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アクセサリ その3

2009.11.28 00:02  マイ・ヴァイオリン

肩当てを替えたので、これでもう、発表会前に本当にいじるところは無くなった・・・はずだったのですが、最後に残ったのはアジャスターです。(もっとも、ペグとかあご当てとかエンドピースとか他にもあるにはあるのですが、特にエンドピースやペグを替えるとなると工房にしばらくお預けせざるを得ないので、今回はパスです。)

 実は、工房でのやりとりで「ちょっと雑音がするときあるのですけど」と言って、あれこれ調べてもらったのですがそのときはこれと言った原因がわからずそのままでした。(で、魂柱を替えると何とかなるかと思ったわけです。)

 で、「疑わしきは交換する」の鉄則(笑)にしたがってアジャスターを交換してみることにしました。

 最初から楽器についていたのは、L字型のもの。はずしてみるとちゃんとウィットナー製です。Made in Germany.これに弱いのは前にちらりと書いたとおりですが、確かにしっかり作ってありますし、E線の調整もスムーズでガタもありません。

 とはいえ、このアジャスターをつけると構造上どうしてもE線だけ他の弦と長さが違ってしまうこと、また、大きな金属片を弦の先にくっつけているので、共振してもおかしくないこと、などと音が悪くなる原因(らしい)ものをでっち上げるのに事欠きません。
hill.jpg

 そういえば、師匠の楽器についているのはいわゆるヒル型とよばれる、小さなものです。それではこの際、同じものに替えてしまおう!(単純)ということで、今度は昼休みにちょっと職場を抜け出して(いいのか)某超大手楽器店に駆け込みます。

 アジャスターの入っている引き出しを開けてあれこれ物色していると、ありました。探しているヒル型アジャスター。

 でも良く見ると2種類ありまして、なぜか値段が結構違います。一つはウィットナー製。でもう一つはゲッツ(Goetz)製です。小さな部品の癖に後者は結構高いです。(比較の問題ですが)
getz 1

 大きな違いは、ウィットナー製の方が弦の先のループを引っ掛けるところが鎌のようになっているのに対して、ゲッツ製の方はフックが小さく殆どくぼみだけになっているところです。

 えー、師匠のヴァイオリンについているのはこの後者の方です。でも、値段も値段だしウィットナーでもいいかな、とちょっと悩んでいると店員さんから、「あ、ゲッツの方をお探しですか?」と尋ねられました。

 (珍しく)正直に「ちょっとアジャスターを替えて見たいと思うのですが、どちらがいいのでしょう?ループエンドは切れやすいと聞くのですが」と尋ねたら、

「ゲッツほうがオリジナルのヒル型に近いといわれています。こちらの方が弦が切れやすいような気がするのですけど、実は鎌になっているウィットナー型のほうが調弦するたびに弦とアジャスターのあたる位置が変わりやすいのですれて弦が切れやすいということです。逆にゲッツの方ではあまり弦を切ったという話は聞きません。」と教えていただきました。うーん、これはなかなかのセールストークです。

 うーん、価格差は結構ありますがこういわれては仕方ありません。素直に・・・両方買って比べることにしました(笑)。単なるアホです。

 実際につけて見ると、ウィットナーの方が弦がフックにあたる位置がすこし高くなり横から弦を見るとちょっとアンバランスなので、結局弦が低く並びがきれいにみえるゲッツの方を予定通りを使うことにしました。

 ちなみに、何回かとっかえひっかえ交換しましたが、いずれも弦は切れませんでした。(笑)

 ですが、判っていたことですが、L字型アジャスターに比べると音程の調整範囲が狭いです。これは構造上フックの可動範囲が小さいので当たり前ですが、ペグでかなりのところまで調弦しないといけない、ということになります。

 同様に、ねじを回すのにかなり力がいること。これも仕方ありません。ただ、ヴァイオリンを構えて調弦するときにネジがきつくて左手の指で回すのが大変になってしまうと、本末転倒です。
adjuster.jpg

 対応策としては、少しねじにグリスを塗ることです。本当はねじにかなり力がかかっているのでモリブデン・グリスなどがいいのですが、道具箱をかき回しましたが昔使っていたのが見つからないので、カメラ修理につかうヘリコイドグリスにグラファイトを混ぜてうっすら塗りました。あ、グラファイトって鉛筆の芯の粉です(笑)。

 これで、今のところ快調です。

 あ、そうそう。これまでボールエンドの弦を買っていたので、むりやりボールをはずしてループエンドにして使っています。なにせ、ゴールドブラカットならともかく、発表会用にエヴァ・ピラッツィに戻しましたので、無駄にするほど余裕はないのです。

 ところで肝心の音は・・・あんまり変わらないような気がします(笑)
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タグ : アクセサリ アジャスター ヒル ウィットナー ゲッツ

テーマ : バイオリン - ジャンル : 音楽

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この記事へのコメント

>>素直に・・・両方買って比べることにしました(笑)。
う~ん、素晴らしい!
ベストの選択ですね。

どのアジャスターがいいのかって、難しい選択ですよね。
ストラドにL字型のをつけてる人もいるし。
アジャスターを換えて音の違いがわかったら、本当に凄い耳か、凄い妄想の持ち主だと思いますよ(笑)

che | URL | 2009.11.28 10:31

Re: タイトルなし

cheさん
> >>素直に・・・両方買って比べることにしました(笑)。
> う~ん、素晴らしい!
> ベストの選択ですね。

つくりは殆ど同じなのに値段は5倍近く違うのが不思議です。
いろいろ悩んで、もう一度買いに行くことを考えると一気に買ってしまった方が気が楽です(笑)

> どのアジャスターがいいのかって、難しい選択ですよね。
> ストラドにL字型のをつけてる人もいるし。
> アジャスターを換えて音の違いがわかったら、本当に凄い耳か、凄い妄想の持ち主だと思いますよ(笑)

いや、本当に区別つきません。まあL字型だとなんとなく響きに影響がでそうだ、という感じはあるのですが・・・

ところで明日、発表会ですね。がんばってください!大成功をお祈りします。

credenza | URL | 2009.11.28 19:12

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| | 2009.11.29 23:18

Re: タイトルなし

鍵コメさん

こちらこそ、突然お邪魔して失礼しました。
そしてお疲れ様でした。
あとで遊びに行きますね!

credenza | URL | 2009.11.29 23:34

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