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2冊目のどじょうー鶴我裕子著 『バイオリニストに花束を』

2010.04.29 00:22  credenzaの本棚

 日課になっている本屋を徘徊していると、 『バイオリニストは目が赤い』につづく鶴我裕子さんの2冊目のエッセイ集、『バイオリニストに花束を』が目に付きました。早速購入。こういう本、出版社から寄付してくれないかしらん。

 1冊目では、N響現役バイオリニスト当時の日常が軽妙なタッチで描かれていたのに対し、こちらは『目が赤い』でれきっとしたエッセイエストとなってしまった著者の1冊です。

 つまり、もうビギナーズラックは期待できず、こちらもあちこちの雑誌などに連載されたものを集めた本であるとはいえ、いささかまとまりにかける結果になっています。

 「カイシャ」、つまりN響を卒業する前後に著者の周りに起こったこと、そして幼い頃の思い出など淡々とつづられている中に、著者持ち前のユーモアがにじみ出ていますが何かしら『目が赤い』にみられた諧謔性などはすこし陰を潜めてしまっています。

 これは著者が「定年」が近づくにつれ、なにやらセンチメンタルになっていることもその理由の一つかもしれませんが、現役時代に「アングルのヴァイオリン」として自由気まままに書き綴っていたのに対してやはり、エッセイエストとしての気負いがあるように感じられます。

 その点、あの一冊目のおもしろおかしく、そしてさわやかな読後感を期待して読むとちょっと裏切られることになるかもしれません。でもやっぱり面白いんですね、この本。

 個人的には、著者所有のタンノイを鳴らすためにああだこうだとやって結局は真空管のアンプになり、その製作者とつるんで遊んでしまうあたり、著者、そしてN響メンバーの思わぬ側面が垣間見られて妙に楽しませて頂きました。

バイオリニストに花束をバイオリニストに花束を
(2010/04)
鶴我 裕子

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一冊目はこちら。
バイオリニストは目が赤い (新潮文庫)バイオリニストは目が赤い (新潮文庫)
(2009/11/28)
鶴我 裕子

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↓どうでもいいけど、1冊目、単行本で出たときはタイトルが違っていました。中身は同じです。
バイオリニストは肩が凝る―鶴我裕子のN響日記バイオリニストは肩が凝る―鶴我裕子のN響日記
(2005/07)
鶴我 裕子

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関連記事:「バイオリニストは目が赤い?」
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タグ : 本棚より

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#61  そして4月が終わる・・・

2010.04.24 20:00  レッスン日記

レッスン日記 第61回
2010.04.24

 引き続き停滞中のレッスン日記。

○カイザー11番

 先週、メトロノームを使ってちゃんと練習するように、と「速度制限」がかかったこの曲、師匠を怒らせると怖いのでずっとメトロノームを振って練習しました。

 一応「最高速度96(=16分音符)」との指定でしたので、少し遅めから始めて見ましたが少し遅めの84ぐらいで弾くことにしました。

 一週間、弾きにくいところを取り出して練習した他、2回づつくらいメトロノームをならしながら練習しました。金曜日だけメトロノームを止めて弾いたのですが、それでもやっぱり走るところは走りますね。

 というわけで、師匠の前では神妙に(?)ゆっくり弾きます。

 途中2箇所ほど指がもつれて弾き直しましたが大きな指摘はなく、OKとなりました。

 「音程すごく良くなっています。ちょっと1の指で♭をとったあとにナチュラルに戻したときが低かったですが、他はテンポも全然揺れなかったし、とてもいいです。」と久しぶりに師匠にほめられます。本当にそう思っていらっしゃったようで、顔つきが明るい(笑)。良かったですが、なんかこれ弾くだけでめちゃくちゃ疲れました。

 つぎ、カイザー12番ですが・・・これ、スラーが16音かかっているので以前カイザーを始めた時に師匠から「こんなの最初から弾けるのならカイザーなんかやっていませんから、適当に切って弾いていいですよ。」ということで4音に書き込みされました。同じことを今回言われて、「難しかったら一音づつでもいいですよ」と言うことでしたが、まあ、4音で弾けるようになるまで頑張りましょう。

○ヴィヴァルディ Amoll 第1楽章

 カイザーの出来が良かったので師匠はご機嫌です。で、アーモール。

 やっぱり3ポジ、ドの音が少し低い。「3回あるのでせめて2回目からはちゃんと音とりましょう。微妙に低いです。」と師匠。うーん。あのドの音高めにとるの嫌いなんですね。あのE線の響きがいやなのでつい低めにとってしまうのですが、師匠はそこが駄目だということで、高めにとって弾き直します。「さっきと音の違い判りますよね。これ、判らないと直しようが無いのですが、あとは間違った音を覚えてしまわないようにすれば大丈夫です。」

 ということでもう一度最初から。高めにとるのは簡単ですが、高めに外すと耳障りなのでつい低めにとっているのですね。なので、まあちゃんと気をつければそこそこ音程は当たりますので続けます。最初のフレーズが終わったところで「ここまでとてもしっかり弾けています。音程も正確。」と師匠。カイザー効果ですね。

 で3ポジのところも、やや怪しいながらも一応音程とれているようで無事クリア。問題の1ページ目最後の4連符(ラシラ)にさしかかります。カイザーではありませんが、難しいところになるほどつい前のめりになって走りがちなのと、右手に力が入ってしまってぎこちないです。

 何度やっても駄目なので自分で笑い出しそうになるのをこらえながら弾き終えると、師匠「さすがにシのアクセントは随分無くなりましたが・・・やっぱり第1音をもっとしっかり響かせるように。あとラシラは同じA線なので弓がぶれて他の線の音を出さないように。」と注意です。まあ、多少は改善しているようですね。

 2ページ目。28小節目以降、ラルガメンテでテンポを落としながらクレッシェンドですが、つい走りがちです。師匠が何度か「ゆっくり!」と間の手を入れます。やっぱりちょっと速いですね。いちおうここは走ってもそこそこ弾けてしまうのですけど。
0Amoll B28

 トゥッティに入ってもう一度テンポ落として弾き始めます。ここでの注意はディナミーク。ピアノで始まりますが微妙にディナミークが付いています。そして最後にフォルテ。これ全部やると大変ですが、気持ち的にだんだんクレッシェンドがかかるようにして、最後42小節で一気にフォルテにする。ただし41小節目の最後のソミ。D線できっちり弾いて雑音が出ないようにE線に移弦すること。勢いが付いていて、つい雑音混じりになりがちです。
0Amoll B40

 ここから先は難行苦行が続きます。まず、44小節目。シーラソのソ。ナチュラルなのできちんと下げきること。ついでにレ#。指使いは4ですが、2回繰り返される中3にしたり4にしたりとバラバラだったのを叱られます。これ、気分というかそのときの調子によって指変えていたんですね。4だと高くなりすぎ、3だと雑音が混じります・・・音程をとるか、雑音をこらえるか・・・うーん。
0Amoll B44

 45小節目以降。3ポジの音程が難しいのはさておき、各フレーズ毎にE線、A線(D線)G線と移弦で飛び回るところ、きっちり弦をとらえて弾くこと。これ、結構難しいですね。大体E線はアップで次の弦はダウン、G線はアップなので、弓が進む方向と違う部分があるのでなぜか違和感があるのです。開放弦で練習すること。

 51小節目以降、2段にわたって音程。シビアに半音を確保すること。ついでにここから走ってしまうのでテンポを押さえること。こういう早いところ、ついつい走ってしまいます。もちろん移弦は・・・以下同文です。

 はい。3ページ目。もうここは4連符の扱い。1ページ目の下と同じですね。

 最初の音がメロディラインなのでそこをきちんと響かせること、2音目以降は軽く。そして全般的にゆっくり弾くこと、です。どうしてもテンポが上がってしまって弾けるところも弾けなくなってしまうのは本当に困ったところです。特に3ポジから降りてきた65小節目以降。走りますし、第1音がE線に上がるのでつい軽くなってしまい、旋律が聴きにくいとの指摘です。音程はまあ結構ちゃんとしていた様でほめられましたが・・・
0Amoll B65

 そして同じ65小節目から2段にわたってクレッシェンド。これ、結構大変ですが、師匠は「最初からずっとやっていると最後で無理になるので、最後のところだけでも大きくすること。」とお手本です。まあ、ここはまずゆっくり確実に弾けた上でのお話ですが。

 71小節目からのドルチェ。走っているので確実に。音程はまたしても2の指が下がりきっていないのを指摘されます。

 というところで一度最初から通します。これで綺麗に弾ければいいのですが、そうは行きません。途中なんども走りがちになりテンポを元に戻しますがやはり3ページ目の上からはどうにもなりません。途中師匠がテンポを取るべく手拍子をとりますが、急にテンポを落とすこと出来ませんし、一体一拍ごとに手拍子なのか、一音ごとにたたいているのか、判断に困るようなテンポなので、急に合わせるは土台無理な話です。そうこうしているうちに、めちゃくちゃなテンポでとにかく弾き通してしまいました。

 師匠のコメント「とにかく焦らずゆっくり。カイザーであれだけテンポ安定していたのでこちらも絶対に出来ます。あと移弦に注意してください。もうちょっとかもしれないけれどきっちり弾けるようにしましょう。」

 まあこれまでは通して弾かせてもらえなかったのでその分は多少進歩したのかも。

 4月中になんとか仕上げるつもりでしたが、やっぱりだめでした・・・。

レッスンの記録 第61回
2010.04.24
・カイザー11番
・ヴィヴァルディ Amoll 第1楽章 (何回目?継続中)

タグ : カイザー11番 鈴木第4巻 ヴィヴァルディ 協奏曲イ短調 第1楽章

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#60 メルツェルさん、こんにちは。

2010.04.24 10:00  レッスン日記

レッスン日記 第60回

2010.04.17

 なんだか暖かくなったと思ったら、急に寒くなってもちろん風邪をひきました。レッスンの前に30分くらい弾いてから出かけるのですが、最悪。

 師匠のところに伺うと、師匠もなんだか顔が赤く、どうも風邪をひかれた様です。というわけで師弟ともに風邪気味で調子がわるいレッスン。先行き不安なまま突入です。案の定・・・

○カイザー11番

 なんだか鼻がつまったような音で弾きはじめます。最初の方はゆっくりですが、どうもこの曲走ってしまいます。音も貧相なら音程も不安定です。テンポだけは一人前ですが、だんだん速くなるのはよくありません。

 一度通しますが、途中ページが変わってあちこちに♭がつく箇所で何回か引っかかってしまいます。どうも調子が出ません。時々師匠が「ゆっくり」と合いの手を入れます、それほど走ってしまいます。最後の重音もきれいに決まりません。もともと弾きにくい指のパターンなのですが、本当にひどい音です。

 師匠のコメント:「最初のうちはまだしっかり音が出ていたのに、難しい箇所になると走ってしまうのは余計にダメです。大体この曲、同じリズムなので弓の量も同じですね。でも弓のどの部分を使って弾いていたか判らないでしょう。途中からちょこちょこ弾き出してなんだか近所迷惑なので申し訳なさそうに弾いている感じ。きれいな音でないと聞き取れないでしょう。弾いて、聴いて、ではじめてちゃんと弾けるようになります。」

 というわけでもう一度2ページ目の最初から弾きなおしです。師匠がごそごそしていると思ったら・・・メトロノームを動かし始めました。手たたくの面倒くさくなったのでしょうね。お互いずれまくるし。

 こちらがテンポが不安定なので、メトロノームを合わせる師匠も苦労しています。ヴァイオリンとメトロノームがちょうどぜんまいの切れかかった蓄音機のように不安定にゆれて、テンポは結局十六分音符=96ぐらいになりました。これで最後まで。しっかりと「96以下で!」などと楽譜に書き込まれます。速度制限ですね。

 ということで、どうにも出来がわるいのでもう一週間やることになりました・・・あ。

○ヴィヴァルディ アーモール 第1楽章

 このような調子ですから、ヴィヴァルディも上手くいくはずがありません。先週弾けたところまで全然ダメです。なにしろ出だしのミララからとてもひどい音です。針金を弾いているような感じ・・・やっていて自分でいやになります。

 最初の注意は3ポジから1ポジに戻るとき、あせっていて1の指(Fナチュラル)が降りきっていない。何度か直前で止めてポジ移動してから弾き始める練習です。つい飛び出しそうになりますが、瞬間的に音止めてもいいから確実にポジション移動してから弾くこと。

 音程もガタガタなまま弾き続けます。注意はいつもの通り。変わり映えしません。

 で、いつものように1ページ目の最後のラシラ。やっぱりテンポがあがるとアクセントが変なところについてしまいます。シにアクセントが付かないように弾くと今度は最初の音にアクセントがつけられず、なんともしまりのない音です。指に入っている力がいつもに増して抜けません。後で録音を聞きなおすと本当にどうしようもない音です。

 カイザーと同じで、全般的に走りがちなので指と弓が付いて行けていません。ゆっくりやるとまずまずですが、テンポを戻すとガタガタ。

 師匠はちょっとため息まじりに、「きれいに弾けているところと、アクセントが付いているところ、自分で聞いていてわかりますよね。ゆっくりやればできるので、しっかり練習しましょう。」

 この部分、最初の音にアクセントをつけるとついスタッカートのようになってしまって、その後、力が抜けないままにラシラとやるのでカクカクという感じになり、結果的にシにアクセントが付いているようになってしまいます。どうすればいいのでしょう・・・
 
 2ページ目の上。音程がめちゃくちゃです。もう言うことありません。テンポが速くて、いい音を出そうとするところまで意識が回っていない、との指摘です。「大事な音とそうでない音がありますから、そこに注意して」・・・と師匠がお手本を弾いてくださいますが、このお手本もいつもに較べるとちょっと元気がなく、師匠も大変そうです。

 3ポジに上がるところの音程もひどく、2と3の指がきちんと離れません。3と4の指を一本づつ押さえようとしていると余計に安定しないのではないか、との指摘です。ミーソファミミのところ、指は2433ですが、4をとるときに最初からちゃんと3をつけておくこと。ちょっと大変ですがやってみると2 34ととりやすくなりました。

 2ページ目後半。

 スタッカートで飛ぶ移弦。調子が悪いときはあたるわけがありません。一本づつちゃんと捕まえること。ちょっと移弦が早い。E線の3ポジから飛ぶA線、G線の音が汚い。

 ほとんどやけくそで弾いていますが、一応ちゃんと指が回っているようで、あとはちゃんとゆっくり丁寧に弾くこと。全体的に前につんのめるような形で弾いているので音がくすんでいるとのこと。いえ、弾いていてよく判ります。

 惰性で突入の3ページ目。

 最初のところ、テンポが走り勝ちになって崩れていきます。師匠は「あせらないで!」とおっしゃいますが、先週よりあまり改善していない上にテンポだけ上がっているのでガタガタです。

 それでも「よく練習しているので難しい割には音程取れています。あとは弾きにくい音と出しやすい音で音量の差があるので丁寧に弾き込んでください。余裕が出てきたら、2段かけてのクレッシェンドをつけましょう。」と少し褒められます。まあ、音出すだけで手一杯なので音量まで考えている余裕はありません・・・。

 あとはもう、以下同文です。全然いいところのないレッスン。なんとか終了ですが、本当に師匠に申し訳ないです。

 最後に師匠「もうすこしきちんと聴いて出ない音がないように、ゆっくり、しっかり弾くこと。この曲難しいですからゆっくりきちんとやりましょう。」

 いや、その通りですね。

 ついでにこれ、子供さんだともっと大変でしょう、となどと言うと、「子供は楽譜を見て弾けないので、覚えるしかなくって、なかなかレッスンが先に進みません。私も昔4ヶ月くらいこの曲やってました。」と師匠。4ヶ月ねぇ・・・それぐらいかかるかもしれません。子供の4ヶ月と大人の4ヶ月、残された時間に占める割合からすると大きな違いがあるんですけどね。

レッスンの記録
第60回 2010.04.17

・カイザー11番(再 制限速度つき)
・ヴィヴァルディ 協奏曲 イ短調 第1楽章(再々)

タグ : カイザー11番 鈴木第4巻 ヴィヴァルディ 協奏曲イ短調 第1楽章

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#59 レッスン日記第59回

2010.04.24 09:00  レッスン日記

レッスン日記 第59回
2010.04.10

 今年は花が咲いてから、少し寒かったりしたので随分桜が残っています。あちこちの桜を眺めながら、ぽかぽか陽気の中レッスンです。

○カイザー11番

 10番とうって変わってスケールの連続のような曲です。ところどころ♭がついて、その音が単にある音の♭ではなく、半音ずれた別の音(つまり音名がかわる)になるところが間違いやすいです。

 ゆっくり弾きますが、こういう曲はついついスピードがついて走ってしまいます。

 師匠の指摘は、1の指でとる低い音をもう少し低くとること。半音全音の間隔をきちんと認識して指の準備が出来てから弾くこと。

 特にひっかるのは、ソの♭、ドの♭。ついでにラがナチュラルになったりフラットになったりするのを見落としがちでした。あとG線で弾くレの♭、苦手ですね。

 臨時記号をみて音を上げたり下げたりするだけだとあまりに音が不安定になるので、きちんとどの指とどの指とくっつくか、よく認識して弾くようにとのこと。師匠の言葉をそのまま引用すると「臨時記号だけ見て弾くのではあまりに情報が少なすぎるので無理。ちゃんと全音半音の関係、隣の指との関係をその音を弾く前からきちんと確認して踏まえて弾くこと。」です。

 あと走らない(笑)。最後の重音の前では出だしの倍ぐらいのテンポになっていて、苦笑いです。

 重音はですね。やはりシ♭ ラ レの押さえがきちんと出来ていないので、レの音がかすれてしまいます。これ、D線のラを4でとるので、A線のレを押さえている3の指が浮きがちになってしまいます。うーん、重音苦手です。


○ヴィヴァルディ 協奏曲イ短調 第1楽章

 ゆーっくり弾きはじめますが、やっぱり音程(笑)。3ポジです。「3回出てくるので、どこかではちゃんと直しましょう。」と師匠。

 ついでに4の指の音程が低い・・・ということで親指の位置を変えましょう、との指摘です。少し親指が指板の上に出るような感じになっていました。これをもう少し下に下ろせば指も届きやすいので、もうちょっと下げる。ついでに親指の付け根の筋肉でネックを支えない!

 さらにE線ので弾く3ポジのドシラ。毎度のことですが、指一本でとらない。ちゃんとドの音は指三本押さえ、シは指を上げるだけ!、ということはよく判っていますがなんとなくやってしまうんですね。この曲、ただでさえ指が忙しいのでついつい悪い癖が出ているのを指摘されます。

 1ページ目の最後。例のミラシラ・・・「まだ、シにアクセントが大分付いている!」と師匠が笑い出します。うーん。ちょっと練習したのですけどまだダメですかね、ラシラ。アクセントは最初の音でこれがメロディラインなのはわかりますが、アクセントをつけると力が入るのでその続きの音にもつい力が入るんですね。ミラシラのミで力をいれて、あわててラで力を抜くと、その反動がシにきているような気がします。ゆっくりやってみるとそれなりに改善するようですので、結局「もうちょっとここ勉強して置いてください。最初の音が聞こえてきて、後は修飾音です。」と師匠。

 2ページ目。移弦のところはそこそこ上手くいきますが、最後のところでレ♯が低い。これまで3でとっていたのですが、3でとると低くなりがちなので思い切り音程上げるか、それとも4に変えるか。4にすると高すぎるんですよね、悩ましいところです。

 その続き。42小節目からフォルテ。その直前までD線を弾いているのできちんと音を出してからE線に移弦。そのままフォルテでしっかり弾く。ついでにスタッカート2音目が流れがちなのを指摘されます。「スタッカート2音目苦手ですよね。」わははは。笑っているしかありません。

 最後の3段。えー、音程が引き続き悪いです。指がどことどこがくっつくか、ちゃんと認識して弾くこと。特に52小節目のファレドシのシのナチュラル。ファがナチュラルなのでちゃんと戻りきっていないのは・・・多分カイザーの影響でしょう。というかこの部分指の感覚が詰まる上に速いので雑になりがちです。その次の3連続のパターンですがとても不安定。

 この部分「音程が甘いのでちゃんとやること。音が聞こえていて弾かないのならまだ救いようがあるけど、音聞こえてないような感じなので。」ときつーい一言です。いえ、聞こえていますが指が転んじゃうんですね。

 3ページ目。はい、この部分ガタガタです。ゆーっくり弾いていますがどうも勢いが付いてしまいます。

 「スラーの後ろの音にアクセントが付いているように聞こえます。最初にアクセント!」と同じような指摘です。

 この部分、とくにG線を鳴らす部分とそのあと3ポジでA線のところが特に苦手です。

 先週さんざん言われたのでここは随分練習したせいか、音程は引き続きガタガタですが、スラーとかはまずまず出来ました。

 「ここ、随分練習されたのはわかりますが、移弦が多くて時々変な音が鳴っているので一本づつ弾く弦をちゃんと捕まえて弾くようにゆっくり練習してきてください。ついでに弓のスティックが当たっている音がするので気をつけて。弓に悪いです。」と師匠。

 うーん。スティックが弦をかする音、時々気になるのですけど。もう松脂がこびりついているのかなんとなくニスがくすんできています。

最後に師匠: 「この部分、ゆっくりきちんと練習しましょう。これ、弾けるようになると一気に上達するのでがんばってください。もう少しですね。」

 ほんとに上達するのですかね。ちょっと?なんですけど。

レッスンの記録
第59回 2010.04.10

・カイザー11番(再)
・ヴィヴァルディ 協奏曲イ短調 第1楽章(継続)

タグ : カイザー11番 鈴木第4巻 ヴィヴァルディ 協奏曲イ短調 第1楽章

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A-mollの勘所(その2)

2010.04.23 00:05  レッスンの周辺

 さて実際にこの部分をよーく見ると、この5段(60から68小節のわずか9小節ですが)は大きく2つの部分に分けられます。前半は60-64小節。それ以降は後半です。
 それぞれを整理して見ると、

 前半

(1)16分音符の4連符、第2,3音目にスラーがかかっていますので、第1音はアップ、ダウンと交互に変わります。

(2)そのパターンがときどき(合計3箇所)スラーなしの4連符でつながっています。
 このスラーなしのパターンはテヌート。そしてその後ろの4音の第1音もテヌートです。これ、テヌートがついているのは、実はここは4音セットではなく、5音セットで一つのフレーズになっている、ということでしょう。実際、CDなどで聴くと、この部分が一つのフレーズとして聞こえ、残りの3音は5音フレーズに対する装飾音の様に軽く響いています。ついでに、この「5音目」はテヌートのついた4連譜の第3音と同じなので、例えばラソファ#ソファ#のように一音戻ってくるパターンで、少しリタルダンドがかかってもおかしくありません。

(3)アクセントは、第1音。ただし(2)で書いた通り、一部スラーなしのテヌート5連符がかかるところは別です。いずれにしても第2音以降の降下音は軽く響かせる、というか1ページ目下のラシラと同じ扱いですね。相変わらず弾けてませんけど。

(4)4連符の第1音を拾っていくと、↓ラミラミ、ラミラ↑と下がってあがる、次のセットは(ファ♯)ラレラレ↓ (シ)レソレソ↑となり、ここがメロディとなります。ちなみに(2)のテヌートの4連符の最初の音はそれぞれ直前の4連符の第1音と同じ音が繰り返される(ただしオクターブずれるところあり。)ので、このテヌート4連符(5連符)で「フレーズ終わり」の感じが出るとともに、第5音で一音上がるので、そこからもう一度新たにフレーズが展開することを予測させます。

(5)第2音以降の3つの音は、それぞれのセットのなかでドシラ(ド♯シラ)、ファ♯ミレ、シラソ(ただし後ろの2回はオクターブアップ)となる。

 これが特徴か、といわれると困ってしまいますが、音の高さをみると、1音目と2音目が同時に変わる箇所はそんなに無く、2音目以降の3音は同じパターンが何回か繰り返される、また、2音目以降の3音の並びが変わる時にはスラーなしの4音が挟まっていることがわかります。

 つまりある意味このスラーの付いていないテヌートつきの4連符(5連符)のフレーズで3回リセット=フレーズが切れるわけですね。まあ、その後3ポジに上がったりして音程がとりにくい部分は有りますが、

 後半

(1)前半とは違って、スラー/スラーなしのパターンが一つおきに出てくる。

(2)第1音にアクセントは付かず、スラーの前にテヌート。従って出てくる音は前半とは違うはず(弾き分けられませんけど)。音が途切れがちになるのを少したっぷりめ(テヌート)で弾くように、ということ?

(3)第1音だけみると、最初と最後はミシ。その間はドドレレミミファファソソララと上がって行く。

(4)後半3音はソファミ、ソファミ、ラソファ、ラソファ♯、シラソ、シラソ♯、ドシラ、ドシラ、レドシ、レドシ、ミレド、ミレド♯、(ファ#ミレ)。第4音に#がつくタイミングは少しずれていて、ためらいながらも動いている感じです。一方、第2音をみるとソラシドレミと2回づつ繰り返しながら上がって行きます。(ただし、最後の部分は次のフレーズにつなげるためイレギュラー)この組合せによって、単調さから免れていますが、弾きにくいですね。

(5)その結果として、第1音が上昇していくタイミングと第4音が#で上がって行くタイミングがずれるところ、つまり同時に上がる箇所が何カ所かある。

 ということがわかります(笑)。これ、じっくり譜面をみると何となくわかるのですが、口でああだこうだと言われてもわかりませんね。

 今度は上の特徴をふまえて譜面に色をつけてみると、こうなります。

 Amoll soloB58-2

 こうやって塗り分けてみると、

 前半で難しいのはやはり3ポジに飛ぶところで、それ以外は比較的規則正しい、というか第2音以降はほとんど同じことの繰り返しなので最初の音に気をつけて弾き、テヌートがかかっている部分で弓使い、指使いが崩れがちになるのをしっかり押さえれば何とかなりそうです。

 後半の方は、スラーの有無による弓順が一フレーズ毎に入れ替わるので、ややこしく、さらに、第1音、第4音ともに上昇する箇所が連続する部分、つまり65小節の後半と66小節前半あたりが一番引っかかりそうだ、ということになります。

 実際、このあたりは左手の位置を確認するだけで手一杯で、とくに後半にさしかかってつい、テンポが走って転んでしまうことが多いです。

 あとは前半と後半の境目、65小節目で3ポジから1ポジに戻ってきた直後、スラーですがその調子で続けて次のところもスラーをつけて弾いてしまい、弓順がひっくり返ることも多いです。

 もちろん64小節の3ポジの音程。弾きにくいですね、ここ。1でA線レ、D線ソを同時におさえてレシラソ。弓順が変わってソシラソ。最後のテヌートの4連符はファがナチュラルなので、指の型がかわって2と3の指がくっつきます。うーん。

 つまり、このあたりを集中して練習すれば・・・
  ・
  ・
  ・
  ・
 何ともなりませんでした・・・。うーん。


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A-mollの勘所

2010.04.22 00:10  レッスンの周辺

 えー、これまでそこそこの時間を投入してA-mollの練習をしていますが、一向に弾けるようになる兆しは見られません。というか、この曲、始めてからそろそろ一月になりますが、ここのところ全くの停滞です。先行きどうなるのか全く見えない状況です(悲)。

 あちこち細かいところはすこしづつ改善している(と信じたい)のですが、やはり最大の難所は3ページ目の上から始まる5段にわたるソロの部分です。

 この部分、小節ひとつひとつを丁寧に弾けば弾けない訳は無いのですが、スラーが付いたり、ポジション移動があったり、テヌート、アクセントが付いたりと目まぐるしく弓使い、指使いが変わるので続けて弾くと必ずどこかでおかしくなってしまいます。

 レッスンで師匠から、「どこで間違ったかわからないでしょう」、などと指摘された通り、音を拾っていくのに必死で、どのスラーを飛ばしたのか、どこで指が間違ったのか、数小節通り過ぎてからやっと間違っていたことに気がつくという有様です。

 師匠の指摘は、「出した音をちゃんと聴いて直せるように、ゆっくり弾いて来ること」、ですが、ゆっくりやってもあまり効果が出ていません。というかゆっくり弾こうと思ってもどうしても走ってしまいます。

 一度レッスンで「この部分規則性があるとわかりやすいのですけど・・・」などと申し上げたら、一応規則は有ることは有りますけど、結局は「頭で考えるより指で覚えてしまった方が早いです。」という結論になりました。

 でも、一体自分がどのあたりでなぜ弾けなくなるのか、これは音符の並びを分析してみないとはっきりしたことがわかりません。いえ、弾けてしまえばなんてことは無いと思うのですが、この部分全体の構造をつかんでおかないと苦手な箇所すら特定出来ません。

 ということで、久しぶりにぐりぐりと一音づつ確認して見ました。こんなことやるの、ン年ぶりですね。いや、そこまで追い詰められていると言うことで・・・(悲)

 ちなみに教本に書き込みすると見えなくなってしまうので、コピーをとってあれこれやっていたのですが、この紙、教本に挟んだまま忘れてレッスンに行ったら師匠に見つかってしまいました・・・ノーコメント・・・
0AmollAnalyse 1


(つづく)

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腱鞘炎

2010.04.16 00:04  レッスンの周辺


 先日のレッスンでのお話。

 直前にレッスンされている方と師匠の会話で師匠が「あんまり練習しなくていいですからね」などとおっしゃっていたので、ちょっと気になったのですがどうやら腱鞘炎とのこと。

 そういやカイザーやっていると時々指しびれますね。えっと、10番など最初のうちはもう指どころか腕まで痛くなりました。3週間もやっているうちに随分楽になりましたが、これは慣れたというか脳までしびれて感じなくなったせいかもしれません(笑)。
 
 で、それに較べるとぐっと楽(いえ、指の置く位置が、です。)なはずの11番ですが、これもどういうわけか指がしびれます。大体1ページ目の終わりから2ページ目の真中辺りを弾いていると親指、1、2ぐらいまでジーンとしびれてしまいます。

 ということを師匠にお話しすると、力が入っているから、ということ。まあ当たり前の話ですが。「弦を指板につける力って殆ど要りませんから、リラックスしてやってください。」とは師匠の説明です。

 でもこれがなかなか。ただ単に弦を押さえるだけでなく、指を隣の指につけたりするときにかなりの力が入ってしまいます。もともと弦を押さえるために指に力が入っている上、それを動かそうとするのですから半端でなく力が入るわけで・・・

 力を抜く、リラックスする、というのが大事なのはよく判るのですが問題はどうやったら力が抜けるか、です。これがよく判らない。しっかり弦を押さえないと音程が狂うので余計に指に力が入ってしまいます。

 そういえばバッハのガヴォットニ長調のトリルのときも同じでしたね。あの時はいろいろ考えてやったのですが、一般的に指に力が入らないような弾き方ってどうすればいいのでしょうね。師匠をはじめちゃんと弾ける人だってかつては同じように悩んだはずなんですけど、子供の頃だからそのうち自然に治ったのでしょうか?

タグ : カイザー

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#58-2 ヴェトナム戦争化するアーモル

2010.04.14 00:28  レッスン日記

○ヴィヴァルディ 協奏曲イ短調 第1楽章

 えー、こちらもですね、流石に2週間弾いていると、そこそこ譜読みは終わりますので自然とテンポが上がってきます。でガタガタ。随分とひどいことになっております。

 注意事項は(1)音程(特に3ポジ)、(2)スラー(勝手につけない、勝手にやめない)(3)音の読み間違い(なぜかこの曲、移弦で一音づつ飛び回るところでソとシ、ラとドを読み間違えてしまうケースがちらほらありました。やっぱり眼鏡変えないと駄目かも)、と言ったところです。

 あと全般的に、(4)テンポが速すぎる、(テンポを上げるのはまだ早い)ということでした。毎回おんなじですね。でも出来ない物は仕方ありません。

 特に、スラー。この曲同じ音型なのにスラーがついたりつかなかったりで運弓が結構大変です。

 一番ひっかかったのはやはり1ページ目の下の方、この弓の返しのところで、先週旋律は頭の音にあるので他の音(ラシラ)は軽く弾くこと、と注意されていましたが、このラシラ、スラーがついているのと、最初の音がアップダウンと変る上にアクセントまで付いてます。従ってスラーの方向も変るため、スラーを切らないようにと力が入ってしまうのか、変なところにアクセントがついてしまいます。
0Amoll B24

 先週とは逆に師匠が頭の音を弾くのでラシラと軽くつけるように、と言われますがこれが出来ません。頭で考えれば考えるほど出来なくなるので、5分くらいやって一応何とか形が見えて来そうなところで次に行きます。以前、バッハのガボットでトリルが引っかかったように、単純なところで引っかかってしまいます。これ、やっぱりきちんと基礎力が付いていないからですね。

 直後の3ポジの音程。ファソラの時に指が全部きちんと離れていること。音程に自信がないとつい指の方もいい加減な開き方になっています。

 28小節目からは移弦が変なところにくるので、ちゃんと気をつけてしっかり移弦して弾くように。A線からE線に移弦したあとにもA線が鳴ってしまったりします。
0Amoll B28

 ついでに教本にも書いてありますが、この部分、完全5度と減5度がでてきて指一本で2弦押さえたり、指をくっつけたりと忙しいので右手もつられてガタガタになります。で出てくる音はもう悲鳴を上げています。

 次の段。32小節の後半から。3ポジの音程がだんだんぐちゃぐちゃになるのは、指の型が崩れるから。この部分ファに♯がついていてここだけ34と指がくっつくのですね。1 2 34と間を開けます。理屈はわかっていますがこの3小節弾いているうちにだんだん指の間隔がくっついてしまいます。

 師匠はたいがい右前方に立って聴いていらっしゃるのですが、「ここから見ていると、左手、E線を弾いてA線に戻ってくるたびに2と3の指がくっついて行きます。3と4は付くけど2は離す!。音程は上からでは無くって下からとらないとだめです。」との指摘。うーん、わかってはいますが左手に力が入っているとそんなに綺麗に指の型が作れません。

 49小節目からの3段。
 この部分、難しいです。スタッカートで移弦しながら一音づつ弾いていくと、次のスラーがあやふやになってしまう、という構造的問題があって、手に力が入るので音も本当に情けない音がします。まあ、音程自体は先週より多少改善しましたが。
0Amoll B49

 次。3ページ目。ここは最初のソロの部分。1ページ目一番下の段と同じく4音で真ん中にスラーがあったり無かったりの連続です。ここ、弾いて見ると時々弓順が狂ってしまいますが、それがどこでどう間違えてそうなったか、その原因すらわからないのでもっとゆっくり弾くこと。
0Amoll solo BB58-65

 その直前のミラララのところは音程はともかく、流石にある程度弾けるのでテンポが上がってしまうんですね。で途中で止まってしまう。ゆっくりやるとそこそこ通せるのですけど、これではダメです。本当はこの部分、アクセントがついたり、テヌートがついたりと表情を変えて弾くべきところですが、全然だめです。とにかく弓をどっちに動かすか、のレベルで引っかかっています。楽譜では5段ありますが、よーく見るとわずか9小節なんですね、ここ。うーん。

 3ページ目。残りの部分は以下同文です。まあ、そんなに急にはよくならないのでひたすらもう一度テンポを落としてゆっくり練習するしかなさそうです。

 あまりに進歩が無いので、師匠もちょっとゲンナリ、という感じで実質40分くらいと早目にレッスン終了となりました。うーん困ったものだ。

 師匠のコメント。「全体に練習が雑なのでもっとしっかり自分の出している音を良く聴くこと。テンポが速く、全然聴けていないと進歩しません!」と怒られます。

 と言うことで何となく不完全燃焼までも行かなかったレッスンでした・・・。

レッスンの記録
第58回 2010.04.03
・カイザー10番
・ヴィヴァルディ 協奏曲イ短調 第1楽章(継続中)

タグ : 鈴木第4巻 ヴィヴァルディ イ短調 第1楽章

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#58-1 10番の三週間

2010.04.12 00:05  レッスン日記

レッスン日記 第58回
2010.04.03

 58回目のレッスン。ちょうど桜が満開です。教室の近所にある公園でもちらりほらりとお花見をする人が。ちょっと早目に着いたのでボーっと眺めていました。そういえば去年もこの頃満開でしたね。

 新年度に入って生徒さんの出入りもあったようで、今日からレッスン時間の変更です。また以前と同じ午前中に戻ってきました。これ、午後から別の日程を入れやすくなるのはいいのですが、レッスン直前の駆け込み練習が出来なくなりますので一長一短です(笑)。

 と言うわけで直前の方も組合せが変って、これまでとは別の生徒さん。コレルリのラ・フォリアを弾いていらっしゃいます。ちょうど最後の部分にかかっていたので5分くらい延長。まあ他の生徒さんのレッスンが聞けるのでいいですし、難しい曲をやっていると30分枠だときついでしょうからお互い様です。でも、これからずっとだとちょっと困りますね。

 ともあれ本日のレッスンはカイザーの10番とヴィヴァルディのA-mollです。カイザー3週間やったのは初めてかも。

○カイザー10番

 弾く前に「これ、やっていると後遺症が残りそうです。」などと言うと師匠が笑っています。

 ゆっくり弾き始めますが、流石に3週間もやっているとある程度感覚が慣れてきているのでテンポも上がります。

 音程は、まずまずのようで師匠はずっと腕組みをしながら聴いています。ずーっと。と、一箇所。「あ、それ、何気に2ポジになっていませんか?」と止められます。あ、そういえばなんだか押さえている指に違和感あったのですが弾きやすいので何時の間にか変っていました(笑)。

 途中、ちょっと指がもつれたりして引っかかりますが、ほぼ最後まで通ります。

 一箇所E線が手のひらに当たってしまって音が出ないところがありました。師匠の注意は「G線弾くときはもうちょっと真上から指落とさないとE線に手がふれます。」とのこと。

 まあ、とりあえず一回通りました。ここまで5分強。最初弾いたときは弾きなおしたりするので、最低でも12~3分かかっていたので随分テンポ上がりました。

 師匠が「随分音程よくなりましたね。OKです。」と音はあまり納得が行かなかったのですが、拍子ぬけるほどあっさり終了となりました。

 ちなみにこの曲でもっとも指の置きにくいところ。ここは師匠より2つに分けて(つまりG線ラ(1)ーD線ラ(4)、A線ド♯(2)ーE線ミ(0))でもいいですよ、と言われていたのですが、そういわれると意地でも一発で弾きたくなるもので、随分無理しました。
0Kayser10IMG_5401.jpg

 本当に貧弱な音ですが一応正しく音程も取れていたようで、3週間やっていたこの10番、ようやくの終了です。
 めでたし、めでたしであります。ほんと、怪我しなくて良かった・・・。まだ指の痺れは取れませんけど。

(つづく)

タグ : カイザー 10番

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#57-2 A-moll の始まり。

2010.04.07 00:27  レッスン日記

○ヴィヴァルディ 協奏曲イ短調 第1楽章

 で、アーモル。本日から本格的に始めます。とはいえやっぱりカイザーの後遺症が残っています(笑)。

 師匠に言われているとおり、ゆーっくり弾き始めますが、一段目でストップ。「ここまでの音程がとーってもわるいので全然だめです。慎重にカイザー弾いているのとは別人みたい。もうちょっと丁寧に。」などときつい指摘です。要は3ポジの音程がぼろぼろなんですね。あー。

 いったんE線の3ポジの音程をゆっくり確認します。手の位置が全然狂っていました。だいたい1の音程がずれているのは不思議。これ、最初のミを開放弦で弾くときに手を1ポジの位置に置いているので、最初から3ポジの位置に置くようにとのこと。

 もう一度最初から。1ポジに戻るところも急ぎすぎて音を引きずって変になっています。

 よろよろと弾き続けて、スタッカート。この曲、移弦をしながらのスタッカートがあちこちに出てきて大変です。スタッカートの時に弓をあげない、いつもの注意です。

 ついでに、指の準備が整わないうちに音を出そうとしているところが多いので、音の輪郭がぼやけている、との指摘です。うーん、曲が複雑なのでついつい前のめりになっているんですね。

 15小節目から3ポジにあがるところ。やっぱり音程が不安定ですね。それに先ほどの前のめりがくわわって、音の輪郭がぼやけがちです。
0Amoll B15

 細かい弓使いがひっくり返っていたり、ミの音をわざわざ開放弦でとっていたりしたところを修正していきます。

 そして、24小節目からのソロの部分。ここ、まずややこしい弓使いが出てくるところ。この部分最初の音が旋律になっているので、ちゃんとアクセントをつけて。あとのラシラは聞こえないくらいでも大丈夫。ということで強弱をつけて弾き直しです。0Amoll B24


 本当は・・・ここで今日は終わるつもりだったのですが、2ページ目に突入です。

 28小節目。E線上のレーから降りてくるところだけスラーがついています。ついついその次のドレミファソラまでスラーで弾いてしまいました。0Amoll B28


 つづき。34小節目。ここ音程とりにくいです。E線の3ポジでド、A線でレ♯、ミ。これ指が全部くっつく感じですね。とにかく3ポジが入り交じっているのでなかなか音程がきれいに当たりません。
0Amoll B34

 ここから先、移弦のスタッカートが続きますが、まだどの弦を弾くのか今ひとつきちんとわかっていないので、なかなかきれいにできません。一音弾くたびに弓もあがってしまうので注意されます。「弓、あげない!」と何回か叫ばれました・・・。

 下から3段。スラーがないのにスラーで弾いてしまって、弓順が時々ひっくり返っています。特に上から3音スタッカートで降りてきたあと、十六分音符2音であがるところ。アップなのかダウンなのか今ひとつ判っていません。だいたいこの辺は譜読みちゃんとやっていないのでほとんど初見で弾いているのに近いです。
0Amoll B49

 「音符とリズムとスラー。それにポジションを見ないといけません。音符とリズムはまあそこそこですけど、ちゃんとスラーも同じくらいきちんと見てください。」と師匠。

 あー、よせばいいのに3ページ目に突入です。ソロのところ。ここ、弓順が不順です。なぜこういう風にスラーをつけるかね。CDとか聞いていると別にいいような気がするのですが・・・。とにかく音を鳴らすだけで必死なので一応、アップダウンは見てきているとはいえ、ろくに練習はしていません。

 こけつまろびつしながら何とか5段をクリア。短いトゥッティを挟んでまたソロ。この部分の弓も不順ですね。あー、難しい。スラーがちゃんと弾けません。ほとんど練習していませんから、余計に無理です。

 音の動きは単純なのにこれほど手こずるというのは困ったものです。

 なんとか最後までたどり着いた時の師匠のコメント。「このソロのところ。もうゆーっくりで練習してください。全体を通して1週間で100回くらい弾いてください。テンポ半分でもいいです。とにかく間違えないように弾けるようにしてください。そうしないと結局間違えたままだと全然覚えられませんから。音は難しいのにちゃんと読めています。この曲難しいのでゆっくりやりましょう。」

 ふー、疲れました。

レッスンの記録
第57回 2010.03.27

・カイザー10番 (再)
・ヴィヴァルディ アーモル(譜読み全体)

タグ : 鈴木第4巻 ヴィヴァルディ イ短調 第1楽章

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