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ヴァイオリンの音は遠い・・・

2009.11.15 23:18  レッスンの周辺

習い始めて11ヶ月。よくここまで続いたものだ、と思う一方で、ヴァイオリンの音そのものは始めた頃と比べても大して進歩していないような気がしています。

 まあ、時々録音していたのを聞き直してみると、さすがにはじめたばかりの頃とはちがってギーギーガーガーとは(あまり)いわなくなりましたけど。

 とはいえ、ヴァイオリンって自分で弾いていると楽器が耳元にある上に、振動が顎などから直接伝わってきますので、意外といい音で鳴っているような気がしますが、録音してみるとなんともまあ、貧弱な音です。正直なところ、弦楽器というよりもむしろピアニカとか笛とかに近い感じがすることすらあります。

 そうは言いながらも11ヶ月もギコギコ練習していると、あるときから少し音が変わったような気がします。それは開放弦の音。

 最初は開放弦だろうと何だろうと同じようにギシギシやヒューという音でしたが、ゆっくり開放弦を弾くとだんだんそれらしい音が出るようになりました。残念ながら、指で弦を押さえ始めると元の音に戻ってしまうので、そのように感じるのは開放弦だけなのですけど。

 とすれば、やはり「開放弦を弾くときのように他の音も弾けるようになれば、多少は音が綺麗になるのではないか」、という仮説が成立します。

 では、開放弦を弾いているときと、指で弦を押さえているときの違いは何か。

開放弦では、
1.弦の振動が指で邪魔されない(当たり前)
2.左手は遊んでいるので右手に集中できる(=右手の形、弓の角度がいい)
3.(左手がないので)精神的に余裕がある(ゆったり弾ける)
4.左手を動かさないので楽器が揺れず体に力がはいらない。

 他にもあるかもしれませんが、パッと思いつくのはこんなところでしょうか。一言で言って、「開放弦の方が他の音を弾くときよりも(弾いている本人も弦も)ずっとリラックスしている。」ということでしょう。

 少なくとも、ヴァイオリンが音を出す構造、弓で弦を振動させる、という部分がなるべくそのまま出来るように、つまり「弓が弦をこするのをなるべく邪魔しない。」ということにつながるのではないかと思うのですが、どうでしょうか。

 弓が弦を振動させる、ところまではいいのですが、問題は振動している弦を弓で止めない、という面。

 これは弓に力を入れて弾くとわかりますね。力を入れすぎると音がつぶれてしまいます。かといって弓を軽く滑らすだけだとかすったような音しか出ません。美しい音を出す鍵の一つはまずこの力加減にありそうです。

 もう一つ。指で押さえた場合と開放弦の違いは、弦の端を押さえているのがナットか指かということ。これもまったく同じ様にすれば少なくと同じような音でなりそうです。たとえば指板にフレットをつけてそこを押さえると、物理的には開放弦とほぼ同じ状態で音が鳴らせるはずです。

 しかしナットが木製で弦を下から支えているのに対し、指で弦を押さえるのは上から指板に押さえつけて長さを調整するので、全く同じとは行きません。でも、必要以上に強く押さえる必要も逆になさそうです。実際、フラジオレットを弾くときには指は弦に軽く触れるだけですが、きちんと弦の長さが短くなって音程が確保されています。

 ある本を読んでいると、ミッシャ・エルマンは「弦を押さえる指の強さは、弓で弦にかける圧力と等しい。」と言っていたそうです。そこまで極端でなくても、指の押さえ方は普通考えているよりもずっと少なくてよい感じがします。

 これ、指板にセンサーでも埋め込んで師匠に弾いてもらって実際に測定してみればわかるかもしれませんが、やってくれないでしょうね(笑)

 でも、以上の簡単な考察からいえることは、いつも師匠に言われているとおり、「出来る限り左手の力を抜いて(弦を押さえつけすぎずに)弾くこと。弓をおしつけるのではなく、摩擦を増やすために腕の重さをかけること。」につきることになります。

 でもこれが難しくって、きれいな音が出ないわけですから、結局は地道に少しづつ練習するしかないのでしょうか。あるいは別にもっと大事な、隠された「コツ」があるのでしょうか。
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テーマ : バイオリン - ジャンル : 音楽

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この記事へのコメント

きれいな音色

きれいな音色、ものすごく憧れます。
じゃ、どうすればいいの?って、私も悩み中です。

一応1つ見つかったキーワードは「脱力」ですが、
それがどういう感じで脱力すればいいのか模索中です。

「ピアニカの音」(笑)
私もいつも、自分の録音を聞いて、
ピアニカみたいだな~~(泣)
と思ってました~。

ありるま | URL | 2009.11.15 23:35 | 編集

Re: きれいな音色

ありるまさん

> きれいな音色、ものすごく憧れます。
> じゃ、どうすればいいの?って、私も悩み中です。

憧れる、というか、とにかく「ヴァイオリンの音」が出したいです・・・
本当にこの楽器、難しいですね。

> 一応1つ見つかったキーワードは「脱力」ですが、
> それがどういう感じで脱力すればいいのか模索中です。

そうそう闇雲に「脱力」してもだめなんですよね。あくまで自然に指が軽く動くようになるといいのかも知れませんが、気がつくとしっかり押さえ込んだりしています。

> 「ピアニカの音」(笑)
> 私もいつも、自分の録音を聞いて、
> ピアニカみたいだな~~(泣)
> と思ってました~。

 いやー、最近の録音を聞いてみてもとてもヴァイオリンとは思えないような音がしているので意気消沈しています。

credenza | URL | 2009.11.16 01:11

大人から始めた私の友人で「ああ、ちゃんとヴァイオリンの音だ」と思う人がいます(私はハーモニカ;)。
ただ彼女は大学オケから始めたので、一応頭も身体も柔らかい十代のうちに手をつけたというのと、それ以来ずっと弾いているのでキャリアは十年を超えているという事で(私よりはずっと若い)。
年季だけの問題なら、十年弾けば体得できるかしらと希望もわきますが。
それ以外の要因が必須となると、なかなか先行き土砂降りの予感です;

色々試行錯誤は必要なんでしょうけどもね……

そういえば、彼女とカルテットやった時、音量もかなりなものでした(隣で耳が痛かったです;)。
この辺は楽器の差なのか、オケ暦なのか、やっぱり技術なのか。

i-hana | URL | 2009.11.17 16:51 | 編集

Re: タイトルなし

i-hanaさん

大学オケからはじめて10年ですか。うーん、そんなに時間的余裕はないです・・・

まあ10年弾くと、毎日1時間弾くとして3650時間ですね。例の「1万時間の法則」からすると、世界的に通用するレベルの1/3くらいですから、まあそんなものでしょうか。

i-hanaさんは現在鈴木の8巻ぐらいでしょうか?それでも「ハーモニカ」とおっしゃるのはご謙遜でしょうけど、私はまだまだピアニカに近いです。

あの、ハーモニカはクロノマチックがありますし、重音もできますけどピアニカはもうどうしようもありません(笑)

> 年季だけの問題なら、十年弾けば体得できるかしらと希望もわきますが。
> それ以外の要因が必須となると、なかなか先行き土砂降りの予感です;

 ほんとそういう気持ちになりますね。

> そういえば、彼女とカルテットやった時、音量もかなりなものでした(隣で耳が痛かったです;)。
> この辺は楽器の差なのか、オケ暦なのか、やっぱり技術なのか。

 音量はどうでしょうか。自分でも「今日はいつもより良く楽器がなっているな」と感じるときはありますが、まだまだ鳴らしきれていないような気がします。

credenza | URL | 2009.11.17 23:16

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