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駒から出た弓

2009.08.07 00:01  マイ・ヴァイオリン

[駒を見てもらう]

 さて、師匠に「来週出張で一週間居ません。ヴァイオリンもってけないので弾けません。(=再来週のレッスンも多分上手くいきません。)」とお伝えしたのですが、これ、ちょうどいい機会なのでヴァイオリンを調整に出すことにしました。

 実はこの間弦を張り替えてあれこれいじっていたら、駒を倒してしまいました。幸い、駒の両側に布をはさんでいたので表板に傷が付いたりはしなかったのですが、パンと倒れてしまってちょっと驚きです。

 弦にかなりの張力がかかっているので、調弦のたびに少しづつ駒の位置がずれてどうも駒の足が浮きかけていてこれを直さないときれいに音が響かないのです。すこし弦を緩めてゆっくり駒の位置を修正するのですが、ちょっと酔っぱらった勢いで調整しようとするとこのざまです。

 一応元の場所に立て直して、音も大丈夫な様子ですが、せっかく一週間まったくヴァイオリンを触れないので、この機会に工房にあずけてきちんと調整しなおしてもらおう、というわけです。駒が倒れたときのショックで魂柱でもずれていたら大変ですし、ヴァイオリンを買ってから半年、秋の発表会まえにきちんと一度見てもらっておいて損はない、との判断です。

 というわけで、レッスンの帰りそのままいつもお世話になっている弦楽器店に立ち寄ります。

 と、女の方が先にいらしていており、どうやらお話を聞いていると弓を選ばれている最中。結局気になるとおっしゃった2本を借りて帰られました。なんとなく雰囲気からしてヴァイオリンの先生かといったところでしょうか。

 さて、かくかくしかじかで、とお伝えすると、「まあちょっと見てみましょう。で、ダメだったらお預かりして調整に出しましょう。」とのこと。

 まず駒の足をみて、「隙間は大丈夫そうですね。ちょっと浮いているようなら、駒を少しずらすと直りますよ。でもこれ、結構駒の足削っているのでもしネックが下がってきて弦高が足りなくなるともうこれ以上削れないかも。などとおっしゃっています。え~、この駒、こちらで付け替えていただいたんですけど ・・・。まあ、駒、だめになったらまたそのときで。

 しばらく雑談しながら少し駒をいじっていただき、「こんなもんですかね。大丈夫ですよ、ちゃんと立っていますから。」と、緩めた弦を元に戻されます。お店の片隅に共鳴箱に乗せた音叉があり、これをポーンとならして調弦されますが・・・どうもちっと低い感じです。いつも聞いている442Hzではなく、440Hzぐらいの感じ。まあ、どうせ後で調弦しなおすのでいいですけど。

 ということで入院はせずにすみました。やれやれです。一応専門家に見ていただいたので一安心です。

 「ところで・・・そろそろ弓の毛換えをしないといけないのですけど、秋に発表会もあるので・・・でもこの弓、全然安物なんでこの機会にちょっとアップグレードを考えてます。」とお伝えして弓をおみせすると、「やっぱりもうちょっといい弓のほうがいいでしょうね。最初買われたセットの弓とでは大違いですから・・・たとえば最低これくらいのものになると全然違いますよ。」といって見せていただいたのは6万円のブラジル産の弓。

 「これ、ブラジル産ですけどArcosと言ってベルギーのギヨームが指導している工房のもの。量産品のなかでは値段の割りに随分いいですよ。弓の棹につかうペルナンブコの木が減っているのでブラジルも単に木を輸出するのではなく自分のところで弓を作りたいと思っている様で、上手く工房が回っているようです。」

 「最近は良い弓が少なくなってきていて、高級品よりもむしろこういったレベルの弓のほうがずっとよくなってきています。さっきの方が借りて行った弓、250万(!)なんですけど、いいものは本当に減ってきてますね。日本のメーカーのSも昔は良かったのですがいい木が手に入りにくくなって最近は全然ダメですね。むしろ中国の職人が腕を上げてきているので、それはもう、すぐに追いつかれてしまいますよ。何しろ中国のは器用に作っていますから。」等々。

 なーるほど。「そうですか。ちょっと先生(師匠)に相談してみます。いずれにしても発表会までには毛替えはやらないといけないので。ちなみに買い換えるとしてどの程度のものを買ったらいいですかね。」とお尋ねすると、

 「まあ、そのヴァイオリンに合わせて(=比較的安い弓を)買われるのもいいですけど、それだと今度は楽器を変えたときに弓も変えないとだめになってしまいますよね。だからちょっとがんばっていい弓を買っておけば、楽器を買い換えてもそのまま使えますよ。」となかなか商売上手でいらっしゃいます。

 まあ、どうなるかわからないのですが、弓、ちょっと師匠に相談してみようと思っています。
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テーマ : バイオリン - ジャンル : 音楽

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この記事へのコメント

駒って、意外と簡単に倒れちゃうものなんですね。
僕は普段、調弦のあとは必ず確認するようにしてます。

楽器屋さんに行くと、購買意欲を刺激されますよね。
>>日本のメーカーのS
これって、最近社長さんがなくなられた名古屋の弓メーカーですか?
弓選びは、楽器以上に難しそうですねぇ。

che | URL | 2009.08.08 11:31

Re: タイトルなし

cheさん
そうですね。ちょっと足が浮きかけていて、修正しなきゃ、と思って自分でやっていたら倒れてしまいました。
調弦の後は確認した方がよさそうですね。

> >>日本のメーカーのS
> これって、最近社長さんがなくなられた名古屋の弓メーカーですか?
 
 その通りです。Aの方はどうだか聞くのを忘れました。

> 弓選びは、楽器以上に難しそうですねぇ。
 結構大変です。しかし思った以上に弾きごこちと音も変るものですね。
驚きました。

credenza | URL | 2009.08.08 17:04

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