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ドッペルを聴く その1

2011.04.14 00:36  レコード棚から

 というわけで、ドッペルのCD。古今東西、この曲の名演奏には事欠きませんが、いつも聴いているのは大体次の3種類のCDです。

○グリュミオー/クレッバース
○オイスオラフ(父)/オイストラフ(子)
○シェリング/リバール

 この曲、2つのヴァイオリンパートのうち、上手な人というか名前の通った名手が第1ヴァイオリン、若手が第2ヴァイオリンにまわるのが普通です。オイストラフ親子の演奏もそうなっていますね。世界的名手の父デヴィットに対して、上手いけど親と比べると・・・の息子、イゴール・オイストラフが第2ヴァイオリンです。

 つまり2つのヴァイオリンのための~とタイトルにあるとおり、音楽的には2つのパートはほぼ互角なのですが、どうしても第1ヴァイオリンを名手が弾き、第2ヴァイオリンは若手が回ったり、そうでなくっても音量バランスがどうしても第1ヴァイオリンに偏りがちです。(というか、第2ヴァイオリンはオケパートと重なることも多く、一部の完全ソロを除き、録音によってはオケの音に沈みがちです。)

 もちろん、以前書いたように多重録音のCD(たとえば、ハイフェッツだって多重録音があります。
バッハ:ヴァイオリン協奏曲集バッハ:ヴァイオリン協奏曲集
(2009/10/21)
ハイフェッツ(ヤッシャ)

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 これ。後にハイフェッツはちゃんと別のヴァイオリニストとと組んで録音していますが、ハイフェッツと一緒に弾く方はなんだかかわいそうです)もありますが、最近のCD、たとえばヒラリー・ハーンのCD
バッハ:ヴァイオリン協奏曲集バッハ:ヴァイオリン協奏曲集
(2007/09/05)
ハーン(ヒラリー)

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などの最大の欠点は・・・やたらとテンポが速いこと。ハーンの演奏なんてとても参考になりません。めちゃくちゃ上手いけど。あれこれ聴き比べてみると、ハイフェッツあたりの録音から兆速で飛ばす演奏が増えているみたいですね。

 というわけで、お稽古用にあんまり参考になるCDはないのですが、その中で第1、第2ヴァイオリンがそろっていて、比較的聴きやすいのが上にあげた3枚のCDです。但し3組の中ではグリュミオー盤はややテンポが速めなのでその点は注意が必要です。

<グリュミオー盤>
Violin ConcertiViolin Concerti
(1990/10/25)
Johann Sebastian Bach、 他

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 グリュミオーの音は彼の他の録音同様、ストラディヴァリウスのもっとも美しい響きが楽しめますし、第2ヴァイオリンを弾くクレッバースの音もグリュミオーに比べればやや渋めとはいえ、とても美しい響きでくため息がでるほど素晴らしい演奏です。クレッバースはこのCDのバックも務めているコンセルヘボウ管弦楽団のコンサートマスターですが、ソロでも十二分に活躍できた人で、実際オランダなどではまだ彼がソロを弾いたコンチェルトのCDも出ていますし、日本でも根強いファンがいます。CDはほとんど全部廃盤になっているのは残念です。グリュミオーとはお互いイザイの孫弟子ということもあり、お友達だったのでしょう、とても息の合った演奏です。また、テンポはやや速いものの、録音のバランスがよく細部までしっかり聞き取れます。しかし、この名盤が国内盤では廃盤とは・・・US盤はまだあるようですが、かつて出ていた「永遠のグリュミオー1000円シリーズ」の中古を探すのも一つです。

<オイストラフ盤>
Violin ConcertosViolin Concertos
(1996/01/23)
Johann Sebastian Bach、 他

商品詳細を見る

 オイストラフ親子盤は・・・こう言っては何ですがやっぱりオイストラフ(父)は上手いなぁと感心させる演奏です。息もぴったり、というか息子イゴーリは父親からヴァイオリンを習ったわけですから、もう、先生と生徒が弾いているようなものでしょう。ちょっと親子間落差がありますが、実に美しい演奏です。難を言えば、ちょっと録音が旧いか、といったところでしょうか。LP時代からの愛聴盤です。他に収録されているチャイコフスキーやブラームスも絶品です。

J.S.バッハ:2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV1043/モーツァルト:協奏交響曲 K364 他 [DVD]J.S.バッハ:2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV1043/モーツァルト:協奏交響曲 K364 他 [DVD]
(2011/01/26)
ダヴィド・オイストラフ、イーゴリ・オイストラフ 他

商品詳細を見る


 見ていませんが、同じ組合せによるDVDもあるようですね。

<シェリング盤>
Bach: Violin ConcertosBach: Violin Concertos
(1990/10/25)
Bach、Szeryng 他

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 シェリング盤も音の美しさでは申し分ありません。もうここまで来ると上手い下手ではなくて好き嫌いの趣味の世界です。とても格調の高い演奏です。第2ヴァイオリンのペーター・リバールは日本ではずいぶんファンの多い演奏家ですが、ここでもしっとりとした演奏です。第2ヴァイオリンを聴くという意味からは、ちょっと録音のバランスが悪いと言えば悪いかもしれません。音楽を楽しむ分にはなんの問題もありませんけど。

でも、これも廃盤ですか。こんな名演を聴けないというのは罪なものだと思います>レコード会社どの


 他にもCDはありますが、なぜかこの3つがお気に入りなのです。

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タグ : 鈴木第4巻 バッハ 2つのヴァイオリンのための協奏曲

テーマ : バイオリン - ジャンル : 音楽

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