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#76-2 不調のへ調のメロディ

2010.09.15 00:30  レッスン日記

○ルビンシュティン へ調のメロディ

 さて、「きれいに弾く曲」第2弾はルビンシュティンの「へ調のメロディ」。なんだか日本語で書くとあれですけど、「Melody in F」です。もともとは2曲のピアノ曲の片割れです。

 ちなみに作曲者のルビンシュティンは19世紀のロシアのピアニスト兼作曲家。弟のニコライもピアニストでしたが、同じ綴り字のポーランドの名ピアニスト、アルトゥール・ルービンシュタインとは関係ありません。

 残念ながらアントン・ルビンシュティンのピアノ演奏の録音は残っていませんが、その声(?)は残されています。このCD、3枚組ですがチャイコフスキーやトルストイの生の声やガキの頃のハイフェッツの演奏、それに音階教本で有名なフリマリーの演奏など、19世紀末から今世紀初頭の珍しい録音ばかりです。
 さてこのヘ調のメロディ、ゆったりしたきれいな曲ですが、意外と指使いが難しく、ポジション移動もバンバン出てくる上、まともに引くと最後は10ポジ?ぐらいの高域です。あとトリルだのオクターブの重音だのカデンツァもどきだの・・・盛りだくさんですね。

 そういうこともあって、別に書きましたがこの曲を秋の発表会にもって行くことにしました。まあ、途中で飽きたらそのときは別の曲やる、ということで。

 で、さすがに楽譜通りだとポジションが大変なので師匠が一部書き換えます。まず、最後。オクターブ下げます。これで、5ポジ。まあ、5ポジは仕方ないでしょう。この曲、もう一箇所5ポジが出てきます。

 5ポジでの音のとり方の簡単な説明。「1→3、3→4、1→2とポジション移動できれば、あとはみんな同じです。スタートする土台が違うだけ。5ポジは3ポジからあげてとります。」ということ。理屈はよくわかりますが、出来るかどうかは別問題です。

 次。へんな移弦があるところ。これ1でA線ドをとるようにポジションをあげてから、2でD線のオクターブ下のドをとる、というある意味合理的な指使いが書いてあるのですが、これ、安定して弾くの大変なので3ポジ+拡張4できりぬけ、A線で1ポジにおろすようにします。そのとばっちりはE線のド、ミ♭、レ♭を3-4-3、つまりドだけ3ポジ、残り4ポジでとることになります。その直前で4で同じドをとっているのでこれ、結構大変。結局E線ドは、4-3-2と指を変えていくわけですから。まあ、被害が拡大しない、という意味では多少簡単になっていますが。
0melodyin F 1

 あとこの曲、同じフレーズがあちこちに出てくるのですが、同じ指使いではなく、ポジションも変わるように変更です。

 トリル。全部半音でトリルをかけるのかと思ったら、全音と半音の組み合わせに変更。「トリルをつけるのは最後でいいけど、ちゃんと音程、音の長さをきちんと見てくるように。その上でトリル、半音、全音の音程をきっちりと。」と注意されます。
0melodyinF 2

 小音符で書いてあるカデンツァもどき。これ、まずちゃんと音程とること。出来ればひと弓で、ということですがなかなか・・・。適当にスラー切って練習すること。
0melodyin F cadenza

 なんのなんの、かーなり大変じゃないですか。

 ということで楽譜の変更と譜読み、終了です。

 師匠のコメント。「今ぐらいのゆったりしたテンポできれいな音で弾けるといいですね。へ長調なのでシが♭。ちゃんと下がりきっていないところもあるので、広く浅くではなくてしっかりと音を確認するように。」

 さて、これからどうなりますことやら。

 ついでに。この曲、ゆーったりした曲なので出来ればヴィブラートかけて弾きたいですけど、今日のところはちょっとそういう話を持ち出すのためらわれましたです。


レッスンの記録
第76回 2010.08.21
・カイザー18番(再)
・ルビンシュティン へ調のメロディ(譜読み)
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タグ : へ調のメロディ

テーマ : バイオリン - ジャンル : 音楽

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この記事へのコメント

ビブラート

かけたいですよねぇ
ウチの師匠曰く、「クリープのないコーヒーなんて、と同じよ」で、ビブラートのない演奏なんてしたら雷落ちますv-12
心の中では「かけてるつもりだもん!」と反抗してみますが、なかなか音がゆれてくれないのが現実v-404
上→下と揺らすところを下→上になってしまうと、覿面、音程が崩れますし・・・やっかいです
それに最後までかけきられない。次の音の準備で尻切れとんぼになっちゃう
次の音もまた次の音も、と途切れずに続けなければいけないのに・・・
もう1年半も練習してるのにできません
ビブラート、早く習えるといいですね
ほんと、あるとないとでは全然ちがいますから・・・

いねむりチワワ | URL | 2010.09.15 06:27

へ調のメロディ、難しそうですね(T T)

ビブラートをかけ始めることにかなり慎重な先生なんですね。
下手でも実際音が揺れてなくとも、
どんどんかける努力を積んでいかないと
これがなかなか出来るようにはならないんですよね(T T)
大人は特に。
小指のビブラート、全然かからないので、何気にノンビブで弾いてたりすると、
「上手くできないから、かけない、それでええの?」と怒られます。
「音が外れようが、実際音が揺れなかろうが、かけようとする努力を見せろ。
聞く側に、その気持ちは伝わるんや。」と違う意味で厳しいお言葉。(笑)
そもそもノンビブでの音程が正確になるのを待っていたら、
私なんかは、ビブラート始める前に寿命が来てしまいます(笑)
子供は急ぐ必要は全くないと思いますが、大人は多少早めに取りかかっても
良いのでは?とも思います。
老化に逆らいながらの練習です。
下りのエスカレーターを必死で上っているようなものです。
上りのエスカレータを駆け上がれる子供とは訳が違います。
一時的に音程が大きく崩壊したとしてもそれはビブラートをかける
テクニックが上達していくにつれ自然に解消される問題なので、
先生も、もうそろそろ解禁してくださっても良いのではないかしら?
と個人的には思います。
なんだか文がしつこくなりました。ごめんなさい。

りょう | URL | 2010.09.15 11:45 | 編集

Re: ビブラート

チワワさん

> かけたいですよねぇ

いや、そりゃそうです。ヴァイオリンらしい音、というとやっぱりこれですからね。

> ウチの師匠曰く、「クリープのないコーヒーなんて、と同じよ」で、ビブラートのない演奏なんてしたら雷落ちますv-12
> 心の中では「かけてるつもりだもん!」と反抗してみますが、なかなか音がゆれてくれないのが現実v-404

ああ、早くこういわれるようになって見たいものです。かけられるのに、かけないのと、そもそもかけられないのとでは天と地ほどのさがありますから。

> 上→下と揺らすところを下→上になってしまうと、覿面、音程が崩れますし・・・やっかいです
> それに最後までかけきられない。次の音の準備で尻切れとんぼになっちゃう
> 次の音もまた次の音も、と途切れずに続けなければいけないのに・・・
> もう1年半も練習してるのにできません
> ビブラート、早く習えるといいですね
> ほんと、あるとないとでは全然ちがいますから・・・

そうなんですね。ゆっくりした曲を弾くときにはもう必要不可欠だと思うんですね。いくらノンビブラートで綺麗な音をだせても、比べられないと思います。

果たして今年中に習えるようになるのでしょうか・・・

credenza | URL | 2010.09.16 00:18

Re: タイトルなし

りょうさん

> へ調のメロディ、難しそうですね(T T)

意外と難しいので、てこずっています・・・

>
> ビブラートをかけ始めることにかなり慎重な先生なんですね。
> 下手でも実際音が揺れてなくとも、
> どんどんかける努力を積んでいかないと
> これがなかなか出来るようにはならないんですよね(T T)
> 大人は特に。

そう、そうなんですよね。要は子供に比べて時間が無いわけですから、とっとと練習に励まないと一生で着ないかもしれません。

> 小指のビブラート、全然かからないので、何気にノンビブで弾いてたりすると、
> 「上手くできないから、かけない、それでええの?」と怒られます。
> 「音が外れようが、実際音が揺れなかろうが、かけようとする努力を見せろ。
> 聞く側に、その気持ちは伝わるんや。」と違う意味で厳しいお言葉。(笑)

これは究極のビブラートですね。指、腕、を超越した「心のビブラート」(笑)

> そもそもノンビブでの音程が正確になるのを待っていたら、
> 私なんかは、ビブラート始める前に寿命が来てしまいます(笑)
> 子供は急ぐ必要は全くないと思いますが、大人は多少早めに取りかかっても
> 良いのでは?とも思います。

確かにそうなんですね。
でも師匠の方針は結構しっかりしていて、この辺は頑固ですね。
以前書いた記事にほとんど一言一句記録してあります。
http://hmv163.blog68.fc2.com/blog-entry-91.html

> 老化に逆らいながらの練習です。
> 下りのエスカレーターを必死で上っているようなものです。
> 上りのエスカレータを駆け上がれる子供とは訳が違います。

うん、このたとえいいですね。今度使ってみます。

> 一時的に音程が大きく崩壊したとしてもそれはビブラートをかける
> テクニックが上達していくにつれ自然に解消される問題なので、
> 先生も、もうそろそろ解禁してくださっても良いのではないかしら?
> と個人的には思います。

そろそろ解禁かな~と思わないでもないのですが、そのたびにまたゴールが遠くなっているような気もしています。果てしないんですね、安定して音程を取れるようになるための手の型をいつも取れるということは。

> なんだか文がしつこくなりました。ごめんなさい。

いえいえ、とても参考になりました。またコメントお待ちしています!

credenza | URL | 2010.09.16 00:25

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