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第20回 誰が踊るのか ~「妖精の踊り」のテーマ 2009.05.30

2009.07.01 00:11  レッスン日記

あっという間に一週間がたってまたまたレッスンがめぐってきました。早いものでもう(記念すべき?)20回目のレッスン。うーん、あんまり上達していないのです。

 前回もちらりと書きましたが、この曲、弾き方がよくわからないのです。

 そもそも大体なぜ「妖精の踊り」なんでしょうね。英語のタイトルを見るとWitches' Dance、「魔女の踊り」です。魔女と妖精では踊り方も違うと思うのですが。

 ちなみに「妖精の踊り」と同じタイトルの曲では超絶技巧が必要なバッジーニの「妖精の踊り」が有名ですが、これは「La Ronde des Lutins」。ラ・ロンド・デ・リュタン。このLutinを辞書で引くと「小妖精、鬼」とあって、括弧の中に「悪戯好きの小さな鬼」というちょっと日本語の「妖精」とはイメージが違います。昔のレコードでは「侏儒の踊り」となっていますので、こちらの方がぴったりきます。

 ですから同じ「妖精」でもこの鈴木教本の「妖精」はこの侏儒に近いのではないでしょうか。ならば、ゆったり弾くよりもすこしリズムを刻んで飛び回るように弾く、というのがふさわしいと思うのですがどうでしょう。

 この一週間の練習は主に、師匠から指摘された付点八分音符と十六分音符のつなぎ方に集中しました。つまり、最初の塊だと、ダウンでファーと弾いておいて軽く音を切り、次のミを弾いてすぐに弓を返してアップでレを弾き、またちょっと切ってアップでドをとったら直ぐにダウンでレを弾く、という弾き方です。つまり本当はスラーでつながっているところをばらして弾いているわけで、感じとしては、「ファー ミレッ ドレッ ラ  ソー ファミッ レ♯ミッ ラ」のような形です。このパターンは曲を通じて共通なのであとは音程をしっかり見ていれば大丈夫、というわけです。
Witchesdance1.jpg
 素直な生徒なので、というか「師匠を怒らすと怖い(多分)」ので、しっかり言われたとおりに弾けるようになってきました。

 ところが、木曜の夜になって、「はて、このスラーはこのままで切ってしまっていいのか知らん。」と疑問がわいてきました。何しろわざわざ「魔女の踊り」を「妖精の踊り」と書き換えているぐらいですから、もっとゆったり弾いた方がいいのかもしれません。

 つまり最初のファとミ、次のレとドがそれぞれ付点八分音符と十六分音符のセットでスラーでつながっていますから、なんとなく切ってはいけないのではないか、と思い始めると最初元気良く弾いていた弓の返しが鈍くなってしまいました。

 でCDを聴いてみるとやっぱりスラーはスラーらしく聴こえるので、どっちにしようか曖昧なままその日の練習はおしまいにしました。で、金曜日は夜出かけてワインをしこたま飲んだりしていたので練習はお休み。結局どっち付かずのままレッスンに突入しました。

 で、やっぱり師匠のご指摘は「ここは例のリズムなのでちゃんとリズム刻んでくださいね。」と言葉はやさしいながらも「ちゃんと言ったとおり練習してきなさい。」とおっしゃらんばかりです。

 ああ、やっぱり。ということで弾きなおしますが、木曜夜にここばかりしこたま練習してリズムを元に戻したりしていたので、急には上手くいきません。

 何とか続けて弾いていると、今度は例の三連符です。これ、ゆっくり一つづつやるとそれほど難しくはないのですが、微妙に音程が上がったり下がったりして連続するとどうもばらばらになってしまい、隣の弦が微妙に鳴ったりしてかーなり居心地が悪いのです。

 「これ、ちょっと音程が甘いですね。」といって直されます。指をいっぱいに伸ばすので左手が不安定になるのに引きずられて右手も狂ってしまい余計に隣の弦に触ってしまいます。おお。ぜんぜんダメじゃん。
Witchesdance4.jpg
 「ああ、ここのところ難しいでしょう。こういうときは開放弦で弾いて練習しましょう。」といってアルペジオを開放弦で練習です。

 が、たとえば「ラミド ラドミ ラ」と上から三連符の連続で降りてくるところで、音程をとっていれば自然にどの弦を弾くのかわかっていますが、左手を動かさない開放弦だと一体どの弦を弾いていいのか一瞬ではわかりません。

 まあ、E線の「ラ」からなのですが、じゃあどこからA線に降りてきてどこであがるのか、これ直ぐにはわからんのです。いや、頭がわるいせいかもしれませんが。EEA AAE Eのようにさっと弾ければいいのですけど。

 これが、つぎに「レラファ レファラ レ」になってくると、ラの音をAの開放弦で取っていることを忘れてしまい勝ちで、何度やっても上手くいきません。(正解はAAD ADA A)なんだかんだで5分くらいやっていましたが、師匠は半分呆れ顔です。が、その後元に戻して音程をとって弾いてみると確かに随分きれいになりました。

 「ほら、10回も弾いていない(こけまくっていたからです)のに全然いい音になったじゃない。」と師匠はおっしゃいます。

 「海野義男って知ってる?」と訊かれるので、もちろんハイとお答えします。あの芸大ガダニーニ事件の海野先生ですね。その話はしませんでしたが(笑)。
 
 「海野先生は全曲開放弦で練習させたそうですよ。いつも私が指摘しそうなところは、言われなくても家で開放弦でやっておくといいですよ。では最初からいきましょうか。」

 え、最初から全部とおして開放弦でやるのか、と一瞬思いました(笑)・・・

 最後のアルペジオで降りてくるところは、一つづつ音程が下がってくるので、音程が大きく狂うこともほとんど無くクリアです。

 ということでもう一度弾いて、この曲も無事OKとなりました。やれやれ。
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タグ : 鈴木第2巻 妖精の踊り

テーマ : バイオリン - ジャンル : 音楽

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この記事へのコメント

こんばんは

さっそく遊びに来ました。

妖精の踊り、合格おめでとうございます。

おっしゃるとおり同じような進度ですね~
記事を読ませていただいて大変勉強になりました。

一小節目のファー ミレッ ドレッ の箇所、私はドレッの
レッを レーとやってしまうのが癖です。付点八分音符と
十六分音符の弾き分け、ほんとうにむつかしいです。

それと開放弦の練習やってみました。
すごくいい感触を得れましたよ。

これからも練習法として取り入れてみます。

音楽全般その他諸々にもお詳しいご様子。
色々おしえてくださいね。

よろしくお願いします。
  

ゆこべえ | URL | 2009.07.01 22:57

ゆこべえさん

いらっしゃいませ。コメントありがとうございました。

ブログの方は周回遅れで書いているので、今はもうちょっと進んでいるのですが、この曲の次あたりからかなり難しく、難航しております。

開放弦の練習・・・確かに効果がありますよね。スラーとかごまかし様がなくなるので、私も最近はこっそり(師匠に言われなくても)やっています。もう一つ今度は左手の練習法も教わった(=やってください、と言われた(笑))ので、近いうちにアップしますね。

こちらこそ今後ともどうぞよろしくお願いします。

credenza | URL | 2009.07.02 00:00

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