・・

 そして最後は、

・・・では、素敵なヴァイオリニストになってください。そして、ミューズの御加護がありますように。」で終わっています。

 間にどのような練習曲が入っているかは、ご自分でお読みください。

 何にせよヴァイオリン弾きの週末読書には最適かも。

タグ : 鶴我裕子 200CD

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歌の翼に

2010.01.01 23:39  レコード棚から

 新年明けましておめでとうございます。

 今年もよたよたと続く(?)このブログをよろしくお願いします。


 新年早々ヴァイオリンの練習をするのも何となく気が進まず、途中で放棄した大掃除の続きなどをやっていると一日が終わってしまいました。

 でも、やっぱりヴァイオリンということで夜になって少しだけ練習再開です。うーん、今年も前途多難を予想させる素晴らしいカイザーが弾けました。カイザーって12音音階で書いてたんだ(笑)。

 それとは別に蓄音器のかけ初め。

 毎年大抵はシュトラウスの「春の声」などをかけることが多いのですが、流石に今年はヴァイオリンです。あれこれレコードをとっかえひっかえしているとあっという間に時間が経ってしまいます。

 そんな中、何枚かかけたハイフェッツのなかの一枚です。

 完璧なテクニックを持ったヴィルトゥオーゾなので、得てしてその演奏は冷たく感じられることもあるのですが、彼自身が編曲したメンデルスゾーンの「歌の翼に(Auf Flügeln des Gesanges)」はしっとりした美しい演奏です。もともとはハイネの詩に曲をつけた歌曲ですが、ハイフェッツ編曲のこのレコード、なんとも歌心あふれる演奏でお気に入りの一つとなっています。

 ロシア革命の混乱を避け、横浜経由でアメリカにわたったハイフェッツが最初の録音セッション(このときハイフェッツ17歳)で吹き込んだレコードもいいのですが、こちらは後年電気吹き込みで入れなおしたもの。確かなテクニックに支えられた、余裕たっぷりの甘美なメロディーが楽しめます。

プレーヤーが開かない場合は「www.geocities.jp/credenza05/mp3/Heifetz1.mp3」からどうぞ。











タグ : SPレコード HMV163 ハイフェッツ 歌の翼に

テーマ : バイオリン - ジャンル : 音楽

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