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#71 無窮動にも終わりはある・・・

2010.07.27 00:31  レッスン日記

レッスン日記 第71回
2010.07.17

 突然梅雨が明けて、一気に夏になりました。暑い中ゆるゆるとレッスンに向かいます。最寄の駅から師匠宅までは徒歩7分ほど。でもあまりに暑いので途中で喫茶店に入ってぎりぎりまで涼んでいるという情けなさ。

○カイザー16番

 ようやく装飾音の塊だった15番が終わって今度はスラーの練習。とはいえあちこち移弦はありますし、3ポジもちらほら出てくる16番が宿題です。最初は2音スラー、4音スラーでやってくることになっていました。

 調子よく弾きはじめますが、途中で臨時記号があちこちつく段になってくるととたんに調子が崩れます。その上、理由もなく緊張しているせいか右手に力が入って音も貧弱です。

 ところどころ止まりながら弾きますが、師匠のコメントは例によって「和音が聞けてない!」ということ。いや、♭一個の調ですから普通のところはなんとなくきちんと理解できていますが、臨時記号であちこち上がったり下がったりするととたんに聞こえなくなります。所々ピアノを叩いてもらってようやく理解できる有様です。やっぱり安いキーボードでも買わないと、家では練習になりません。

 師匠が叩くピアノのコードと較べると、あちこちでどっち付かずの響きになっているのがよくわかります。

 「いつもより安定しています。頭の中ではわかっていると思うし、指もうごいてはいますが、やはり出てきた音がきちんとイメージした音かどうか確認して行くように。どっちとも取れるようなぼやけた音になっているところがたくさんあります。それが一番直しにくいので、全部のところで和音が聞こえるように練習してください。あと、長い曲なので後半集中力がおちます」

 と言うことで、もちろん継続です。

○6.ボーム 無窮動

 えー、不覚にも2回目になってしまったこの曲。最初の指摘はG線が鳴っていない。弓が斜めにあたっているので、真上からちゃんと乗せること。さすがに今日は出だしの連符の数は間違わないように、4連符の頭に少しアクセントをつけて弾くようにしました。12個は数えられなくても3つは何とかわかる、ってまるで赤ん坊のようですが。ひとつ、ふたつ、みっつ、たくさん、たくさんがふたつ、たくさんがみっつ、たくさんがたくさん・・・

 音もちょっと貧弱です、なんだか余裕がない感じ。ずーっと弾きつづけていると師匠から「1低く」などとコメントが入ります。フラジオはそこそこ上手くいき、高いシの音も「あと髪の毛一本分!」くらいまであたっていたようで、よろよろ進みます。
2BohmBBfragio.jpg

 1ページ目の最後の段。ここ4でラを押さえたまま、ドと♭シをG線の3と1で連続してとるところ。なかなか指が届かず♭シが押さえきれません。思い切り伸ばすとラの音が下がったり指が離れたりしてしまいます。
2BohmB27.jpg

 後半。ポジションが微妙に動くところ。ちょっとあやふやになりながらも何とかクリアします。ところどころ、音程が低かったりするのを修正します。特に2ポジ、3ポジに鳴ったときの4の指。いきなりとらずに1,2,3をちゃんと正しいところを押さえたあときちんと確認すること。3とか4でポジ移動するとあいまいになっている、ということ。
2BohmB43

 最後。重音。4つのときは2+2で、3本のときは一発で弾くこと。

 もう一度最後に弾きなおし。やっぱり最後はちょこっとテンポが上がってしまいます。これはもう、いつもの傾向。

 やっぱりフラジオが一寸。後の音程は何とか持ちこたえています。1ページ目最後のG線の♭シ。なかなか上手く押さえ切れません。

 あとやっぱり2ポジ。半音だけの移動がちょっとあいまい。

 ということで、この曲もなんとか終了しました。

レッスンの記録
第71回 2010.07.17
・カイザー16番(再)
・6.ボーム 無窮動
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タグ : カイザー16番鈴木第4巻ボーム無窮動

テーマ : バイオリン - ジャンル : 音楽

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